- ベストアンサー
小学校での効率的な時間割作成は?(要は特別教室の配当)
こんにちは、小学校の教務主任5年目になります。 新学期には教務が固定時間割を作り、それを学級担任に配付します。固定時間割というのは特別教室(体育館、理科室など)を各学級に対して、「月曜日の3校時は4年1組が音楽室を使用」などの内容を表形式にして提示したものです。(分かってもらえるかな?) 例えば、体育でしたら、各学年とも週当たり3時間ですから、それぞれの学級に対して、校庭使用と体育館使用で、全体的なバランスを見て*曜日*時間目と指定して、計3時間を割り当てることになります。 昨年度まではコマに余裕があったので、石山卓さん製作の「時間割作成支援ソフト(Window3.1)」を使用し、お茶の子さいさいで組めましたが、今年度から算数専任のTTが4年以上の学級に入ることになりました。このTTの先生も1人しかいないので、特別教室に準じた扱いで配当していきましたが、今まで通りいきませんでした。固定の枠が急増した(4年以上の各学級に週4時間TTが入る)ので、全体を見て均等に割り振るっていうのが非常に困難となりました。かといって、連日の理科とか、1時間目からの体育や音楽とかにする訳にいきませんから、困るんですよね。今年度の固定時間割を組むのに、試行錯誤が続き、12時間近くもかかってしまいました…。 検索すると、「時恵」「師楽」などの時間割ソフトもあるにはあるようですが、6万円も8万円もするソフトを、この時期だけのために買ってもらえそうにありません、「一太郎」や「エクセル」を買うだけでも手続きが大変なのに。もちろん個人で買うにも高すぎます。それにこれらのソフトを使ったとしても、音楽・図工・体育など実技教科を1時間目に入れないなどの条件を徐々に付けていくと、かなり厳しいんではないかなと思うのです。 教務の皆さん、この点に関してどうやっていらっしゃいますか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1.時間割を組む際に与えられる制約を列挙します。 「各クラス、週3時間体育の授業があり、2時間は外で1時間は体育館」 「体育は1時間目は避ける」 「音楽は1時間目は避ける」 2.絶対に満たされるべき制約Aと、できれば満たしたい制約Bとに分け、優先順位の高い順に並べます。 A「各クラス、週3時間体育の授業があり、2時間は外で1時間は体育館」 B1「体育は1時間目は避ける」 B2「音楽は1時間目は避ける」 3.Aのみを考慮した時間割は組めるかと思います。 それに加えて、Bに含まれる制約をどこまで満たせるかを「見極めます」 例)B1はできそうだけど、B2まではむずかしいかも。 例えば体育に関して、体育館が使える時間数≧授業時間数であれば組めるかと思います。 すなわち、もともと組めない時間割をいくら組もうと頑張っても無駄なので、組める時間割があるかないかをまず判断します。 4.組める場合には頑張って組みます。思考錯誤でもいいですし、プログラムが得意な先生がおられれば頼んでみるのも手です。プログラム自体は、多少面倒かもしれませんが、それほど難しくはないかと思います。 5.組めない場合は制約を緩めた上で、ステップ4を頑張ります。 例)B1の制約を緩めて 「半分のクラスは1時間目に体育があっても良い」 にするなど。 頑張って下さい。
その他の回答 (2)
- gen-kun
- ベストアンサー率35% (42/119)
私も教務を担当していたことがありますが、 正直いいまして、もう回らないですよね。大変でした。 でも、どう組んでも文句はでます。ですから、そこは割り切って組むと良いと思います。 1時間目から体育や音楽は駄目でしょうか。私は別に気にせず組みました。それはそれなりにできるものですよ。逆に1時間目体育なんて、効率いいですよ。子どもたちは朝来たら着替えて置くことができますから。すぐ授業は入れますし、朝礼後、外でレクの日にできました。 音楽は担任から喜ばれましたよ。専科なので、準備に余裕がでると。朝礼後すぐに音楽室に直行。そこで簡単な朝の会をしました。高学年の場合は朝のうちに音楽室前に道具をもっていかせました。 苦しいのですから、それはそれで組んではどうでしょう。 ポイントは ○TTがひとり というところですよね。これはしょうがないので、優先で組みます。 そのあとに特別教室、特に2時間連続ものから埋めていきます。図工などは連続が続くとかたづけが間に合わない場合があるので、そこは注意します。 家庭科・理科・図工ですね。 あとは1時間もの、音楽・情報・習字・体育を入れていきました。 高学年はできるだけ、2時間ものを午後をいれます。図工ですね。あとは1時間ものでも、午後の5時間目等のパンハなところにつっこみます。体育も入れます。 午後は低学年が無理ですし、中学年は6時間目がない場合が多く、組みにくいです。夏など午後はだけるので、算数なんてやってられませんから、専門教科を多くあててました。 ただ、理科は午後は集中力がきれ危ないので、高学年は3.4時間目に。午後は中学年にあてました。 1.2時間目も使っていきますが、できるだけ1時間ものに使いました。1ないし2だけという感じです。1.2でもいいのですが、さすがに1.2時間目両方とも担任が顔を見ていないのも…ということで、片方だけにしますが゜高学年であれば問題ないでしょう。高学年で1.2時間目があく場合は、ここでTTを入れます。 さすがらに最近は教育テレビの時間で教科を組むことはないでしょうから楽ですよね。ビデオもありますし。 私は支援ソフトは使いません。それはなぜかというと、まったく学校の事情を知らないからです。音楽や理科の専科の先生が、タフな先生で連続もどんとこい、という先生かそうでないのか、地域によって、朝1の体育は気候的に無理、教室までの距離、新任の先生など、学校の細かい事情をわかってもらえないからです。 私はエクセルで作った表をプリントアウトして、教務時間割を一枚、各クラスごとの時間割表をクラス数ならべて、書き込みながらうめていきます。そうすると、「この日はこのクラスは専科が多いかな」等、すぐわかります。 手作業で2時間程度ですよ。いつも。18クラスありますが。 やはり授業は人間のやることですから、手作業のほうがいい場合もありますね。 がんばってください。
お礼
もう回答はないかなと思っていたこの時期に、gen-kunさんより非常に具体的なアドバイスいただきましてありがとうございました。まず何を優先にするか考え、学校全体の固定時間割を見るマクロの目とそれぞれの学級の時間割を見るミクロの目が必要ですよね。 私が石山卓さん製作の「時間割作成支援ソフト(Window3.1)」を使用したときも、やはり各学級の時間割を見ながら、同じ日に実技教科が多くならないように特別教室配当を考えました。全体のものと各学級の時間割を画面を切り替えて交互に見るのが結構大変で時間がかかってしまいました。なるほど、gen-kunさんのように初めから手作業と割り切ってやった方が即座に複数学級の時間割を眺められますね!
- ala10987
- ベストアンサー率0% (0/1)
イデアのAI時間割というソフトがあります。 これの無料体験版を使ってみてはいかがですか? 「時恵」は中学校専用のイメージがありますし、「師楽」評判も今ひとつです。 特別教室の絡む教科と、TTが絡む教科だけを体験版で組んでしまえば、あとは何とかなると思います。 役に立つと言うことになれば、予算も付くかもしれませんよ。
- 参考URL:
- www.ideas.co.jp
お礼
ala10987さん、ご回答ありがとうございます。私がネット検索したときも「時恵」「師楽」「イデアのAI時間割」がヒットしました。「イデアのAI時間割」の無料体験版では変更できない点が多いようですが、ある時期には制約無しの体験版を提供しているようですね。ありがとうございました!
お礼
sunasearchさん、ご回答ありがとうございました。突然TTが決まり、固定時間割の作成が難しくなりました。どう組んでいっていいか分からず、年度初めの忙しさの中で闇雲に組んでいたところがあり、sunasearchさんのおっしゃるように「組める時間割を組む」ということを中心に策を練っていきたいと思います。