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映像の世紀 世界は地獄を見た
映像の世紀 世界は地獄を見た の映像内容で質問です。 この中で第二次大戦中、パリが解放され、 ドイツ軍が投降、ドイツ軍と関係のあった 女性達のリンチ画像が流れますが、あの画像は当時、その後、問題にはならなかったのでしょうか？ 丸坊主もひどいが大の大人達がか弱い一人の女性を小突き回して拳銃を突きつけてニヤける画像は反吐がでます。ムッソリーニの死体逆さづりもひどいが これがフランス人、敗北者に対するラテンスタンダードですか？ひどい弱いものイジメにしか見えないのです。 その後彼女達にフォローがあったのか、なかったのか、 また実行者に対する糾弾はなかったのかそれを知りたいです。
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たしかあの女性はあのあと射殺されたはずですが。。 ソース不明。 対独協力者に対する扱いは各国のきなみ酷いモノです。フランスは779名を処刑、他に裁判抜きの処刑数が最大で１０万人と言われています（自称レジスタンスがわらわらと沸いてきて人民法廷を作ってガンガン処刑）。戦争直後で気が立っている上、混乱期なので、起きてしまう悲劇なのでしょう。 フランスは戦後、ドゴールが、レジスタンスと対独協力者が戦後二派に分かれていがみ合うより、戦後の復興を目指して両者の和解を最優先するという政策（更に言えば、戦勝国の立場に立とうという戦略）がありましたので、うやむやになったのではないかと思われます。
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ロバート・キャパの作品でもありましたね。この写真ではドイツ兵との間に生まれた子供を抱いている丸坊主の女性が写っています。 フランス人に限ったことではなく、われわれ全ての人間の性質そのものではないでしょうか。 つまり、戦争という特殊な状況に置かれた人間性の崩壊をあらわしているものだと思います。イラクでもアメリカ人が殺されて、黒こげになった遺体を吊すという悲惨な事件が起きました。イラク人が特別野蛮な人達ではありません。アメリカ兵による捕虜虐待の映像もご記憶に新しいと思います。 パリの映像では戦争に勝利した側の者が、いままで自分達がされていたことと同じ事を繰り返してしまうという人間の業を如実に物語っている映像でしょう。 その光景をみて酷い事だと思えるのは、現在平和な社会に属し、それにより平穏な理性を保つことができているからでしょう。 http://icp.org/chim/bio/1capar.html http://www1.ocn.ne.jp/~rakutei/chartres.html
お礼
ありがとうございます。 戦争の狂気がそうさせた、とはおっしゃいますが。私はそうは思いません。 私は日本人と比べてフランス人達がおかしいと思いました。日本人は敗戦後でも理性を持ち続けました。 フランス人は日本の天皇のことをどう思っているのでしょうか？彼らの思考なら人間宣言をした時点で斬首でさかさ吊りですかね。 暴力教師に対する卒業リンチと同レベル。 立場が逆になった途端必要以上の復讐をして、それを不問にしてしまう。 フランス程の民度を誇ってもこの様では 日本が手を引いた後ものこのこベトナムに出て来る神経も納得できます。 戦闘中、片足が無くなったことを病床で知ってすぐに戦えないことを悔しがった爆撃機パイロットのハンスルーデルや冷戦中のソ連で二次大戦後10年間抑留されても生きて還ってきてNATO空軍の幕僚になったエースパイロットのエーリッヒハルトマンとはエライ理性を保つ根性が違いますね。 フランスがドイツとのガチンコの戦争で負けるのもよくわかりました。 最近ではわざわざ太平洋で核実験やってましたね。 フランス人に対する認識がちょっと深まり そんな人達ということがわかりました。 ありがとうございました。
- m770
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直接の回答ではありませんが、クロード・ルルーシュ監督の「愛と哀しみのボレロ」に同様の女性が出てきます。 この映画では後日自殺したことになっています。
お礼
毎回すばやい解答ありがとうございます。 殺されましたか…。 あの状況だとそうなることも予測できましたが。 日本だと同じことがおこるのか、と考えると どうしても考えられません。 日本人なら絶対許してしまうと思うのです。 敗者をさらに辱めるのはかっこ悪い。 統治していたドイツの将兵なら気持ちはわかりますが 泣いてる女性をカメラの前でいじめるというのは悪趣味以外なにものでもありません。 記録が残っているので、事実として残り続けるのが救いといえば救いです。 これが彼らの本性の一部でしょうね。 ありがとうございました。