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胎生の爬虫類
当サイトで、胎生の爬虫類が存在すると知りましたが、検索をかけて辿り着いたサイトも、胎生と卵胎生をきちんと区別しているかどうか明確でありません。どなたか、胎生(卵胎生でなく)爬虫類の種名をご存知ありませんか?
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現生の爬虫類では,種名が○○マブヤと名付けられているマブヤ属のトカゲは有胎盤の爬虫類ではなかったかと思いますが… 胎生というと哺乳類のみの特徴と思いがちですが,多くの動物で胎盤化という共通の進化がありました。ですから胎生とは哺乳類だけの特別な方法というわけではありません。 無脊椎動物であるホヤも胎盤といわないかもしれませんが栄養を摂取し成長する胎生種がおりますし,サメなどは胎盤を持った胎生種がいます。爬虫類でも出産の最中の化石が発見された魚竜の胎生は一躍有名になりましたね。
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- suiran2
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suiranです。 胎盤について,母性胎盤や脱落膜に言及されていらっしゃいますが,生物の世界でヒトの胎盤が普通というわけではありません。様々な胎盤があります。 発生学的に胎盤は,漿膜と卵黄嚢からなる卵黄嚢胎盤と漿膜と尿嚢からなる漿尿膜胎盤があります。また,胎児が作る胎児性胎盤と母体が作る母性胎盤があります。さらに,出産の際に脱落膜のある真胎盤と脱落膜のない半胎盤があります。これらの組み合わせです。 ヒトはご存じのように,漿尿膜胎盤・胎児性胎盤と母性胎盤・真胎盤です。しかし,ウマやウシ等は,サバナで出産後すぐに母ウマ等が走り出しますが,漿尿膜胎盤・胎児性胎盤と母性胎盤・半胎盤だからです。 また,食虫類のように卵黄嚢胎盤と漿尿膜胎盤を共に持つものもいますし,有袋類は卵黄嚢胎盤です。獣医・畜産の方がおられたら詳しいのにと思いますが… ご質問の現世の胎生の爬虫類(胎生トカゲ・ヘビ)も卵黄嚢胎盤のものと漿尿膜胎盤の両方がいます。胎生のサメは卵黄嚢胎盤です。また,これらは母性胎盤は発達せず半胎盤です。 胎盤の多様化の原因は,胎盤は系統的に進化したのではなく,並行的に進化したと考える方もいるようです。硬骨魚のとんでもない胎盤(鰓胎盤???)があったように記憶していますが,それから考えると私はその考えに賛成です。 生命系の方と思いますので詳しくは説明しませんが,後はご自分で… また,現世爬虫類の定義は,羊膜類の外温性のものという定義ではなかったかなと思います。
お礼
詳しいコメントをありがとうございます。いろいろあるんですね。自分で調べようとはしたのですが、質問の部分に記したように、胎生と卵胎生を混同しているページが多く、自分では判断できませんでした。
- Jaldabaoth
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ヨロイトカゲ科のトロピクスヨロイトカゲ、ジョーンズヨロイトカゲ スキンク科のオマキトカゲ アカオパイプヘビ 等が、胎生の爬虫類らしいです。 ただスキンク科のトカゲは地域によって胎生や卵胎生タイプが生息しているらしく、一概には言えないようです。 日本では北の寒い地方に棲むヤモリやトカゲに胎生種がいるらしいのですが、種名までは判りませんでした。
お礼
ヘビ亜目にもいるんですか。カメ、ワニはどうなんでしょうね。 スキンク科には、卵生、卵胎生、胎生があることになりますね。この科が分岐した時点で、3っつの遺伝子群を持っていたんでしょうか?それとも、分岐後に一部が獲得したんでしょうか。興味は尽きませんね。
- oizo
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No1です。 マムシは卵胎生でした。 失礼しました。
お礼
回答ありがとうございました。
- oizo
- ベストアンサー率31% (81/261)
こんばんは。 マムシが胎生だったと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございました。 胎盤の構造(どこまでが母由来でどこからが胚由来かなど)が、サメ、マブヤ属のトカゲ、哺乳類で同じなんでしょうか。系統的には別々に発生してきた器官ですよね。不思議です。