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「数にこだわる英文法」の概念が分かりません
「I have pen.」では何故ダメなんでしょうか? 「a」があるとないとではどれくらいの違いがでるのでしょうか? また、それは日本語でいうところの何に値するんですかね? 普通名詞の他にも固有名詞や物質名詞があって、不規則に変化するものとかあったり、もう訳わかんないです(涙)。 誰か概念だけでもわかりやすく教えてくれませんかぁ~? ちなみに英語の先生は「確かに英語は数にこだわる文法だよね…ま、そういうもんだと思って丸暗記しちゃえば?」なんて言うんですが(苦笑)。
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英語の先生!逃げちゃダメです! そんなことだから、fukudasaoさんが英語嫌いになるかもしれないじゃないですか! 単数、複数=冠詞の使い方は、英語を理解する上でとても大切なところだと思います。ismaelさんがおっしゃるとおり一度きちんとした本を読んでみることをお奨めします。 私の大雑把な理解では 不定冠詞 (a)⇒何でもいいので(一つの)物の形をはっきりイメージしろ! 定冠詞 (the)⇒これまでの話ででてきた(または誰でも知ってる「あの」)物の形をはっきりイメージしろ! 複数形 ⇒複数の物の形をイメージしろ! 無冠詞 ⇒物の形をイメージするな! と言うことです。形をイメージするかどうか単語の形で決まるので、ある意味日本語よりも、表現がシンプルになるときもあれば、かえって面倒くさく感じるかもしれません。 a boy:誰でもいいから、勝手に誰か一人の少年を頭に思い描いてください。これからその少年についての話をします。 the boy:これまで話題になった「あの少年(=具体的に名前、姿が決まる)」についての話です。 boys:誰でもいいから、数人の少年を頭に思い描いてください。これからその少年についての話をします。 =冠詞がついた文、複数形の文を見たら、実際の光景を思い浮かべるようにしましょう! boy:「少年」という概念についてお話します。 =冠詞がないものは、一般論や理屈っぽい話として考えておきましょう。(複数形で一般論を言うこともできますが、そのときはやはり「少年の姿」をイメージするべきです) I have pen. かなり苦しいですが、penをみたことがない人に、「私はpenというものを持っている。」"This is the pen. ・・・"「これがそのpenというもので・・・」と続けるなら使えなくもないですね。 I have a pen. 私も知ってる、あなたも知っているpen、そのpenのうち何でもいいけど「1本」持っているということです。 単数/複数の変化は複雑なものも多いですし、単に形を覚えていても意味を考えないと使えません。 fishは、 魚の形をはっきりイメージして、1匹、2匹・・・と行くならa fish/fishesですが、 魚料理になって、魚の形がなくなってしまったらfish(不可算:数を数えない名詞=形をイメージしようがない)になります。 魚をいろいろ釣り上げて、アジ、タイ、ヒラメ・・・と種類を問題にするならa kind/kinds of fishと「種類」の方に冠詞をつけてfishには冠詞をつけません。(図鑑にのってる魚というもののうちxx種類、その種類のほうをイメージしてね!という意味です。) 英語はまだ痕跡が残る程度ですが、本来冠詞は、日本語の「てにをは」に相当する機能を持っているので主語になるとき、目的語になるとき、修飾語になるときで形が変わるのがヨーロッパ言語の基本です。 日本語でも「てにをは」を抜いて、「私、ペン持ってます。」と言っても理解はできますが、よい文章とは言えないですね。私「は」に相当するのが、I/my/me/mineの選択であり、ペン「を」に相当するのが、冠詞の選択と思えば、英語がことさら複雑とも思えないですね。(ドイツ語では「てにをは」に相当する冠詞の選択は4種類ありそれぞれ名詞の性(男性/女性/中性)によって違いますから大分複雑ですね。) 例外もあるし、考えて使ったつもりでも実際のところネイティブに直されることが多いのです。(日本語でいえば「てにをは」の微妙な言い回しに通じるところがあると思いませんか?) aとtheの違いや代名詞の使い方を、なんとなく「ひとつの」とか「それ」「あれ」でなく、大げさに冠詞のイメージをつけながら、簡単な物語文を読んでみると、いかに冠詞があると光景が浮かぶかよくわかってくると思います。 余談:The governmentと言った時、アメリカ英語では述語動詞は単数形ですが、イギリス英語では複数形なんです。 アメリカでは The government is ・・・と使い、「行政機関としての政府というシステム」と考えるのでしょう。 イギリスでは The government are ・・・「人々や組織が集まってできている政府」と考えるのでしょう。 単数形/複数形は、こんなところにも痕跡を残すものなのでしょう。
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- ismael
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詳しくは『日本人の英語』岩波新書を読んでください。簡単に説明すると日本語と英語では、単語の機能が異なるということです。 この本で紹介されている例を紹介。 手紙の中に次の一節があった。 Last night, I ate a chicken in the backyard. これを直訳すると 昨夜、鶏を一匹(捕まえて、そのまま)裏庭で(食べてしまっ)た。 多分、この文が言いたかったのは単に、裏庭のバーベキューパーティーでチキンを食べた(I ate chicken)ということにすぎないだろう。 しかし、Last night, I ate a chicken in the backyard. という文章は、文法的に間違いはない。 あるいは、 ネイティブにとっては「名詞にaを付ける」ではなく「aに名詞を付ける」が自然な発想である。 つまり chicken とa chickenは、「別の単語である」。 それは日本語でいうところの何に値するんですかね?→日本語には存在しません(だから理解しにくい)。 英語の先生は「確かに英語は数にこだわる文法だよね…ま、そういうもんだと思って丸暗記しちゃえば?」→先生、逃げないで下さい。と言いたいですね。 英語に限らず、ヨーロッパ系の言葉は、「概念や関係を明確化しなければ正しい言葉ではない」という考えです。
お礼
う~ん…やはり日本語には無い概念だから理解できないですねぇ。 僕はどうしても「I have pen」でええやんけ!と思ってしまいます。 こういうことが積み重なって英語嫌いになっていってるような(苦笑 ご回答ありがとうございました。
- chocolatfrase
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まず、「a」がつくと日本語に対する「1つ」に対応します。 「I heve a pen」だと「私はペンを一本持ってます」に値しますね。そして、「a」がないと、文法的には間違ってます(つまり、受験英語)。口語英語では「a」なんてほとんど発音しません(聞こえないといったほうが正しい)。 固有名詞に関してはそれがただひとつしかないものをさします。たとえば、「日本」とか。これは複数形にはなりません(ただひとつしかないから)。 物質名詞に関して、これは「酸素」とか「塩」とかそのまんま物質をさします。このとき、複数形にはなりません(塩を日本語で数えるとき塩の一粒一粒かぞえますか?数えませんよね)。 不規則変化の例をあげて見ましょう。生活をあらわす「life」これは複数形になると「lives」になりますね。これは覚えるしかありません(動詞の過去形同様ある程度の規則はある)。 あと、私はお勧めの参考書として、数研出版から出てる「チャート式基礎からの新総合英語」をおすすめします。これは文法の辞書みたいなものです(中学生でも安心)。いまいったことがかかれてるので、見てください。
お礼
>口語英語では「a」なんてほとんど発音しません(聞こえないといったほうが正しい)。 確かにそうですよね! 洋楽とか聴いてても「a」や「the」なんて省略してますよねぇ~ じゃ、やっぱ無しでいいじゃないですか♪ ご回答ありがとうございました。
お礼
詳しく説明頂き感謝致します。 ユニークかつ分かりやすくてとてもよく理解できました(^^)/ もし、TonyBさんがこの手の英語本を書いてくれてたなら、 僕買って読むのになぁ~