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元巨人のクロマティ選手の応援歌の元ネタ
元巨人のクロマティ選手が打席に入ると応援団が 歌っていた 「楽をしてもクロー、クロー 苦労してもクロー、クロー お前が打たなきゃ 明日は雨 クロマティー」 って原曲はなんでしたか? 教えてください。
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Cromartieの応援歌はオリジナル曲であり、原曲はありません。 プロ野球に選手別応援歌が広まり始めた頃(1980年代前半)は、ほとんどの球団で替え歌応援歌が多用されていました。作曲の手間がかからないこと、観客へメロディーを浸透させるのが容易だったことが理由でしょう。この替え歌系応援歌が特に多かったのが中日で、平野の「狼少年ケン」や谷沢の「帰ってきたウルトラマン」、田尾の「鉄腕アトム」などが有名なところです。 これに対し読売は当初からオリジナル曲で選手別応援歌を準備しました。しかも作曲をプロのジャズトランペッターである渡辺正典氏に依頼したため、当時の読売の応援歌には珠玉と呼ぶべき素晴らしいメロディーが揃ったのです。以下に記したURLは渡辺氏のページですが、PROFILE欄に「巨人軍応援に参加し80曲以上の応援歌を作曲してきた」とはっきり記されています。 http://www.tokyogate.com/gotenabe/ Cromartieの応援歌もそんな渡辺作品の一つです。歌詞にこそ「おちゃらけ」が入っていていかにも替え歌風ですが、曲自体は替え歌でも何でもなく全くのオリジナルです。一度聞いたら忘れられない、当時を代表する名曲と言えましょう。 日本音楽著作権協会(JASRAC, http://www.jasrac.or.jp/)の「作品データベース検索」で、作品名欄に「クロマティ」と入力し、一致種別は「前方一致」か「部分一致」を指定して検索するとデータを見ることができます。作詞が高田義雄氏、作曲が前出の渡辺正典氏になっています。
お礼
回答ありがとうございます。 原曲だったとはびっくりしました。ずっと頭にあったもやもやがとれました。感謝です。