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マスコミに自己批判を求めるには

昔から問題になっていることがあります。 新聞勧誘の問題。 特定プロ野球球団への集中。 高校野球の問題。 改善どころか「公」にならないとしか思えません。 新聞で、問題点を載せた後、「マスコミは「マゾコミ」」というコラムがありました。 福岡の地震のときでも神戸の話と首都直下型地震の話ばかりです。 「お上」批判を連呼しますが、そもそも「お上」の定義って何でしょう? 批判を「公」にしてマスコミ業の体質改善を求める方法はないでしょうか?ネットも低所得者や技術のないひとには無力と思いますし、そういう人はマスコミ報道中心に考えているように思えます。

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noname#11721
noname#11721
回答No.2

 やり方は3つ、今提言されています。 1 今のメディアの独占的、寡占市場を破壊する →記者クラブなどは即刻解散 2 より健全な情報を作るために報道倫理を監視する   第三者機関の形成 3 メディアリテラシーを教育体制に導入する  1は、最も重要かつ構造的な問題です。そもそも寡占的であるがゆえに、情報が恣意的になりがちです。そもそも記者クラブという体制じたいが、メディアにそもそも健全な情報を流す意志などないことをすでに露呈していると思います。この意味で長野の田中知事がやったことはいたって健全です。  寡占市場を破壊することで、様々なアクターがメディア産業に介入できるようになるでしょう。ここではホリエモンがいっていることは一応健全です。インターネットニュースが普及し、多チャンネル化すれば、情報の供給源が増加し、より多面的かつ公正な情報収集ができるようになるということです。新聞もいうまでもなくこの寡占市場にこびりついています。 このあたりは、宮台真司・神保哲生『漂流するメディア政治』などが優れています。  2はおもにイギリスなどでさかんだと聞いています(ちょっと曖昧なので自信はありません)。今は日本でも確か少しずつこれに近い体制を作る試みがなされているはずですが…ここらはあのオウムで報道被害にあった何とかさんあたりが関与していた記憶があります。いずれにしても、BBCなどは自分自身にメスを入れるような番組などを作るという点で、いたってメディアは在る程度健全に機能しているといえるでしょう。  3はカナダなどで本格化しているメディアがだめなら…国民に情報読み解く能力、すなわちメディア・リテラシーを身につけさせようという、おもに教育体制のなかで注目され始めているものです。実際に、子供たちに報道する側に立ってもらう実践的課題をすることで、報道することがかならずしも唯一の真実ではなく、そこにはその人からの主観的観点が導入されているんだ、ということを認知させます。そういう報道の実態を知ることで、将来的に世論の側に情報を見分け、正しく判断する力を養おうとするものです。  ただ個人的には、3がファンクションするには、1がファンクションしない限り、あまり意味がないと思っています。2はいうまでもなく必要ですが、どちらかといえば積極的なものではないので、1がかぎりなく大きいと思います。  フジテレビの反対は、ライブドアのやり方への批判とか、にっぽん放送に共感してということだとか、ラジオ放送を破壊する汚さとか…というより、こういう寡占的独擅場を脅かされているからこそ、というのが大きいと思います。

azuki-daizu
質問者

お礼

ありがとうございました。 1ですが、電話料金も払わせているとか。 2ですがBPOへの意見を見ていると、第三者機関の役割になってほしいというような意見もありますね。 3ですがリテラシーが身に付いてない人が多すぎて危険におもいます。

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  • Chuck_GOO
  • ベストアンサー率64% (1018/1586)
回答No.1

「マスコミに自浄機能を!」という趣旨のご質問かと思います。 自浄機能を持つには、 1)少なくとも経営トップ or 株主等のステイクホルダーが、 各マスメディア存続/拡大に当たって、その必要性を認識していることが必須かと思われます。 そして、 2)その認識に基づいて、制度面/マインド面の双方から、自浄機能の仕組をビルトインしておく必要があるかと思います。 さらには 3)そしてそれをうまく運営していく必要があると思います。 今のところ、少なからぬメディアが、2)を形式的に実施しているだけ、というレベルに留まっているかもしれません。 1) 3) やらずとも何とか成る/やることによって面倒が生じる、といったレベルではないでしょうか。。。 しかしこの状況は、少しずつ変わってきつつあると思います。 勉強や思慮の足りないメディア人の記事や発言に対する批判は、以前より確実に高まっていると思われます。 これは批判するに足る材料と手段(ネット)が拡がってきているからと思われます。 特にazuki-daizuさんも仰るように、ひとが絡む問題、特にひとの意識が絡む問題ですから、 何らかの強力な手段をもちいない限り一朝一夕には変わりませんし、一朝一夕に変えることがよいことでもありません。。。 もう少し今の状況を見ながら/後押ししながら、必要に応じて声をあげていくことを継続していくしかないのではないでしょうか? もしくは今回のフジ/ニッポン放送の一件のような、ガバナンスをめぐる問題が起こると、ここの見直し/変化としては大きなキッカケが生じると思います。

azuki-daizu
質問者

お礼

ありtがとうございました。 1ですが、読売の社長はこれはないと思います。 2/3を本気でやるような状況には見えず、世論無視で逆行しているように思えます。