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1970年代の高校生活が書かれた本を教えて下さい。
私は今春高校を卒業したばかりの女子です。 最近、一昔前の高校生活や若者(高校生)文化がどんな風だったのか興味があるので、一昔前の高校生活が書かれた小説やエッセイなどを探しています。特に自分の親世代が高校生だった1970年代の高校生活に興味があります。 まあ、その頃も宿題や校則があって恋も友情もあって…という点は今と同じだと思いますが、制服の着方とか流行のファッションや遊びとかは違うと思うので、そういう違いに興味があるのです。図書館に探しに行きましたが見つからず、そもそも探し方もよくわかりませんでした。 60年代や80年代でも構わないので、知っている方はどうか教えて下さい。 (作品名、作者名、いつ頃の高校生活が書かれているか明記して下さい)
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群ようこさんの「都立桃耳高校」シリーズをおすすめします。 1970年代の都立高校を舞台にした小説ですが、軽いタッチでとても読みやすいです。 神様おねがい!篇と放課後ハードロック篇があり、どちらも面白いですよ。 神様おねがい!篇のURLを貼っておきます。
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- yomyom2001
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やわらかい作品からマジメな作品までご紹介します。 最初は超軟派な作品です。でもホントは奥が深いんですけどね! 「桃尻娘」(橋本治) シリーズで6冊ぐらいありますが、一作目が一番面白いかな? 作者は東大紛争の時に、現役東大生で駒場祭のポスターを書いて一躍有名になった人です。 今はいろいろと本を書いていますが、元々は超個性的なイラストレーターです。(ややピーコさん系です) 映画にもなりましたが、パート1とパート2は成人指定でした。でも今時の高校生ならゲラゲラ笑いながら読めると思います。 設定は確か60年代から70年代の都立高校が舞台で女子校生が主人公です。 次の作品は 「69 sixty nine 」(村上龍) これは去年、妻夫木君主演で映画になった作品の原作です。タイトルのとおり、1969年が舞台になっています。 これも結構笑いながら読めると思います。 最後に 「赤頭巾ちゃん気をつけて」(庄司薫) これは芥川賞受賞作です。 東大の安田講堂事件で東大入試が中止になった時(1969年)の設定で書かれています。 東大入試が中止になったために、目標を失った日比谷高校三年生(薫くん)が主人公の作品です。
お礼
「桃尻娘」は映画が成人指定だったんですか。私ついていけるかな…?でも小説なら文字だけだし、面白そうなので読んでみようと思います。「赤頭巾ちゃん気をつけて」は、かわいい題名なのに結構深刻そうな話ですね。確かに当時東大を受けられなかった受験生はいたんだし、気の毒です。三作も紹介して下さりありがとうございました。
- johnnyblues
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松村雄策さんの「苺畑の午前五時」がおすすめ。 東京の60年代半ばから69年くらいまでのロック少年の姿が描かれています。著者の自伝的作品です。確か筑摩書房だったと思います。 No.5さんの挙げておられる「69」もすごくいいですよ。ちなみに同じ村上龍の「限りなく透明に近いブルー」は70年代(高校生じゃないけど)が舞台です。
お礼
60年代ってロックが流行ってたようですね。機会があれば読んでみようと思います。ありがとうございました。
- cyaboe
- ベストアンサー率32% (550/1698)
ミステリーですが、「アルキメデスは手を汚さない」に始まる小峰元さんのシリーズはいかがでしょうか。 まさに70年代だと思います。
お礼
どんなストーリーなのかよくわからないけど、なんだか怖そうな話(さっきから私はそればっかりだ。他に何か感想ないのかよ?)ですね。暗い気分でないときに読んでみようと思います。ありがとうございました
- sophia35
- ベストアンサー率54% (637/1163)
こんにちは。 先ずはご卒業、おめでとうございます。 1960年代後半の作品ならば、小池真理子の「無伴奏」が、あの時代の退廃的な若者文化を知るには良いのでは無いでしょうか。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408748212X/qid=1112092491/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-4204841-5405123 1970年代オススメは、栗本薫の「ぼくらの時代」 女性の方だから、ちょっと男くさく感じちゃうかもしれませんが、ミステリーとしても面白く、あの頃の若者の「無感動・無関心・事なかれ主義」(苦笑)の、イマドキ若者文化に彩られた作品だと思います。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061361775/qid=1112093010/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-4204841-5405123 同じくミステリーですが、柴田よしきの「少女達がいた街」 1990年代と1970年代の両方の風俗を背景に、描かれた作品です。質問者さんにも馴染み深い事柄との対比が解り易いので、興味深いのではないでしょうか。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048730320/qid=1112093401/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-4204841-5405123 今、思いつく限りではこんな感じでしょうか。 ご参考になれば幸いです。
お礼
>先ずはご卒業、おめでとうございます。 ありがとうございます。 「無伴奏」 「退廃的な若者文化」って学園紛争とか学生運動(よく知らないけど)のことでしょうか?「退廃的」とは言ってもパワーがなければできないような「文化」ですね。恋愛関係の話のようですが、今流行りの純愛モノとは毛色が違うようなので面白そうですが緊張します…。 「ぼくらの時代」 「無感動・無関心・事なかれ主義」は今の若者にも共通すると思います。特に三番目(笑)60年代はある意味元気がよかったようですが、70年代はその反動で無気力になってしまったのでしょうか?あくまで事情をよく知らない小娘の想像ですけど。 「少女達がいた街」 今と昔を比べながら読めそうな小説ですね。でもなんだか怖そうな話…。読もうとは思いますが。 三作も紹介して下さりありがとうございました。
- hidasarubobo
- ベストアンサー率18% (2/11)
村上龍さんの『69(シックスティーンナイン)』 1969年の九州佐世保の高校を舞台にした、村上龍さんの自伝的小説です。映画化もされました。 男子中心の話ですが、とにかく笑えます。 あと、その時代の若者がもつパワーにも 圧倒されます。 今の若者とは比べ物にならないんだろうな^^;
お礼
「69」は複数の方が推薦されていますね。実は原作も読んだことがなければ映画も観たことがありません。映画の宣伝はちょっと見ましたが、確かに今の若者とは比べ物にならなそうです。ありがとうございました。
- herb-garden
- ベストアンサー率13% (12/90)
高橋三千綱の『九月の空』をお勧めします。 80年代の剣道高校生の青春ものです。 ある人の書評をURL貼ります。
お礼
書評読みました。なんかシリアスそうな話ですが、そうでもないのかもしれないとも思いました。今度読んでみます。ありがとうございました。
- kanachan38
- ベストアンサー率11% (4/35)
「ノルウェイの森」。ただ、大半は大学生活の話になってしまいますが、少しだけ高校生だった頃の話が出てきます。ビリヤードをやったエピソードとか。
お礼
村上春樹の作品ですね。タイトルは聞いたことあるけど大学生活の話だとは思ってもいませんでした。ビリヤードをやる高校生って今では珍しい…。少なくとも私の周りにはいなかったと思います。ありがとうございました。
- livewire
- ベストアンサー率37% (13/35)
1965年頃の男の子の物語ですが、芦原すなおの「青春デンデケデケデケ」。 映画にもなりました。
お礼
読みやすそうな話ですね。田舎の高校生が楽器演奏に目覚めてコンサートをやるという点では「スウィングガールズ」に似てますね。まあ、時代も違うし、主人公の性別も違うし、雰囲気やあらすじは異なっているのでしょうけど。ありがとうございました。
- kensaku
- ベストアンサー率22% (2112/9525)
全寮制、という特殊な学校がモデルになっている小説があります。ネットで読めますので、どうぞ。 実は私の母校なんだな、これが。
お礼
全寮制ですか?!自分が入ったら大変そうですけど見るだけなら面白そうです。今度読んでみます。ありがとうございました。
お礼
「都立桃耳高校」は学校の図書室で見かけました。あいにく読まずに卒業してしまいましたが、近所の図書館で探してみようと思います。読んで笑えることを期待します。ありがとうございました。