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社会派推理小説で30代男性が好きそうな本探してます。

彼氏(30代)に、社会派の推理小説で面白いのはないか、と聞かれています。 松本清張氏と森村誠一氏が好きで、昔ほとんど読んだんだけども、最近の本で面白いのないか、とのこと。 イメージとしては、刑事さんが地味に捜査をし(華々しい探偵は登場しない)、事件を解決するもの、で かなり現実的でリアリティあるものがいいです。長編の方がよくて、 あと、ハードカバーは重いので文庫がいいそうです。 でも、「あっと驚くトリック」が読みたいとも言ってました、が、 ここで言うトリックとは、例えば密室と思ってたらエレベーターになってました、とか そういう類のものでもなく、「叙述トリック」でもないと思います。 説明が難しいのですが、緻密な捜査の末明らかになる衝撃の事実、みたいな・・・ で、全てのことが白黒つかないと気が済まないようです。 とりあえず宮部みゆき氏「火車」、高村薫氏「マークスの山」、貫井徳郎氏「慟哭」(は気に入るかどうか微妙ですが・・)を今貸しています。 ちなみに「火の粉」を貸したところ「いまいち」らしく、「「13階段」は面白かった」と言っていました。 いろいろ書いてすみませんが、他にお薦めあれば教えて下さい。よろしくお願いします。

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  • hiro-2005
  • ベストアンサー率29% (205/705)
回答No.4

私のイチオシは小杉健治です。 地味なことこのうえないのですが、今は無きに等しいバリバリの社会派かつ、心にしみる作品が多いです。 たとえば 関東大震災時の朝鮮人虐殺の過去と現在の事件を錯綜させた「死者の威嚇」 銀行オンライン事故に隠された冤罪と国家の罪をあばく「影の核心」 また、箒木蓬生もいいと思います。 医師なので、医学界や学界の陰謀ものなど、淡々とした語り口がリアリティを持っています。 「賞の棺」 「臓器農場」 など。 いずれも古い作品ですが、現代にあってもいろあせていません。文庫になっています。

zareko86
質問者

お礼

小杉健治さんは全く知らなかったんですが、著作リストなんか調べてみるとすごく彼氏好みな感じがします。「死者の威嚇」、とりあえず薦めてみます。はまりそうな気がする・・・なんか楽しみです。もちろん私も読みます。 帚木蓬生さんも名前しか知らなかったんですが、お医者さんなんですね。リアルそう。本紹介をみると「臓器農場」なんか、すごく良さそうです。(タイトルみたとき「うわー」って思いましたが、グロくはなさそう)こちらもリストにいれてみます。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • Chioring
  • ベストアンサー率50% (256/505)
回答No.8

推理小説と言えるかちょっと謎ですが、 刑事が地味に捜査し、事件を解決する社会派小説かなと思えるお勧めは、 姉小路祐氏の『刑事長シリーズ(講談社文庫)』です。 シリーズで4冊出ています。 講談社のそれぞれの紹介ページを貼っておきますね。 『刑事長』 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2630702 『刑事長 四の告発』 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2633779 『刑事長 越権捜査』 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2636670 『刑事長 殉職』 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2638207 少し前の作品ですので、古本屋さんなどでも手に入るかと思われますので、是非お試しください。

zareko86
質問者

お礼

アマゾン紹介に「骨太の警察小説」とありました。いかにも彼氏の好きそうな地味系みたいで、いい感じです。でも確かに、古本でないと入手難しそうな感じですね。探してみます。 初めて聞く作家さんですが、「密室」ってアンソロジーにも書かれているようなんで、まずはその辺から購入して文体とか確認してみようと思います。 ありがとうございました。

zareko86
質問者

補足

そろそろ締め切りますが、 皆さんのご意見、とても参考になりました。 私も読書家のつもりでしたがまだまだ知らない本はたくさんありますね。 本当にありがとうございました。

  • fatty
  • ベストアンサー率32% (24/74)
回答No.7

社会派とも推理ともいえない小説だと思うのですが矢作俊彦の『ロング・グッドバイ」を今読んでいます。もちろんチャンドラーへのオマージュをこめての作品ですがいいですよ、ほんとに。 日本の推理小説とは会話のテンポがちょっとずれています。それを面白いと見るかは読者次第。 今年かな、去年かな『このミス』でも上位に入っていたと思います。

zareko86
質問者

お礼

矢作俊彦さんって「ららら科学の子」の人ですよね。この本のタイトルだけですごい気になるーと思ってました。ハードボイルドを得意とされているみたいですね。「ロング・グッドバイ」はシリーズ3作目みたいで、1作目は文庫であるみたいなんで、本屋で探してみます。文体に癖がありそうな気がするんで(そうでもないですか?)、一度ざっと読んでみてから・・・と思ってます。どうもありがとうございました。 ちなみにこのミス2005に入っていました。

  • huyou_77
  • ベストアンサー率22% (308/1368)
回答No.6

 太田忠司さんはいかがでしょうか?「僕の殺人」「昨日の殺人」「美奈の殺人」の殺人三部作が、おもしろかったです。その他にも、「阿南シリーズ」や「藤森涼子」シリーズも、お求めの作品に近いと思います。  以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/tadashi-ohta/
zareko86
質問者

お礼

HPみました。初めて知る作家さんだったのですが、面白そうですね。 「僕の殺人」シリーズは話の内容調べてもあまりわからず、違う本(「さよならの殺人」「月読」)が気になってしまった私でした。特に「月読」面白そうですが、文庫じゃない・・・ そういえば家に「血文字パズル」ってアンソロジーがあって太田氏の作品も収録されてるようなので、それを読んでどんな作風か確かめてみます。 どうもありがとうございました。

noname#173609
noname#173609
回答No.5

こんにちは。 彼氏は恐らく私と趣味が似ている方と思われます。 私もどうも「火の粉」は駄目でした。 「13階段」もあんまりでしたけど。 最近では、同じ雫井脩介さんの「犯人に告ぐ」が面白かったですね。 あとは横山秀夫さんの一連の警察物は面白いですね。 トリックというかあっと驚くというと、「第三の時効」あたりから始められては?

zareko86
質問者

お礼

「犯人に告ぐ」、まさにこの本の話題から今回の話が出てきたんですよね。「「犯人に告ぐ」って面白い?」と聞かれたので「まだ読んでないけど評判いいみたい、ハードカバーやけど」と答えたところ「文庫がいいけどそれっぽいのんない?」ってことで、こんな話になったんですよー。 彼氏も「犯人に告ぐ」の話の内容がすごく気になってたみたいで、だから「火の粉」を貸したんですが「いまいち」と。でも「火の粉」が駄目な人でもこっちは面白いんですね。文庫を気長に待ってみます。 横山秀夫さんって「半落ち」の、ですよね。私もこの作家は彼氏絶対好きだろうと思いますが、文庫があまりなくて・・・。「第三の時効」面白そうですよね。ハードカバーなんで文庫待ちます。あ、でも「動機」って本は文庫なんですね。短編集ですけど薦めてみます。 ハードカバーゆえちょっと難しいんですが、実はまさに図星なご回答なんですよね・・・ごめんなさい。どうもありがとうございました。

  • hiromixx
  • ベストアンサー率40% (598/1474)
回答No.3

こんにちは。 大沢在昌氏の「新宿鮫」はいかがでしょうか。 「新宿鮫」と恐れられる刑事が地道に捜査を行う…というもの。 シリーズは結構出ていますが、一番好評なのは一番最初の作品のようです。 大沢氏の作品は、他にも面白いものがありますよ。 彼氏が気に入ってくれる本が見つかるといいですね。

参考URL:
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=28307883
zareko86
質問者

お礼

「新宿鮫」、そうか!ありましたねー だいぶ前に私は読みました。主人公がやたらヒーローでかっこよくて現実離れしたイメージが残ってたんですけど、そうでもないみたいですね。警察内部のキャリアだのノンキャリアだのの対立とかもしっかり書き込まれてそう。はまってくれればシリーズものだし良さそうです。って、私が先にはまりそうだ・・。他の大沢氏の作品もチェックしてみます。 どうもありがとうございました。

  • tomo-pooh
  • ベストアンサー率29% (5/17)
回答No.2

首藤瓜於氏の「脳男」(講談社文庫)はいかがですか?平成12年(第46回)江戸川乱歩賞受賞作です。 他には,真保裕一氏「連鎖」「取引」「震源」「奪取」などもお勧めです。その作風から“小役人シリーズ”などと言われていますが,小気味よくて私は好きです。

zareko86
質問者

お礼

「脳男」私持ってます!(積んでいてまだ読んでないですが)タイトルからして奇抜な話をイメージしていたんですが、 そうでもなさそうですね。試しにまず自分が読んでみます。 あと真保裕一さん、ずっと気になってたんですよね。アマゾンの紹介でみて「小役人シリーズ」って・・とちょっと笑ってしまいました。「奪取」以外は公務員が主役なんですよね。リアルそう・・・ で、「奪取」は偽札づくりの話みたいで、これがすごく面白そうだったので、まず私が読んでみます。どうもありがとうございました。

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.1

日本の物でなくてもよければ、 パトリシア・コーンウェルの『検屍官』シリーズはどうでしょうか? 主人公のケイは女性検屍医で、職場や私生活で様々な問題を抱えながらも、科学的捜査によって難事件を解決します。

zareko86
質問者

お礼

これって有名でたくさん出ているシリーズですよね。 私が翻訳ものが苦手であまり読まないものでわからなかったんですけど、 検屍官の科学的捜査、女性としてのリアリティ・・思っているものと近いかも。薦めてみますー。 どうもありがとうございました。

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