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全の部首が知りたい
漢字の「全」の部首で疑問に思ったことがあります。 ある漢字の辞書では「入」もう一つの辞書では 「やね」もう一つの辞書では「にんべん」だと 言います。 どれが全の部首なんでしょう??部首っていくつも あるみたいですが、例えば「男」という漢字は 「田」と「力」ですが基本はどっちなんでしょう?? 男の意味は田で力を出して働くだとか・・・全く意味が解りません。本当にややこしいのですがどうか教えてください。 今漢字検定の試験を受けたいのでこのような勉強を してます。
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以前、漢字検定を受験した事のある者です。 部首については、辞書によって名称や属する部首が異なる事があります。それは辞書の編集者の意図によるものです。 漢字検定を実施している日本漢字能力検定協会では、部首については「康煕字典」をよりどころとして決めています。 康煕字典による「全」の部首は入(いる)です。 また、「男」の部首は田(た)となります。 私も部首の学習では頭を悩ませました。私の場合は協会が発行している「漢字必携」という本で部首を学習しました。(10年位前の書籍なので現在同じ名称かどうかはわかりません)部首については例外的な分類があったり、漢字そのものが部首だったりと、法則性に乏しいので一つ一つ確実に覚えていくのが賢明ではないかと思います。 あとは、問題集でより多くの部首の問題を解いていくのも効果的です。 ご参考までに。
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わたしの持っている3冊の漢和辞典では、いずれも「人(人偏を含む)」の部です。他の部にしている辞書もあるのですか。だいたいこの部立ては過去の古い漢和辞典(康煕字典だったかな?)に倣ったものです。したがって同じになることが多いのですが。 漢和辞典には「解字」(この字がどういうふうに成立したかを説明する)というものがあり、それによると字の上半分は「人」ではなく、集めるという意味の「へ」の字の形、下半分は「王=玉」であり、完全なものを表すという説明がされています。漢字研究家として有名な白川静氏は「象形文字」として、佩玉を表すと説いています。 一方「男」は「田」の部に属し、田と力を合わせた「会意」文字で、田で力を出して働く男を表すことになります。 漢字について調べたい時は、ちょっと大きな図書館に行けば「諸橋徹次著の大漢和辞典」がありますから、見てください。
お礼
部首と言うのはややこしいですねえ・・・・ ちょっと説明が私の頭ではわからないので 一つ一つ漢字検定用の辞書を買って勉強していきます。 大きな図書館は時間に余裕があれば行きたいと思います。
MSIMEですと 全 はうえのカサの部分 ひとがしら(やね) 男は 田 の部分で た(たへん) のようですね。
お礼
ありがとうございました。
- tyuuta
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主に漢字の辞典で用いられる漢字の分類方法を「部首法」といい、この分類方法においてある漢字が所属するグループのことを「部首」といいます。紀元100年ころに作られた『説文解字』という辞典では、ある漢字を構成する要素のうち、意味的に一番重要な役割を果たしている要素に従って漢字を540の部に分類しました。これが部首法の始まりで、「部首」とは、もともと、この540の部の最初(首)に置かれた漢字のことを指していました。以後、この分類方法はさまざまな改善が加えられながら発展し、現在、日本の漢和辞典では『康熙字典』に基づいた約220の部首によって漢字を分類するのが一般的です。ただし、漢字の検索に便利なように、漢和辞典によって独自の部首を立てていたり、ある漢字を伝統的な部首とは違う部首に分類したりすることもあり、部首は必ずしも一定していないのが現状です。 とあるように辞典にもよって部首の分類は違うときもあるということらしいですね。 「男」は 田が部首だとありますがもしかしたら辞書によっても違うのかもしれません。
お礼
私の辞書は『康熙字典』に基づいてなかった のですかねー、漢字検定用辞書があったので それを買おうと思います。
お礼
やはり部首は漢検受験者には苦しいですね(涙) 部首は辞書次第でかわってしまうものだなんて 驚きました。 一つ一つ覚えて行くのが合格の一歩なら そうします。 >問題集でより多くの部首の問題を解いていくのも効果的です。 そうか、先輩が言うならそうします(笑)