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テスターのOFFは何のため?
たとえばアナログテスターを使用した後、ダイヤルをOFFにしておくように聞きます。 OFFにしておかないとどうなるのでしょうか? 電池が消耗するからと思っていたのですが、違うのでしょうか。 当たり前についているのであまり考えたことがありません。 検索しても記述が見つかりませんでした。 ご存知の方がいましたら教えてください。
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OFFがあるテスターと無いテスターがあることに お気づきでしょうか? まず、電池は関係ありません。 というのは、電池を使用するのは抵抗測定だけなので 電圧/電流レンジにしておけば電池は減らないのです また、通常はもっとも高い電圧(それも交流)レンジ にしておけば、レンジセットを忘れて測定しても 内部を壊すことはありません。 では、何故offがあるかといいますと、 電気ブレーキを掛けるためです。 テスターのメーターは感度が高いのに 物理的大きさは大きめです。 このため、輸送などで振動が加わると 針が大きく振れて、寿命を縮めてしまいます。 そこで、メーターの両端をショートするレンジを 作ってあるのです。 このレンジでは、メーターが振れて、電気を起こすと その電気を取り出すことで 電気ブレーキと同じ状態を作り出します。 つまり、針の揺れを少なくすることができるのです。 同様の理由で、普通の電気部品店で売られている 高感度メーターは端子をショートして おいてあります。
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- myeyesonly
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こんにちは。 確か、「OFF」のスイッチでは、電流計をショートする構造になっていたと思います。 一般的なメーター式のテスターでは電池を消費するのは、抵抗測定モードだけですが、他のチャンネルでは、電流計は開放されており、測定時だけ、閉回路になります。 電流計は、強い磁石の間に可動式のコイルがある為、モーターと原理的には同じ構造になります。 なので、電流計の両方の端子をショートすると電磁ブレーキがかかり、針の機械的な振動を抑える事ができます。 スイッチをOFFと他の測定チャンネルで、それぞれ、テスターを振ってみて針の揺れを比べてみてください。
お礼
ありがとうございます。 電磁ブレーキですか、なるほど!という感じです。 単にOFFと書いてあるだけで盲目的にその位置にあわせていました。 意味を知ると面白い物ですね。 今度テスターを振ってみます。
お礼
ありがとうございました。 確かにOFFのあるものと無い物があったと思います。 書かれているとおり、電圧のレンジにしておくことを聞いたことがあります。 そのためだったのですね。 大変勉強になりました。