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整形外科で治療中の胸部出口症候群と肘部尺骨神経管症候群について
- 整形外科で治療中の胸部出口症候群と肘部尺骨神経管症候群についてまとめました。胸部出口症候群は胸廓筋症候群とも呼ばれ、手や腕に痛みやしびれを引き起こす病気です。肘部尺骨神経管症候群は両腕の肘部で神経が圧迫されることで起こる症状です。
- 胸部出口症候群の治療では、点滴や投薬治療、電気治療などが行われますが、症状の回復には時間がかかることもあります。肘部尺骨神経管症候群の治療法は特になく、湿布を貼ることが勧められています。
- しかし、現在の治療法では腕や手の痛みが改善されず、不安を感じている状況です。インターネットで情報収集しましたが、手術の可能性もあるのか気になっています。同じ病気の経験のある方や専門家の方からのアドバイスを求めています。
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過労状態があったようですね。二つの点について考えを書いてみます。 一つ目は「肘部管症候群」についてですが、この状態は事務仕事のしすぎで起こるとは考えにくいと思われます。もし本当に小指と薬指がのばした際に互いにくっつかない状態なら尺骨神経の麻痺がはじまっている可能性があり、こうした場合の‘肘部管症候群’では「ガングリオン」という一種の良性のできものが肘部管で神経を圧迫しているなどのことを考える必要があります。ただ、相当経験豊富な整形外科医にみていただいているようですのでこうした見落としはおそらくないでしょう。もし、担当の先生が指がくっつかない現象をご存じないのなら、あなたの方からこのことをお話しておく必要があるでしょう。 二つ目は、労災保険の対象になるかどうかですが、「肘部管症候群」の病名では認められない可能性があるかもしれません。前置きですが、「頸肩腕症候群」という病名を使われる医師がかなりいますが、私自身はこの病名は内容が不明瞭であまり使わない方が良いと思っています。以前、‘キーパンチャー病’という病名で事務職の労災が認められていたことを記憶しております。キーパンチャー病はほぼ事務仕事が過重であったり不適切な労務内容であったためにおきた頸肩腕症候群と考えても良いでしょう。このことをふまえて覚えておいて頂きたいのですが、労災保険が適応されるには明らかな過重労働があり、その結果として頸肩腕症候群などの病状がおきたと主治医がみとめていることの二つの条件が必要になります。 さて、今後の復職についてですが、よりストレスが少なく、人間関係も良好な職場でしたら是非元気をだしてやってみて頂きたいと思います。ただ、復職してしばらくは毎日自分自身の体調を仕事が終わったあとや翌日の朝にチェックして無理のない範囲でお勤めになることをお勧めします。
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- inakanoisya
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幾つかの問題点があるようです。「仕事が原因で・・・」と書いていらっしゃいますがどのようなことをしたのでしょうか。胸郭出口症候群は個人の体の特徴(なで肩が強いなど)に加え、何か肩より高い位置で手を使い続けたり、重いものを持ち運ぶ動作を繰り返したりといったきっかけがあって起こることが多いのです。 二つ目の病院で肘部管症候群(尺骨神経の不全麻痺)と診断されたようですが、しかも両側ということですが、その根拠は何なんでしょうか。肘部管症候群では主に手の小指側のシビレや痛みに加え、症状が進みますと、手のひらを開いてすべての指をとなり同士くっつけてピンとのばそうとしても小指と薬指が伸びきらず、しかも互いにくっつかない状態の運動麻痺を生じます。‘肘の小指側(内側)を椅子などの硬いところにぶつけた時にビリッとして数十秒から1分程度手の小指などが伸ばしにくくなった’経験がある人が多いはずなのですが(あなたが経験したかどうかは?)、ここが肘部管です。肘部管症候群なら、この付近を押したり軽くたたいたりして今現在感じている手のシビレの部分に電気の走るような感じがかなりはっきりとおこる部位が見つかるはずです。ひどい感覚の障害や運動の麻痺(力が入らない)などが生じれば手術が必要ですが、重労働をしている方でもないのに両側同時にこの病気がおこる確率は低いと思われます。 そこで胸郭出口症候群として考えて良いのかどうかということが問題になります。胸郭出口症候群には幾つかの異なった状態がありますが多くの場合背もたれと肘かけのついて椅子に深く腰掛けて、両肘をしっかり肘掛けにのせて肩が少し持ち上がるほどに肩の力が抜ける状態(姿勢)にすると、20~30秒ほどで肩から手指の症状が改善する場合がよく見られます(逆に楽にならなければ胸郭出口症候群の可能性がかなり低くなります)。 胸郭出口症候群以外で頭に入れておかなければならない病気としては頸椎の椎間板ヘルニアや上腕骨外側上顆炎(テニス肘)などの病気があります。 間違いなく胸郭出口症候群であれば、第一肋骨切除術などの治療法がありますが、この病気になられた方がたの中でこうした手術が必要となる確率はかなり低いと思われます。 耳鳴りや不眠が今の主たる病状と関連するのかどうかも含め、診断そのものをもう少ししっかりする必要があるようです。もちろん胸郭出口症候群では手術以前にも様々な治療(装具がうまくいく場合もありますし星状神経節ブロックといった注射をすることもあります)がありますので心配しないで下さい。そして何よりもこの病気では日常生活動作の注意が大切です。 お近くでわかりやすく納得できる説明が得られる医療機関を見つけて確実な診断をしていただいてから、やはり納得できる治療の手順を教えてもらって下さい。 早くよくなると良いですね。
補足
ご丁寧にご回答していただき有難うございました。 詳しい内容を補足致します。 私は2年間ほど銀行の事務センターで勤務しパソコン入力や照合、書類整理などの処理事務を行っています。 先月上旬、他の部署への異動命令を受け 今までとは違う業務となりました。 その内容は、昼休み50分間を除く9時から5時まで ほとんど離席することなく書類内容を確認、整理、パソコン入力、書類への押印、ナンバリングを繰り返す激務で しかも引き継いだ仕事を1人でマスターし、元の部署に 戻って人に説明できるように熟知しなければならない、と 指示されました。ところが、仕事の量は増えるばかりで 仕事内容を確認、ノート整理する時間もないので度々上司に助けを求めましたが聞いてもらえず、私は精神的にも体力的にも限界でした。病気の原因はこの5日間の激務だと思います。私はなで肩ではなく事務仕事もトータル8年ほどしていますがこんなことになったのは初めてです。 二人の先生に診てもらった、と書きましたが一人目は近所の開業医さんで某大学の非常勤講師もされている方です。 もう1人は同じ某大学の付属病院で外来を兼任されている 大学院教授です。偶然、両先生同士お知り合いだったので話は早かったのですが、お二人の見解は相違があるような気がします。初診の際に首のレントゲンとMRIを撮ってもらって両方の先生に診てもらいました。 これに関してはお2人とも「異常なし」とのことです。 肘部管症候群が両方、と書きましたがこれは先生がはっきり両方、とおっしゃったのではなく、検査の後、左の方が炎症がきついとおっしゃったのと、私自身両腕に痛みを感じるので両方だと思ったのですが・・。 inakanoishaさんが教えて下さった通りに指をひっつけて伸ばしてみました。薬指と小指はピンと伸びましたが、互いにくっつきませんでした。 今後の治療は開業医さんで続けるつもりですが、しばらく様子をみます。会社は現在病欠中です。このまま辞めたいのですが労災の申請を考えているので・・。inakanoishaさんは私が回復後も同じような事務仕事に復帰しても大丈夫だと思われますか?アドバイスをお願いします。
お礼
有難うございました。労災ももらえなさそうだし、一生懸命仕事したのにどうして?と言いたいです。今の悔しい気持ちをバネに、これからはお医者様のような困っている人の力になれるような仕事に就けるように頑張ります。