この問題は、大昔から言われていたもののようです。ですが、誰も、民事訴訟には訴えないのですから、問題がうやむやのままにされています。
大物の役者にでもなれば、ちょいと画面に映っただけでも、多額の出演料をせしめているのに、一般人は、たとえ盗撮されたとしても、なんら対価が得られないのが実情である。テレビ局側としては、不満なら提訴してくださいという意気込みでいるのである。
社会的弱者は、法律の保護も受けれらない、無法地帯に置かれているのが、現状である。
テレビが、良く社会的弱者の保護を訴えるようなパフォーマンス的番組を放送しますが、あれは、そうすることによって、衆愚を欺き、賛同を得られる事を期待しての芝居であります。人気取りの一言に尽きます。彼らに、社会的弱者に対する理解など期待しても無駄です。気付いているのか気付いていないのかまでは解りませんが、極悪人の仏心というところであろう。
テレビのタレントモドキの弁護士をよく番組で拝見しますが、彼らは、テレビが悪である事を承知で、その悪者にくっついていれば、自分の生活が安定するからこそ、テレビに媚を売っているのである。
だが、視聴者が、テレビ局を相手取って、勝手に撮影したことに対する、対価及び謝罪を要求して、訴訟を起こすとなれば、彼らの同類である弁護士の法的知識にすがらざるを得ないのですが、恐らく、仮に貴方の代理人になってくれる弁護士がいたとしても、テレビ業界は、その弁護士以上の知識を有する弁護団を組織して、貴方の要求をはねつけるでしょう。刑事事件にはならない、民事訴訟にも勝訴できるという確信があるからこそ、テレビ局というのは、道義的責任には気付かぬ振りをして、横暴を繰り返すのである。
「法律に触れないことなら、何でもやる」、それがテレビ局の放送姿勢である。道義的には、明らかに間違っていることがわかっていながらである・・・。
テレビ局の、トップで胡坐をかいている人々は、官僚と同じ穴の狢なのであるから、いかんともしがたい。
テレビは、戦後時間をかけて、衆愚政治を醸成してきたのであり、最近になって、ようやく効果が現れ、二極分化という言葉が聞かれるようになった。
この犯罪天国日本の現状を、打開する根本的方法は、仕事もしない警察官を増やすことではなく、民事訴訟を、もっと手軽に提起することができるようにして、費用負担の少ない民事訴訟の実現を図ることであるとおもわれる。
お礼
大変参考になりました。 >「法律に触れないことなら、何でもやる」、それがテレビ局の放送姿勢である。 怖いですね。でもそんな気がします。 やはりマスコミの権力は絶大ですね。 放送には絶対写らないようにします。