こんにちは。
>扇風機みたいな形~のは知らないんですが、ハロゲンヒーターとは、熱源にハロゲンランプを使っているヒーターをいいます。
普通の電球もかなり熱くなりますよね。あれは電球の中にあるフィラメントという針金に電気を流して1000度以上の温度にして光らせているからです。
だから、光と一緒に沢山の熱も出るわけです。それは赤外線として放射されるので、電球の光って温かいですよね。近くだと熱いです。
さて、光を強くしようとして沢山の電流を流すと、フィラメントが熱で蒸発して切れてしまいます。電球が切れたとき、少し黒ずんでいることがありますよね。あれは蒸発したフィラメントの金属(タングステンという金属です)がガラスの内側に付着したものです。
この時、ガラスの中にヨウ素などの物質を入れておくと、蒸発したタングステンがヨウ素と結びつき、それがフィラメントの熱で分解してフィラメントにもう一度付着するという作用をし、高温でもフィラメントが切れにくくなります。
このヨウ素という物質は、化学ではハロゲン属という所に分類される物質なので、こういう仕掛けにした電球をハロゲンランプといいます。
さて、ガラスに入れて光にしないで、赤外線を吸収する耐熱性のセラミックスの中に同じ仕掛けを入れると、セラミックスがフィラメントから出る大量の赤外線を吸収し、数百度の温度の熱源として使う事ができます。
これをハロゲンヒーターとかセラミックヒーターといいます。セラミックヒーターという場合はセラミックの中にただ電熱線を入れただけのもあるので、ハロゲンヒーターという事が多いと思います。
このハロゲンヒーターを熱源にして、扇風機と組み合わせた物を仰っているのではないかと推測するのですが???
もちろん電気代はかなりかかるでしょう。
一般に暖房用熱源として使う場合は、電気を使うとかなり割高になります。