“体が硬い”のメカニズムを申し上げます。
出きるだけわかりやすく説明しますが不明の点は御容赦下さい。
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体の筋肉はすべて神経で脳と繋がっています。
そして,この神経の指令で筋肉が伸びたり縮んだりします。
基本的には筋組織に対して神経が1:1で繋がっているのが本来です
しかし,あまり筋肉を使わなかったり,使う必要のない部分はこの神経系の数が減っていきます。
たとえば,10本の筋肉を動かすのに,10本の神経系から信号を出していたけど,あまり使わなくなってしまったので,10本の筋肉を3本の神経系で司る・・という状態になります。
この時,たとえば,ある状態で本来伸ばさなくてはいけない筋肉を神経が行き届いていない為他の筋肉への指令に合わせて縮んでしまう・・ということが起こります。これが体が硬い・・という状態です。
具体的にいうと
前屈時に腿の裏側が痛くなります。
これは本来,ここの筋肉を“伸ばす”状態にしなければいけないのに,その神経系が退化した為,他の筋肉へ行く“縮める“信号に筋肉が従ってしまうためです。
体が柔らかい・・というのは,これらの神経系の指令が非常に多く存在し,自在に筋肉の収縮ができる状態の事を言います。
(骨が硬いのではなく,筋肉が言う事を聞かない・・と言う状態です)
さて,この硬い状態から柔らかい状態にするには・・
年齢はそれほどかんけいありません。
先ほどの脳の神経系統は刺激を与える続けると,神経系が復活します。
つまり,制御系が増える事になります。
これは,口では簡単ですが,実際には反復の積み重ねです。
繰り返し繰り返し,信号を与える事によって必ず,神経は復活します。
(これは,リハビリににています)
血行の良い,風呂上りなどを狙って神経を刺激しましょう・・
多少の痛みを伴う程度でストレッチを行うと効果があります
(やりすぎは禁物です。強さより回数ですので・・)
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 やはり毎日のストレッチが大切なのですね。 サボらないように頑張ります。