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台風の目
台風の風を背中に受けて、左手を水平に上げて(45度)指先の 方角に台風の目がありますと、中学時代に聞きましたが、事実でしょうか。 先生方教えて下さい。
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台風の風は、反時計回りの渦巻きを描いて、目の中に吸い 込まれるように吹いています。 もし、台風の風が反時計回りの同心円状に吹いていると 仮定すると、台風の目は背に風を受けて左手0度の方向に なりますね(図を書いて考えてみてください)。 次に、渦を作らずに直線的に目に吸い込まれると仮定する と、左手90度の方向になります。 台風は、上の2つの仮定の中間的なものですから、左手 0度~90度の間に目があると言えそうです。実際には 台風はかなりいびつな形になったりしますから、正確に 何度とは言えないと思いますが、「左手45度」は おおよその目安にはなりそうです。 もちろん、風向きが山や建物の影響で変わってしまって いる時には使えません。
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- puni2
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jun1038さんの回答に補足します。 これは「ボイス・バロットの法則」といって,まだ気象学が発達していなかった頃に,ヨーロッパの船乗りたちが経験的に発見したものだそうです。 風と等圧線のなす角は,おおむねjun1038さんの回答のとおりです。言いかえると,海上では風を背にしておよそ左70度の方向,陸上では左60~50度の方向に低気圧の中心があるということになります。 ただ,実際には地形の影響もありますし,また等圧線の形もきれいな円形ではありませんので(台風はかなりきれいな円ですが),おおまかな目安といったほうがよいでしょう。 さらに,台風のように渦が強い場合はこの角度がかなり小さくなり,事実上mttさんの回答(左90度)に近くなることがあります。
- jun1038
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こんにちは。 基本的にはredbeanさんの方が正しいです。 地上付近を吹く風には、地表面との摩擦力が働いて、風は等圧線と交差する方向に吹きます。もし、はるかな上空だったら、摩擦力は無くなって、風は等圧線と平行に吹きますので、mttさんの言うとおり、風を背中に受けて、左側真横が中心方向になります。でも普通は、私たちは一般の地面に生活しているわけで、redbeanさんのほうが妥当だ、ということになります。 ただ、redbeanさんの言うとおり、45度というのはだいたいの目安でしょう。昔読んだ本では、平坦な地表面の場合、摩擦力の少ない海上では正面に対して20度くらい、木や建物などがあり摩擦力の大きい陸上では30度くらいだったような気がしますが・・・。今度調べておきます。この部分だけあやふやなので、自信は「なし」ということで。ほかの部分では、自信「あり」です。 実際には、いろいろな条件でその角度は変わるので、やはり45度というのはだいたいの目安で、左ななめ前、くらいの意味でしょう。 蛇足ですが、南半球では逆方向(右ななめ前)になります。 では。
お礼
詳しく説明頂き有難うございました。 今後の参考に致します。
- mtt
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45度の意味がちょっと解らないのですけど円と接線の関係だから90度です。 台風の風を背中に受けて左手をそのまま真横に上げた指先の方向です。
お礼
大変よくわかりました。有難うございました。