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胃ろうのデメリットとは?
私の父はまだ60歳ですが、数年前から重い病をわずらっております。 そして今年に入り肺炎になり、一時は非常に危険な状態だったのですが、何とか乗り越えれました。 しかし、安心したのもつかの間、医者から”胃ろう”の手術をすすめられて動揺しております。 そもそも”胃ろう”という言葉を昨日初めて知りました。 インターネットで胃ろうについて調べてみました。 するとデメリットについて少し書いてありました。 それは、1)声が失われる 2)逆流して、肺炎になる恐れもある。 でしたが、拾い読みでしたから、私の勘違いの可能性もあります。 父とは離れて暮らしており、担当医の方から詳しい話を直接伺う事も出来なくて不安です。 どなたか上記のデメリットについてご存知な方で対処法などがありましたら教えて下さい。 宜しくお願い致します!
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再度お邪魔します。kirakira777です。 わたしは医師ではありませんので、 病状等のご相談には乗れないことを始めにお伝えしておきます。 その上でわたしの意見をお聞きいただき、 結論はお父様の主治医とお話の上、出していただければと思います。 ちょうど進行性核上性麻痺の患者さんを担当しています。 まだ自力で食べられていますがかなりムセが多く、 体力が落ちればすぐ肺炎を起こすのではないかと心配しています。 いずれ食べられなくなるのは目に見えており、 わたしとしては今のうちに胃瘻を作っておいてなるべく口から食べてもらう、 でも、危険だと判断したときにすぐ胃瘻が使える状態にしておきたい、と思っています。 しかしご家族がなかなか理解されず、話が進みません。 「病気のためにどうがんばっても出来ないことがある」と説明するのですが、 「こいつ(患者さん=奥さん)が怠けている」とおっしゃるのです。 それで、「口から食べさせないとますます悪くなる」と・・・。 進行性核上性麻痺の患者さんがなくなる原因としては、 (縁起の悪い話で本当に本当に申し訳ありません) 誤嚥性の肺炎、食べ物による窒息、尿路感染症などが多いとのことです。 本当はもっと長生きしてもらうことができたのに、 誤嚥や窒息で亡くなってしまわれたら・・・、と思うと、 本当にやりきれない気持ちになります。 でも、ご家族が望まれないので仕方がないのです・・・。 勝手に胃瘻を作ってしまうことはできませんから。 ちなみに胃瘻にはボタンタイプのものがあります。 チューブが伸びていないのであまり気にならず、 そもそも引っ張りにくい形状です。 抜去防止のために腰に巻くバンドのようなものもあります。 No.1の方がご紹介されたサイトを見ていただくと、 「100の質問」と書かれた本があると思います。 (くわしいタイトルはわすれました。ごめんなさい。) その本は絵や写真をたくさん使ってあり、かなりわかりやすいです。 値段も手ごろなので、急いで購入されてみてはいかがでしょうか? このサイトで通信販売されています。 わたしも購入したばかりでまだ出番はないのですが、 患者さんのご家族への説明に使おうと思っています。 長々と失礼しました。
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失礼ですが、進行性の疾患でしょうか? こういう聞き方をして申し訳ないのですが、回復を望める病気でしょうか? もし回復が困難な病気で今後も肺炎を繰り返す可能性が高いとしたら、 また肺炎を起こして全身状態が悪くならないうちに 胃瘻を作っておいたほうがいいかもしれません。 全身状態が悪くなれば胃瘻すら作れなくなってしまいます。 胃瘻は胃に穴を開け、そこからチューブを入れます。 胃瘻を作ったことだけが原因で声が出なくなることはありません。 逆流しないような姿勢をとっても逆流する場合、 本来は液体のままチューブから注入するものを、 半固形状にして入れる方法があります。 チューブの先を胃ではなく腸まで進めて、 腸に注入する「腸ろう」という方法もあります。 万が一抜けてしまった場合(誤って強く引っぱってしまったなど) 夜間であろうともすぐに挿入しなくてはいけないことや、 時々(数ヶ月おきぐらい)交換が必要なことなどもあり、 メリットもデメリットも、ちゃんと聞いた上で判断しなければいけません。 やはりきちんと話し合いをすることは大切です。 出来れば直接話を聞きに行かれたほうがいいと思いますが・・・。
お礼
kirakira777さん、ご回答どうも有難うございます。 私の父は進行性かくじょう麻痺という難病で、初めて聞く病名である事と、治る見込みのない病気だそうなので、最初は大変戸惑いました。 体力は日に日に著しく低下している様で、家族の話では、去年の暮れからは自力での歩行も出来なくなったとの事です。病気のせいで痴呆が進み、父の為に家族は必死なのですが、父自身は自分が病人であるという自覚すらないのです。おまけに元々頑固な性格でしたから、家族も手をやいております。 そして胃ろうにした場合、ひとつとても心配な点があります。父は自分の衣服のボタンやワッペン等の装飾が気になるのか、よく口や手で引きちぎる様な事が依然ありました。今は装飾の無い服を着せているみたいで、その心配はないのですが、もしかしたら、胃ろうで取り付けたチューブ等を引っ張って取る様な気がしてなりません。 この様な場合、私が思いつくのは、穴を包帯で巻くくらい ですが、kirakira777はどう思われますか? そして、仮に包帯で隠せても、夏場はムレたりして不衛生ではないでしょうか? お手隙の際で結構ですので、何かございましたらまたお願い致します。 大変長くなってしまい申し訳ございません(^_^;)
参考に。。。
お礼
ayanoさん、大変参考になりました。 どうもご親切に有難うございます。 今後、家族ともゆっくり話し合いながら決めたいと思います。本当に有難うございました!
- inoge
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(1)声が出なくなるのは気管切開の場合です。 胃ろう は発声の支障にはなりません。 (2)逆流するのは胃ろうからの流動食が本人の消化能力を超えた量で入れられた場合です。もちろん投与量は相当薄くして少な目から徐々に増やすのですが、胃腸も相当弱っているので逆流することがあるわけです。それでも鼻から胃へチューブを入れた場合(経鼻栄養)よりははるかに少なくてすみます。また、逆流を恐れて投与量が少なすぎる状態が続くと胃腸が萎縮してますます逆流しやすくなります。 経口摂取を全くしないとしても唾液が入ることも時として見られるので誤嚥の完全な予防は不可能です。気管切開で痰を取りやすくすることもあります。 (3)その他きわめて稀とおもわれますが、先日の報道でチューブ交換時の挿入ミスによる死亡なるものが報道されていました。想像しにくいのですが腹膜腔にチューブが入ってしまうということでしょうか。この操作はブラインドなので予防は不可能ではないかとおもいますが、専門外なのでこの点は自身ありません。
お礼
inogeさん、ご回答どうも有難うございます! 先ほど、参考URLのHPを覗いて見ましたが、どの様な手術なのかも分かその取り付けるものにも類種類があり、それぞれに長所や短所があり、医学的知識に乏しい私でも分かり易く説明してあったの大変参考になります。本当にどうもありがとうございます。家族の者にも教えていただいたサイトからの知識を伝え、皆でいろいろと今後のことを話し合っています。また、質問させていただくことがあると思うのですがまたどうぞよろしくお願い致します。本当にどうもありがとうございました。
お礼
なるほど…。 やはり私ども家族としては、”食べれるのに何故わざわざ…?”という感じもしましたし、食べる喜びまで奪ってしまうのは可哀想…という思いがあって、最初は胃ろうにすごく抵抗がありました。そして、体力のない人間が手術を受ける事にも不安がありました。 しかし、ここで色々情報を頂く事が出来、私どもの不安は随分軽くなりました。 やはり、父の為を想うと、胃ろうの手術は早く受けるべきだと思いました。 kirakira777さんの担当されている患者さんもうちの父と同じ病気なのですか? ちょっとびっくりです。この病気は少ないとばかり思っておりましたので…。 きっとその患者さんのご主人は、この病気についての理解不足でまだ危機感がないのかも知れないですよ。 実は私がそうだったのですが、癌とかと違って、”今日あすどうにかなる病気ではない”と、数日まえ家族から電話があるまで思っておりましたから…。 自分が無知である事が情けないです--; 何度も父を苦しめたくはないので、私ども家族は前向きに胃ろうの事を考えてみます。 kirakira777さんの患者さんのご家族の方も、一日も早く理解してもらえるといいですね。 最後になりましたが、本当にご丁寧に有難うごさいました。 感謝感激!