- ベストアンサー
不完全優性
ある植物の花の色に、赤色、桃色、白色があり、葉の形には切葉形と丸葉形がある。赤色・丸葉と白色・切葉を親(P)として交配すると、F1はすべて桃色・切葉となった。このF1どうしを交配すると、花の色に関しては、F2は赤色:桃色:白色=1:2:1の割合となった。花の色の遺伝子をA(赤)とa(白)、葉の形の遺伝子をB(切葉)とb(丸葉)とする。 赤の色に関する遺伝子Aとaは不完全優性の関係にある。 ここで、F1の遺伝子型がAaBbとわかるそうです。 これはどうしてなのでしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
Pで違う遺伝子型のものを掛け合わせたのに、 「F1はすべて桃色・切葉となった」というのがポイントです。 F1で「すべて」という単語が出てきたら、P(親)は「AABB個体とaabb個体」又は「AAbb個体とaaBB個体」のかけあわせなんだと思ってまず間違いはないでしょう(優性ホモと劣性ホモの掛け合わせ)。AABBとaabbを掛け合わせたりAAbbとaaBBを掛け合わせたりすると、F1は全てAaBbになりますね。 違う遺伝子型のかけあわせで生ずるF1が全て同じなら、優性×劣性と考えましょう。 この場合は不完全優性ですが、考え方に大差はないです。
お礼
Pの世代にBbの組み合わせはないのか?と考えてましたが、「すべて」というのがポイントだったんですね。納得しました。ありがとうございました。 あれ?1fan9さんって確か化学でも・・・。 実は化学→生物→地学の順番でやろうとしています。 同時並列に進めようかと思っていたんですが、化学を一通りやってから生物をやってよかったと思いました。 化学の終わりの方の高分子化学と、そのままつながっていってますから。