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母乳中のグロブリンは新生児の腸管から吸収されるのでしょうか?

 「母乳や初乳中には免疫物質が含まれているため、新生児が自分で免疫を作れるようになる約3ヶ月までは、母乳栄養が理想的である。」とよく言われていますが、素朴な疑問として、グロブリンは蛋白質なのに消化されないのでしょうか?  牛の初乳投与量と仔の血中グロブリン量の研究などが行われているようなので、吸収はされるのでしょうが、何かなっとくできないのですが・・・  最近、母乳中のラクトフェリンが主な免疫物質だとも言われているようですが、本当のところはいかがなのでしょうか?  母乳育児に少々疲れ気味の新米母の質問です、お暇なときに教えて頂ければ幸いです。

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  • neko-suzu
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回答No.1

こんにちわ。 母乳中の免疫グロブリンについてですが、母乳に含まれるのは分泌型IgAであるというのはご存知の事と思います。 確かに免疫グロブリンは蛋白なのですが、この分泌型IgAは分泌成分により蛋白分解酵素抵抗性(分解酵素による消化から保護される性質)をもっているので、安定性を保持できます。 分泌型IgAは吸収されるというより、乳児の腸管表面に広がり粘膜の表面に存在して細菌やらが腸管に進入、吸収されるのを防止する上で重要な効果があります。 ラクトフェリンがどうだとか言う話は詳しくないので遠慮させていただきます。 育児は大変の事と思いますが、あまり無理をしないでくださいね^^

etsukome
質問者

お礼

さっそくのお返事ありがとうございました。 なるほど、吸収されて感染症一般を防ぐというより、内因性感染を防ぐ意味が大きいのですね! それなら納得いきます。 もう少し、母乳がんばろうと思います。