大辞林 第二版 (三省堂)
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にゅうしゃ にふ― 【入社】<
(名)スル
(1)その会社に社員(1)としてはいること。会社の使用人として採用されること。
「―試験」
(2)社団の構成員としての地位に就くこと。特に、既存の人的会社の社員(2)になること。
「―契約」
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ほうしょく 【奉職】<
(名)スル
公の職につくこと。
「本校に―すること三〇年」
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しゅうしょく しう― 【就職】<
(名)スル
職を得て勤めること。
⇔退職
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以上の語彙から考えて、入社の社とは、株式会社、有限会社、合名会社、合資会社等の会社組織か社団法人等を示すものと考えられ、社会福祉法人や学校法人、公務員等は、奉仕的職業として、奉職と過去は、書いていました。
今日は、それらの区別を特にしない。職業としては、同じと考えると、就職あたりかと。
で、入社を用いるというのは、いかにも、事務的で、意味としては、通じないことはないが、言葉の意味としては、ちょっと違っていると考えてよいと思いますが。
高校生の、チョーかわいいとか、時代によって、話言葉は、どんどん変化してきていますが、書きことばに、流用すると、面接官が、ある程度の年配者であれば、マイナスに受け止められる可能性もあると思います。
入社が間違いとかという判断では、ありませんがね。
なお、ハローワークの公務員は、もともと奉職というような言葉を嫌うタイプの方が多いので、このような質問に適切な回答をされてみえるか、私的には、疑問を感じます。
彼らにとっては、採用日など、日にちが、重要なだけですのでね。特に、入社と書いて、法律には、違反していないからとか、のレベルの判断です。
採用者からすれば、履歴書から人間を読み取る訳で、安易な書き方は、質問者が、ためらったように、採用者もきっと、違和感を感じると思いますよ。
補足
素早いご回答ありがとうございます。 園にて介護(支援員)をしております。