- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ダメージをうけた脳の血流は増えますか?)
ダメージをうけた脳の血流は増えますか?
このQ&Aのポイント
- ヒルトニンという治療が脳炎や脳症のダメージに効果を持つか知りたい
- 知り合いは3度のヒルトニン療法で回復しましたが、主治医は血流の回復はないと言っています
- 脳症後半年までの治療が予後に影響するようです、脊髄電気刺激療法も検討中です
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私の個人的な印象は「鰯の頭も信心」の域を出ないと思います 効果の確定的な証拠は見つかりませんでした。理論上の効果から期待するに留まるということです。 特に小児の場合 脳の可塑性がおおきいですから、 投与して症状に改善が有っても自然経過か治療効果の判定は困難です。医者にも欲目がありますから、客観的な臨床治験= 治療する人と効果の判定をする人を分ける必要があります。 http://www6.plala.or.jp/brainx/recovery1990.htm ↑こういう報告がありますが症例が少ないもの・プラセボとの比較をしてないものが殆どであり、報告の後も続けられている治療ではないようです。エビデンスとして価値が高いとは言えません。 マウスの脳虚血に対して脳血流の増加を確認したという実験結果はいくつか報告が有ります 脳血流が増えるのは悪いはずは有りません 遷延性意識障害に対して改善の有無を見たトライアルは見つかりませんでした 新生児未熟肺に対するTRHの治験・外傷後遺症や虚血に対する効果の報告がありました TRHアナログ(少し分子構造を修飾したもの)の新薬↓ ラットの実験で脳梗塞の脳血流を改善した 将来ヒルトニンにとってかわるかもしれません。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=11153536