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フーリガンについて

w杯フランス大会やそのほかサッカーの国際大会でフーリガンを目撃されたり、実際に被害にあった方がいらしたらそのときの状況を教えてください。 実は学校の課題でフーリガンについて取材をしています。

みんなの回答

  • mkpixy
  • ベストアンサー率23% (4/17)
回答No.2

no.1の回答者です。ハンドルネームからもわかるようにグランパスサポーターのサッカー歴&サポーター歴30年(中断期間含む)ほどの男です。年齢は30代後半ということで、どうぞ、拙い回答ですが、自由にお使い下さい。ただし、細かい事実については、そちらで確認してください。

  • mkpixy
  • ベストアンサー率23% (4/17)
回答No.1

 94仏大会でフーリガンに遭遇しました。  最初は、ドイツvsユーゴ戦。試合終了後スタジアムのある市街でドイツのフーリガンが暴れていました。街の商店はあらかじめ予期していて、シャッターを下ろしていたのですが(酒類は販売していないか、小さな窓口だけをあけてのキャッシュオンデリバリー、常連だけを入れる等)それでも彼らは、略奪しながらビン、椅子、石などを投げながら、街路を集団で走りまわっていました。警察や軍?関係者も鎮圧すべく追いかけていたのですが、彼らの動きは、不規則、場当たり的で、なかなかおさまりませんでした。一般の人たちは「あっちから来たぞー」「こっちから来たぞー」の声で右往左往する感じで、正直どっちへ逃げればいいのかさっぱりわからなくめちゃくちゃ怖かったです。そうしている時、目の前である男性が、ぼこぼこにされて流血したのですが、これが後に意識不明になってしまったジャーナリストでした。(大会中独大統領が謝罪声明を発表)このとき同僚と見られる女性が、「彼は、ジャーナリストで、何もしていない。誰か助けて!」というようなことを叫んでいましたが、警察、軍?などはフーリガン鎮圧が優先で、彼をはじめとするケガしている人たちを助ける人はほとんどいない状態でした。私のような、アジア系の人間から見ると、とっさのときに西欧系の人が、みんな同じように見えて、逃げて走っている人なのか、追っかけて走っている人なのかもよくわからないぐらいに混乱してしまいました。言葉も、フランス語、ドイツ語、ユーゴ語などが飛び交っているし。  このほか、英仏海峡に面した大昔イギリス領だった砂丘で有名なリゾート地でイングランドのフーリガン、マルセイユでオランダのフーリガンに遭いました。マルセイユの蘭フーリガンは、vsアルゼンチン戦前スタジアム周辺道路で路駐してあったクルマのタイヤを勝手に外し、アルゼンチンサポーターに投げつけていました。  イングランドのフーリガンも出入国規制があったにも拘らず、上陸して確か列車中で殺人を犯していた記憶があります。  アルゼンチンのフーリガンんは仏大会では、大物とされる人物が来ていなかったという噂でしたが、それでも街中ではけっこう暴れていました。  以上が仏大会で私が体験した概略ですが、実感したのは、日本の機動隊レベルじゃ、本気の彼らを止めるのは難しいんじゃないかということと、試合前にその街でお気楽に営業するお店は間違いなく標的にされるという認識を日本の人たちはできるだろうかということです。日本は遠い国だから彼らも来ないというのは、大きな間違いで、彼らはけっこう裕福な人間が含まれているらしいとも聞きました。できれば、英独蘭の三大フーリガン国は軍隊もあり戒厳令も出せる韓国にお任せした方が安心かなと思いました。

yucca-y
質問者

お礼

mkpixyさん、本当にありがとうございます。 こんなすごい体験を伺えるとは正直思っていませんでした。 2002年に向けて準備が進むなか、誘致をしている各自治体は自信ありがげに対策済と言っているんですが、本当のフーリガンの実態や怖さを私たちはどこまで知っているのかと思っていました。ショックキングな部分は海外からニュースでは少々色褪せてしまうことが多いですが、実際体験された方の直接の言葉は胸に響きます。 貴重な体験談、本当にありがとうございました。 私は松涛スクールオブアーツというところで編集技術の勉強をしています。 いただいたお話は卒業の最終課題のレポートに使用させていただきたいのですが お手数でなかったら、お歳とサッカーファン歴をお教え願いませんでしょうか。

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