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魔術は悪魔の力なのでしょうか？
知り合いの牧師さんは魔術は悪魔の力だと言いました。 色んな魔術関係者は「そんなことない」と言います。 私もそうであって欲しいのですが、 魔術の魔は、悪魔の魔と、魔が同じ字です。 魔術が悪魔の力でないとすると、 魔術の魔はなんの「魔」なんでしょうか？
- kareria
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カテゴリが宗教に関してではないのでその辺りは好き勝手に書かせて頂きます。 まず大前提として、宗教＝誰か（人間）が作った詐欺的な理論であるとします。 当然完璧な理論ではありませんから様々な矛盾が存在してしまいます。 その矛盾を悪魔だの魔術だの、神の敵としたのです。 実際に中世ヨーロッパで魔術と呼ばれていたのは、医術・科学（錬金術）・数学・キリスト教以外の宗教思想、ですね。 まぁ当時は病気を治すのに神に祈る時代でしたからね。 その牧師さんの言う魔術が中世ヨーロッパのソレと同一であるならば、実に大した人物ですね（笑 魔術＝魔女のイメージのソレであるならば、数学・自然科学・風俗的な文化がごちゃ混ぜになったモノです（悪魔召還とかはまた別でしょうけど）。 ＞魔術の魔はなんの「魔」なんでしょうか？ そもそも「魔」とは何？という話になるのでしょうが。 古来より人智を越えた自然現象を恐れを込めて「魔」と呼び、それが宗教の中では神の敵（悪魔）となり、当時一般に理解されない学問（医学・科学等）が魔術と呼ばれただけではないでしょうか？ 読んでお解りの通り、宗教（カミサマ）大嫌いの人間です、アレ（宗教）は人類史上最大最高の詐欺だと思ってますから。
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- kigurumi
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サタンの意味は「悪口を言う人 批判する人」らしいです。 人間って自分の考えが間違いだって言われたくないもんです。 だから「あなたの考えは間違いです」って言われると自分の考えに自信を持っている人ほど、他人に批判されるのが許せないので「このサタン野郎」って批判しちゃうんですよね。 そういう本人も「退けサタン」って人を悪く言っているんだからしょうがない。 今のような獣の体に角があるというイメージになったのは中世の文学の影響なのではないかと思います。 つまり小説に登場したものをそのまま悪魔として今我々は認識しているようです。 つまり漫画と同じです。 宇宙人のグレーも漫画か映画の世界で人間が作品の中で作ったものを、今では宇宙人に誘拐されたという人に絵をかかせると、その絵を描いちゃうんですよね。 ちがう それ 映画の登場人物だって・・・・。 あなたは本当の宇宙人に出会ったんでしょ、そっち書いてよって言っても、他思い浮かばないらしい。 「だから～誘拐も自分が作り出したイメージを現実だと思い込んでいるだけなんだってば～～」 って思ってみてます。 牧神さんだからサタンの本来の意味はご存知なはずです。 魔術が悪魔の力だとしたら、奇蹟を起したイエスは悪魔ってことになってしまいます。 水を酒に変えて人を酔わせたり、死んだ人を再生させたり、水の上を歩いたり、などなど。 財産を全部差し出さなかった信者が次々死んでいったのも悪魔の力だってなっちゃいます。 その牧師さんの考えだとイエスはそのずっと後人間が考え出した架空の悪魔になっちゃいます。 魔術の魔とは人を惑わすという意味があるようです。 つまり現実とは違う世界を見せてそれを信じ込ませるってことだと思います。 牧師さんの価値観で私も混乱して惑わされてしまったら、牧師さんも悪魔になっちゃいます。
お礼
ありがとうございます。 そうですね。魔術の力も色んなとらえ方で、 変わるものですね。例えば、何かの不思議な力を 魔力と言ってみたり、聖なる奇跡の力、と言ってみたり。 牧師さんも、その違いを、なにを根拠に判断しているのか が不思議です。
- betagamma
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No.6です。 言い忘れましたが、自分は、完全な無宗教な人間です。キリスト教系の高校にいましたが、キリスト教の信者ではありません。むしろ、工学部の人間で、ある意味科学者の卵です。 科学と宗教は、いかにも対立するかのように言われていますが、自分は科学と宗教は対立するモノではないと思います。いかなる科学法則が発見されるにしろ、その科学法則自体を作ったのが神だと考えれば、何の対立も生じません。新しい科学法則を発見しながら、「こんな法則をお作りになった神はすばらしい」といった科学者は何人もいます。 結局、科学は「実験結果を信じて、実験結果に沿う数式を作っていく」という手法・スタンスにすぎず、理由を究明することはできないのです。科学で、「宇宙がどうやって生まれたのか」を調べることはできますが、「なぜ宇宙がうまれたのか」を調べることはできません。「なぜ」「どうして」の世界には、科学は成立しないのです。 たとえ、科学が宇宙のすべてを預言できたとしても（これは、不可能であることが証明されています。量子論が決定的ではなく、確率的であるからです）、そこには、宗教が入り込む余地があります。 万能の神を両立して仮定することもできますし、絶対に物理的には観測できないという仮定の上でなら、幽霊や精霊の存在を仮定することもできます。 存在の証明が不可能であるという仮定をおいてしまえば、何でも科学と対立せずに想像することはできるのです。
お礼
この世に絶対なんてあるのかな？と思ったとき 人間の愛に絶対をもとめるのは無理な話。 たやすく、くずれたりする。浮気とかで。 それほど、秩序を守るのは大変なこと。 だけど宇宙の秩序（法則）は、秩序を守っている。 それって、大変なことだと思います。 秩序を保ち続けているから。
- betagamma
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牧師さんがおっしゃったのですよね？ であれば、それは、正確には、 「他の分野で使われる場合には、別な定義があるかもしれないが、少なくともキリスト教においては、魔術は悪魔の力という定義になっている」 ということだと思います。牧師さんですから、厳密にはプロテスタントですね。 キリスト教は、ギリシャ正教・カトリック・プロテスタントの３宗派に大きく別れていて、ギリシャ正教・カトリックはピラミッド式の教会組織を持っています。 教会組織というのは、教義・聖典・聖職者の立場などについて法律のように整った体系があるということです。自分はカトリック系の高校にいたのでカトリックの話をしますが、カトリックの場合は、教会支部->日本ー>ローマのバチカン市国（カトリック総本山）とピラミッド式の組織ができあがっていて、聖書の訳をどんな風に訳すか・聖書の解釈はどうするか・ミサの儀式はどうするかなど細かい点にいたるまで、世界中すべてのカトリックの教会で同一になるように決められています。 教会組織というのは、そういう軍隊のような厳密な組織なんです。 聖書には、魔術や悪魔に関してもはっきりと書かれた部分があります。各宗派によって、どのように解釈しているかは違いますが、聖書の原文（古代ギリシャ語）の一つ一つの語について、現代のxx語ではどのような訳を当てるかが、ある程度統一されています。当然、魔術に関しても、聖書の原文のxxという言葉の訳語として日本語の魔術という言葉をあてるということが、決まっているはずです。 従って、牧師さんが「魔術は悪魔の力だ」といったのは、そういう意味です。プロテスタントでは、魔術について「悪魔の力である」と独自に定義している。逆に言えば、「悪魔の力」のことを魔術と呼ぶことにしているので、他の分野での魔術はひとまずおいておいて、プロテスタントにふれるときはそういう文脈で魔術という言葉を理解して欲しい、ということだと思います。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、魔術をただ、悪魔と定義しているだけで、 魔術が悪魔の力という根拠はないですよね。 牧師さんも、魔術がなんなのか、詳しくは 知らないと思いますし。牧師さんからは タロット占いも悪魔の力だと、言っていましたが、 タロットやる人と、タロットやらないで、犯罪を犯す人では、後のほうが、よっぽど悪魔ですよね。
- DIDDL
- ベストアンサー率20% (155/751)
魔術は日本語です。 正しくはＭＡＧＩＣです。 ＭＡＧＩＣ本来の歴史は実は薬草から来ています。 インディアンでいうならシャーマンの役割です。 ＭＡＧＩＣを使う人をマジシャンといい、つまりその人は薬草を炊いたり、煎じて飲ませたり、呪文や儀式をして、時には欲情の集いをして、というだけです。 そのマジシャンが人に対していい事に使う場合は ＷＨＩＴＥ ＭＡＧＩＣ、悪いことに使う場合は ＢＬＡＣＫ ＭＡＧＩＣと呼ばれています。 昔は情報伝達方法が乏しく、マジシャンが予言と称し情報を先取りし、すばり言い当てたと言われています。日本で言う忍者、現在でいうスパイですかね。 そこから今度は手品に発展していくわけです。 特にメンタル・マジックという分野は人の心を読む とされるマジックでタネはあるのですが、心に思っていることがズバリと言い当てられるため、不思議な力が働いていると思いがちです。 まぁ、中世ヨーロッパにMR．マリックがいたら魔女狩りで死刑になっていたでしょうね。 特にヨーロッパでは宗教が基盤になっていたがために 善玉、悪玉のうち悪玉にMAGICを位置づけると都合が 良かったわけです。 サイババは砂を時計にするという古典的な手品をしていましたが、なぜセイコーの時計なんだと大笑いです。 ちなみに聖書でいう悪魔の解釈は人には良い事悪い事の二つの意識が両方存在していて、美しい心があっても肉体はいつも悪いことをしてしまう。この悪いことをしてしまう迷いこそが悪魔であるとか。 そういう考えもあるという事です。 まぁその牧師さんとは解釈が違いますが。 もしも仮に魔力といわれるものが存在するのなら それは「気」なのかも知れませんね。 あなたが椅子に座り、４人で順番に頭の上に手を交互に間を取って重ねて、その後それぞれが両指を重ねて あなたを椅子からフワッと一瞬持ち上げるってやつです。 多分、中世も黒い服着て薬草炊いたり飲んで、同じ事をやって世の中を騒がしたのでしょう。 本質を探って調べれば調べるほど、俗にいう魔術なんてそんなもんです。 言葉というのはよく出来ていますね。 「魔」という言葉こそ心理的なMAGICですよね。 あて字を付けた人こそ凄いマジシャンではないかと。
お礼
ありがとうございます。 とても参考になります。 悪魔の魔と同じ字だと、いろんな人が 魔術は悪魔の術って思ってしまうのは 悲しいですけど、でも正直、魔法はみんな使えるなら、 使いたいと、思うはずだとも思います。
- cliomaxi
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宗教なのでかなり微妙な要素を含んでいます。 (ですから表現は控えめにします) 例えばハリーポッターを「有害」とする人たちもいます。 魔術どころか魔法も悪魔の力で、その魔法を使うハリー達が活躍するなど持っての他だとする人たちです。 (フォンドメタ・・・・あれ？度忘れ・・・思い出したらまた書きます。) ＞魔術の魔は、悪魔の魔と、魔が同じ字です。 魔術は別名手品と言い換える事も出来ます。 (「違う！侮辱する気か」と魔術師の人たちに云われそうですが) 正直聖書もとんでもない内容が書いてありますし、イエスも仰天なこと言ってます。 魔術といっても胡散臭い物ばかりで、私にはどっちもどっち、生活には何の役にも立ちませんけどね。
お礼
ありがとうございました。 キリスト教は、そうやって悪魔という 共通の敵をつくることによって 団結力を高めているのかも知れませんね。
- Ren-Ks
- ベストアンサー率44% (579/1303)
「魔術」の定義がWikipediaに載っていますので、参考にされてみてはどうでしょうか。 牧師さんの言う「悪魔の力」というのも、"自然の法則を捻じ曲げる悪魔のような力"か、 "悪魔に由来する超自然的な力"なのかで解釈が変わってきますからね。 前者ならば、神の作った法則を人間ごときが書き換えるのはけしからん、 後者ならば、神と敵対する悪魔と通じるのはけしからん、というわけです。
お礼
ありがとうございます。 私は神が本当にいるのなら、 悪魔すらもいとしいと 思う神さまであってほしいです。
- hanaus
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牧師さん、ということはキリスト教の方のでしょうか？ キリスト教にとっての悪魔や魔女と言った物は、それ以前のヨーロッパにおける土着の神々や妖精・シャーマン的な存在であった人のことを指しています。中には元々悪い精だったものもいますが、ほとんどは地域の人々に信仰されてきた神様だったことでしょう。それをキリスト教の教え(全知全能の神様は一つだけの存在)に矛盾してしまうと言うことで、神に逆らった悪いやつらというレッテルをつけ悪魔としてしまったものが多いです。 日本で言えば、天狗は妖怪でもありますが信仰の対象でもある。こういったモノを悪として排除していった、というところでしょうか。 そう言う考え方で行くと、魔術は昔の神事へのお祈りだったのかもしれません。ただ、今はその神様がキリスト教上は悪魔に分類されている、と言う意味では魔術＝悪魔にささげる祈りだったりするのかもしれませんが、悪魔＝人間に害をなす悪い存在とはならないかもしれませんねぇ。
お礼
ありがとうございます。 宗教って難しいです。色んな人間がいるように、 いろんな思想があって、そこが面白いのかもしれませんが。
お礼
ありがとうございました。 とても解りやすい見解です。 私もネットで宗教は「賞味期限切れ」 というのを見て、うーん と思ってしましました。 このうーんは、その表現方法が面白いと 感心したものです。こんなことをいっては 信仰に熱心な、人は怒るかもしれませんが、 やっぱり2000年前の教えとでは、今の複雑な 情報社会に対応するにはちょっと無理があるような 気がします。法律も変わりますし。