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ここ数年の成田美名子作品を読んでいる方。
昨日「花よりも花のごとく」第2巻を購入しました。第1巻はまだ読んでいません。 この段階で疑問に思っているのですが、このシリーズと「NATURAL」はどういった関係にあるのでしょうか。おそらく「CYPHER」から「アレキサンドライト」が派生したような関係になっていると思うのですが、アマゾンであらすじを確認しても、どう関わってくるのか想像が出来ません。 今のところ「NATURAL」には食指が動かず、漫画喫茶にも行くつもりがないので、 「花よりも花のごとく」を読む上で予備知識を授けて下さると嬉しいです。 ちなみに「NATURAL」11巻には能マンガが入っているという風に書いてあったのですが、この内容も出来れば教えてください。能マンガという観点から言えば、お薦めでしょうか。 それから「天の響」って何ですか? 以上三点、よろしくお願いいたします。 ※ところで「花よりも花のごとく」を挙げてくださった回答者さま、当該質問の質問者さまだけじゃなくて、わたしも参考になりました(^o^)。目に止まるかどうかわかりませんが、すごく遠くからお礼申し上げます(^o^)。
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NATURALの主人公は「山王丸ミゲール(ミカエル)」、ペルー人の少年で、山王丸家(父親の仕事でペルーに住んでいた)の養子です。ミカエルは弓道部とバスケ部の掛け持ちをしており、ミカエルの学校のバスケ部仲間が堂本、JR、大沢という面々。彼らのバスケ部のコーチを今は榊原のじーさまがしています。 西門は、ミカエルの弓道の目標として出てきます。ミカエルが通う地元の弓道場の先生をしているのが榊原高則氏(憲人の父)。当然榊原一門はこの弓道場に出入りしてますので、「花よりも~」でも弓道場の場面に時々ミカエルが顔を出すわけです。 下のかたがたの書いている通り、基本的には「NATURAL」は未読で問題ないと思います。11巻収録の2作品は、「NATURAL」の番外というより「花よりも~」のプロローグですので、読まれたほうがいいかと。 NATURALの設定で、知っておいたほうがよさそうなのは西門の生い立ちを含む榊原家の事情です。コミックスにも関係図がありますが、簡単にまとめますと ・榊原本家は青森で代々神職を継いでいる。 ・東京の榊原家は弓道一家、高則さんは弓道の先生。 ・「じーさま」は最近青森から東京に移って、東京の榊原家(じーさまから見ると次男の家)に居候中。 ・西門は東京の榊原家から青森の本家に養子に出された。一応対外的には秘密ということになっていたが、NATURAL後半でカミングアウト(彩紀が憶えていたため秘密にする理由がなくなった)。高校・大学と弓道の学生チャンピオン。
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「NATURAL」の主人公、ミカエルの弓道の先輩である西門(さいもん)さんのお兄さんが「花よりも花のごとく」の主人公、憲人(のりと)さんです。 西門さんはミカエルにかなり関わってくる人物ですが、「NATURAL」本編に憲人さんはほぼ出てきません。 ただ、西門さんは子供の頃に、親類の神主さんの家に養子に出ており、「NATURAL」本編中でそのあたりの経緯~実家との和解(特に確執があったわけではないです。気持ちの隔たりというか、兄弟として素直に振舞えない等のもやもやです)があります。 「花よりも~」にもその辺りの回想が出てくる事があるので、「NATURAL」を読んでおくと理解しやすいです。 「天の響」は「NATURAL」番外編として、憲人さんの能のお話を書いたものだったとおもいます(今自宅ではないので確認できません、すいません) ちなみに「NATURAL」第一巻の最初の部分、ミカエルの姉の理子のクラスメイトの女の子のお兄さんが「ニューヨークに留学してる」と言っているのですが、その子のお兄さんが「AREXANDELITE」に出てくるハットリ(レヴァイン達の友人でお祭り騒ぎが好きな日本人留学生)です☆ こんなところで「AREXANDELITE」ともつながっています(笑)。 「NATURAL」も面白いのでオススメですよ!
お礼
やっぱりノリトさんなんですか?混乱するからあんまり別な呼ばせ方をさせないで欲しいものです。好きなのかもしれませんね、成田さんは渾名で呼ばせたりするのが。 そうですねー、花部分だけを読んでいると、やはり憲人の西門に対する葛藤の部分は唐突に感じました。しょうがないですけれどね、「読んでいるという前提」に立たざるを得ないところはありましょうし。 あれ?リコさんて山王丸くんの恋人じゃなかったんですね。ハットリ懐かしいですねー。わたしはCYPHERは話が重くて途中で止めてしまって、アレキサンドライトも読んでいなかったのですが、縁があったのか後者は数年前に古本で購入しました。けっこうお気に入り(^o^)。 ご回答ありがとうございました。
- utaufune
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>「CYPHER」から「アレキサンドライト」が派生したような関係になっていると思うのです そうですよー でも、憲人くんは、アレクほど重要な位置で出てきたわけじゃないですね。憲人くんのお兄さんの西門さんが、主人公にかなり深くかかわりますが、憲人くんはあまり関係ない。ストーリーとしてはかかわりがないので、NATURALを読んでいなくても話はわかります。 ただ、西門の性格をわかっていた方が、憲人くんの気持ちはわかりやすいと思いますが・・。 >「NATURAL」11巻には能マンガが入っているという これも憲人くんのお話です。NATURAL番外編のような形でこの2話が描かれた後、本格的に「花よりも花・・」が描かれたわけです。
お礼
>西門の性格をわかっていた方が、憲人くんの気持ちはわかりやすいと思いますが・・。 この辺りのことを教えていただけるとありがたかったのですが(^_^;)。11巻だけを読むと(NATURALの)話がさっぱりわからなくて(って当然だが)、何故刺されているのだ!?と疑問に思います。いや、これは疑問のままでいいんですけれども。 ご回答ありがとうございました。
- EmuWalking
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「花よりも花のごとく」自体は、NATURALをまったく読んでいなくても(私がそれです)楽しめます。 単に、憲人さんとNATURALの主人公・西門が兄弟だというだけのことで…。 ところどころ、憲人さんの心の中で、西門のことを考えたりしますが、ストーリー的には問題ありません。 一応、「花よりも花のごとく」第一巻に人物関係図が出てきます。 「花よりも花のごとく」第一話と第二話の「天の響」は、単行本「花よりも花のごとく」には入っていなくって「NATURAL」に入ってしまったということですね。 私は「メロディ」という雑誌で「花よりも花のごとく」を第一話から読んでいたので、古本屋で単行本1巻を買ったら、なんだか途中な話から始まっていたので変だな~と思ったのですが。 個人的にですが、第一話は読んだ方がいいかと思います。というのは、この話の受けが良くって第二話が出て、その後第三話…と繋がっていったわけで、もともと単発の話ですから。憲人さんの悩みとか(第二話も)工夫とか出てて、私はとても好きです。
お礼
N11巻と1巻と3巻を買って来ました。 なるほどなるほど、11巻に入っているのが「天の響」なわけですね。 何も知らないと、冒頭の花嫁すがりつき事件の部分はやはり唐突さが否めませんねー。こうなんだろう、と後々わかっては来ても、やっぱりちょっと座りが悪かったです。 もっとも11巻を読む人は、まあ西門がどんな人物であるかは既に了解済みでしょうが…… ご回答ありがとうございました。
お礼
成田さんは絵が上手いとは思うんですが、山王丸くんはペルー人には見えません……(^_^;)。 うーん、人物が沢山出てきて少々混乱します。最初から2巻を買ったわたしもわたしだが。やっぱり人物関係を頭に定着させるにはNATURALを読んでないとちょっとツライですね。 ところで天の響にちょっと出てきた有塔さんはその後登場しないように思うのですが、いずれは出てくるでしょうかねえ。誕生日プレゼントまで渡したのに放っておかれているのでは? いや、でも成田さんもよう描かはりますね。ゼロから一ヶ月で一本上げたとは感心を通り越して無謀だが……。 舞台の絵もしっかりしているので、気持ちいいです。ほんと勉強する人だなー。 詳しいご回答ありがとうございました。