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ハリー・ポッターって・・性格悪くありません?
最初は敬遠していたハリー・ポッター。いつなぜ手にしたのかすでに覚えていませんが、今はもう辞書と首っ引きで原書に向かうほどはまりこんでいます。 が、思いました。ハリーって、結構性格悪くありませんか? なぜかと問われるとわかりませんが・・処罰で「黒い森」に連れて行かれるとき、仲の悪い同級生が震えているのをみて「いい気味だ」とか。 味方に厚く敵に厳しい項羽タイプ(司馬遼太郎「項羽と劉邦」以来私の造語です)というか。わりと暗く激しいものを持っているような性格に見えるのですが・・。生い立ちのわりに自分を通すことのできる強さとか、心理学専攻の私にとってはちょっと納得できないところも。他にも、なんていうかあんまり潤いのないところとか。もしかして作者の方の性格が一部反映されているのでしょうか?(作者のJKローリングはハーマイオニーが一番自分の中学生時代に似ているとおっしゃったそうですが) 皆様、私の方が性格悪いんでしょうか(笑)。
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ハリーって性格悪いですか・・?? 私もはまって何回も読み直しましたが、嫌なやつと思ったことはないです。 ハリーがロンと一緒にハーマイオニーを無視するとか、他にも‘これはちょっとね・・’と思うような行動をとることはあったけれど、それって普通にみんな(ハリーくらいの年齢の子供たち)が経験することなのでは・・?? いきなり道理を何もかもわきまえた主人公だったら私困っちゃうかも。笑 だからなぜ回答されてる皆さんがハリーの行動をそんなに悪く取るのかなっとどちらかというと不思議に思ってます。 なんだか主人公は模範生みたいでないといけない、というような意識があるような気がしたのですが、どうでしょう? 最近まで高校生活をおくっていた私としては、舞台は空想の世界なのに 登場人物の行動や悩みは今私たちが直面しているものと酷似していて、う~んうまいなっと思ったんですよね。 やっぱり人それぞれ受け取り方が違っておもしろいですね! ちなみに私も「はてしない物語」では心は洗われなかったです。 coranevilさんの回答にびっくりしました。そうなんだ~。 アトレーユに、ならわかります! でも取りあえず私はず~っとイライラしてました。 それじゃダメ!セバスチャン!!なんでわからないの!!!って。一人で。笑 だいぶ前の質問ですがまだいいのかな? お返事楽しみにしてます☆
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- dareka
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ハリー・ポッターって性格悪いですかねえ・・。 わたしは1~2巻と3巻は時間がなくて途中までしか読んでいませんが、全然そんなふうには思いませんでした。 他の方々の回答を読んでみると性格が悪いという感想ばかりみたいですね・・。 みなさんそんなふうに思ったんだというのを読むのがけっこうおもしろかったです。 Yusuraさんのことを性格悪いとも思いませんでした。っていうか回答のひとつひとつにすごく丁寧にお礼を書いていてすごくいい人だなあと思いました。
お礼
3巻は途中までなのですか?では、これから半年ぐらいかけてゆーっくり読むとかそういう選択肢も残されているわけですね・・・羨ましいです。 でも、私は4巻の原文と格闘するという楽しみも残っているし。羨ましくないけど。 確かに他の3名の方もわりとハリーのことを性格悪く捉えてらっしゃって、個人的にはびっくりでした。質問に書いた時には、「きっと、『あんたおかしいんじゃないのか?!どんな歪んだ目で読んだらそんな風に見えるんだ!!』っていう方ばっかりなんだろうなぁ・・」と予想して身構えていましたから。 性格は良くないですよ。他人の瑣末な間違いに突っ込みいれてみたり、他人にだけ厳しかったり、倒れている人を蹴飛ばすような回答をしてみたり、・・ほったらかしにしている回答もあったり。 本を読むときもわりとうがった目で見ています。だから、今回の質問も私だけだろうなあと思いつつのヒトリゴトに近い発言なんです。 回答ありがとうございました。
- coranevil
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思いました。 この本が初めて店頭に並んだころ、「児童向け図書に最適」みたいな感じで宣伝していたような記憶があります。 で、「はてしない物語」のような、心が洗われるストーリーを期待して読んだのですが、登場人物すべてが何らかの下卑た性格を持っているようで、「これを子供に進めるか!」と、ちょっとショックでした。 ニヒルな人間臭さがあって面白く読めますが、純粋な子供たちには、すごく有害な図書だと思います。 あ、PEPSIさんとは、全く反対の意見ですね(笑)。
お礼
ええ~っ!!「はてしない物語」って、心が洗われるようなお話でしたか・・?私はまだハリーポッターのほうが可愛いと思うのですが・・。私はあれを読んで暗い気持ちになりました。虚しさを覚えたというほうが近いかも。最初に読んだ小学2年の時から、何度読み返しても悲しい気持ちや複雑な気持ちのほうを強く感じます。いじめられているバスティアンが空想の世界に逃げ込むところ、違う世界であっさりと「王子様」な外見や力を手に入れちやほやされて舞い上がっていくところ、自分自身の記憶を無くしていく過程や彼を追いつづける狼の末路やそのほか書き出すときりがありませんが。ギリシャ神話を読んだときに、その世界観を圧倒的に強い神々の方がわがままで強欲で好き勝手振舞うために弱い人間がもがき苦しまなくてはならないと捉えていたのですが、それを彷彿としたり。 ハリーの登場人物が「下卑た」というのも、どこを指すのかちょっとわかりません、ごめんなさい。でも、ちょーっとだけわかるような気がするのは内緒(笑)。だって、ハリーのことをダークヒーロー入っていると思っているし。 「児童向け」という宣伝はされていたと思います。夏休み前ということでしょうか。有害な図書だとは思いません。ハリーが規則を破ってばっかりなところを除けば。 面白い、びっくりさせられた回答でした。ありがとうございました。
- lamop
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私はハリー・ポッターは敬遠したまま、読んでないのですが、 質問文にある事例を見ると、私が洋画を見て感じることととても似ているようです。 普通の人でも結構酷いこと言ってたり、 ハリポタを読んでないのではっきりとは言えませんが、 PEPSIさんの仰るように、普通の「人間らしさ」として描いてあるのではと思います。 Yusuraさんは洋画は見られますか?
お礼
そうですよね。 基本的に英米の方は「競争・論争好き、個人主義で独立心強し」に思えてしまいます。それはそれで好きですが。 私も映画は洋画に限らずよく観ます。最近のものなら「王は踊る」と「夏至」が観たいです。やはりお国柄が出ていて面白いですね。 ハリウッドものだと、悪人は最後にとっても酷い扱いを受けますよね。殴る蹴るの末に生きたまま・・とか、むごたらしい最期を遂げるとか、「これって、絶対主人公の方が人間としてどうよ!?」と思わざるを得ないことも。極悪非道な人間であれ、(法で裁けることが全てとは思いませんが)「人間をいたぶりなぶり殺しにして(観ている側も)すかっとする」という図は好きではありません。 ところで、ファンタジー物の本に一つでもはまったのなら、ハリポタはとてもオススメです。「モモ」「二人のケイト」「指輪物語」「はてしない物語」「ゲド戦記」「妖精ディックの戦い」「タラン」シリーズ、「ナルニア国物語」、スーザン・クーパーの本とか。 ハリーポッターは映画もこの冬公開されることですし、X-BOXとPS2でのゲーム化も決定していて、さあご一緒にハリポタ貧乏へ手を取り合って落ちましょう(笑)。 それに、上記にあげたものよりはハリポタは普通の学園物です。ただ、勉強しているのが「魔法薬」に関することだったり、学校が巨大な城で絵の中の人物に合言葉を言わないと通してもらえなかったりするだけで。
- PEPSI
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このぐらいの性格の悪さはキャラクターの肉付けにはいいくらいじゃないでしょうか? ハリーに対して嫌悪感は持たなかったですし、 「どんなに意地悪されてもこっちが誠意を示せばいつかは相手もわかってくれるはず」 という育ち方をハリーはしていないので「まあ当然かな」とも思いますし。 子供の頃に「ナウシカ」を見たときにあまりの清廉潔癖な性格にあまり共感できなかったので。
お礼
ありがとうございます。 私もハリーに対し、嫌悪感や拒否感があるわけではないのです。ただ、最近ちょっと「ダークヒーローもの」として読めてしまう自分が悲しくて・・(笑)。 ナウシカは、漫画もぜひどうぞ。監督ご自身が悔やんでらっしゃるようですが、アニメはやっぱり、音楽や音のつけ方、動くナウシカや気持ちよさそうなメーヴェの飛行シーンを見るものだと私は思っています。あの、一瞬無音になるシーンときたら!再放送を知人のおばさんがこっそり見せてくれたのですが、小さかったなりに鳥肌がたったのを覚えています。
お礼
書き込みありがとうございます。返事が遅くなりましたが、回答いただいた当日に拝見しました。それからまた読み直したりしていました(笑)。 映画の公開も間近ですし、もっといろんな方の意見を伺いたかったのでずっと開けていました。回答頂けて嬉しいです。 私も最初はハリーのことを性格悪くは思っていなかったのですが、3巻まとめて読み返したときに、意地悪いなあと思ってしまった印象が重なって受け取ってしまったんです。多分、国民性の違いなんかもあるんでしょうね。ハリーのみならず、年上の人間でもわりと馬鹿にしたり敬わなかったりしますよね。 それもあると思うんですけど、なんていうか、生い立ちが由来とかそういう部分とはまた違う冷めた、冷たいところをハリーに感じるときが・・・。意思の強さが他人を攻撃する部分に出ているところとか。上手く説明できないですけど、ハリーってヴォルデモードより強そうなんだもん。 でも、ここまで書きまくってますがハリーのことは大好きです。4巻は恋の悩みなんか出てくるそうですね。それでよく考えたら4年生って言っても小学4年じゃなくて、高校1年ぐらい?私は小学4年の子供のように勘違いしたままを引きずってしまっているのでハリーの芯の強さに戸惑っているのかもしれません。 「はてしない物語」は映画化されたとき、ミヒャル・エンデはその出来栄えに激怒したとか。ハリーは作者も満足するようなできだといいですね。