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出所者の社会復帰
刑務所では職業訓練や、出所後の再就職の斡旋、身元引受人や住居の世話などの、社会復帰へのアフターケアは行なわれないのですか? 危険人物でも、ただ刑期が終われば追い出すだけですか?
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職業訓練については刑務所の中でそれに近いことをやっています。 女性刑務所では刑務所の中で美容師の資格が取れるところもあると聞きました。 再就職の斡旋などは支援団体などが行う場合がありますが、政府は特に前科者だけを対象にしたものは行わないと思われます。 ただでさえハローワーク毎日通っている人もいるなかで、出所者を優遇すれば反感を買うのは目に見えているでしょう。 「刑務所に入れば飯が食える」などという安易な考えのように「刑務所に入れば就職もできる」などという認識が広まったらそれこそひどいことになります。 危険人物というのはどういった人のことでしょう。 今回のヨーカドーの事件の犯人のような人のことでしょうか? しかし、彼は刑務所では模範囚でした。 危険人物とはいえなかったと思います。 それとも結果的に再犯を犯したのだから危険人物なのでしょうか。 危険人物かどうかを判断するのはだれでしょう
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○法務省 矯正局HPをご覧ください。種々社会復帰施策は実施されてます。http://www.moj.go.jp/KYOUSEI/
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回答ありがとうございます。紹介していただいたページをよく見させていただきました。 でもそこに記されている「改善更生・社会復帰のための処遇」が本当に効果をあげているのか、形だけじゃないのかという疑問は激しく残ります。 それに、刑期を終えたものについて具体的な再就職や住居について、矯正局はノータッチのようですね。活発に行なわれているというカウンセリングも、果たして刑務官の誰が行なってるのか、何処にも書いてありません。 聞くところによると、刑務官というのは、もっともなり手のない公務員だそうですね。また、刑務官による不正や、病気で発作を起こした服役囚の放置死のニュースもよく聞きます。そんな人たちに、果たして犯罪者の手厚い再教育なんて出来るんでしょうか?普通の学校教育ですら問題だらけなのに、ますます難しくはありませんか? 矯正局のページには聞き心地の良い文句が書き連ねてあります。でも一方で、それだけの素晴らしい「処遇」を行使する刑務官について、果たして彼らにどんな教育が行なわれているか、何処にも書かれていないのが不安です。 行政や法務局は、受刑者の一人一人を矯正、社会復帰させようなんて、心の底から考えてるんでしょうか。このやり方で出所者の再犯を本当に防げるんでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。職業訓練は行なわれているのですね。 ただ、仰ることの逆説になってしまいますが、日本の場合、出所しても住む所も職もなく、結局また刑務所に戻りたいが為に、再犯を繰り返してしまう例が非常に多いそうなんです。先進国に類のない老人の占める率の高さだとか。 そうなる前に彼らを更生させ、立派に社会復帰させてやる方のが、犯罪を減らすには根本的な解決策になるのではないかと感じましたので質問させていただきました。 危険人物とは特に誰のことでもありません。いいえ、ただ強制労働だけで懲役の期間を終え、模範囚として出所した前歴者が、心から改心するのかが疑問なんです。 再就職は支援団体まかせが実情ですか。でも行政による心理療法などの根気強い更生カリキュラムだとか、社会復帰に向けての血の通った手厚いケアがやはり必要なんじゃないか……奈良の事件や今回の事件で改めてそう思いました。 ありがとうございました。