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柳生宗矩の「兵法家伝書」について
柳生宗矩は"殺人刀"の話の中で「今此3巻にしるすは、家を出でざる書也」といい、「道は秘するにあらず。秘するは、しらせむが為也。」と述べています。これって矛盾してませんか? 門外不出だけれど、秘密ではないって所までなんとなく理解出来るのですが・・・ どなたか彼(宗矩)の表現の真意について教えてください。
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- walk-hawk
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回答No.1
こんにちは。 その本を読んだこともなければ、基礎知識もないので 見当はずれなことを言ってるかもしれませんが・・・ 海音寺潮五郎の本で、武芸者の伝書について「技などはみんな口伝とばかり書いていて 他人が見てもさっぱりわからない」とあるのを読んだことがあります。 書そのものはもちろん門外不出だが、書中の技となると師直々にその人物を見、 腕のひとつも試さなければ教えられぬ、ということでしょうか。「隠して教えないのではない、 隠すのは優れた人物にこそ伝えるためだ」とでも言いたいのでは?と、解釈しました。 ご質問を読んで、ひょいと思い出したので、私見ながら書かせていただきました、あしからず。