- ベストアンサー
枕銭/ピローチップについて
年間10回以上米国に出張していますが、未だに分らない事が多くて困ります。 特に枕銭の習慣ですが、以前何かの雑誌で田中康夫氏(現長野知事)と犬丸一郎氏 (帝国ホテル支配人)の対談で、欧米人は枕銭を毎日置かない。特に良いサービス を受けた場合も毎日置かずにまとめて手渡す・・・というような話しがあり、 それを読んでからは置くのを止めています。 多くのガイドブックでは数ドル置くようにと指導しており、それまでは疑わずに 置いていたのですが・・・。 また、「宜しく」もしくは「有難う」と、まとめて渡すということも格好は良い ような気がしますが、ベットメーキングの担当も毎日違うのではないかという気 もします。 (犬丸氏のように特別の人が超高級ホテルに滞在するのであれば、専任の部屋係が 付くのでしょうが) 実際、この習慣は欧米ではどうなっているのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
興味があったので、Export Goo!で色々検索して見ました。 http://www.astanet.com/travel/tippingtips.asp 米国の場合。1晩以上滞在する場合は、$1/泊を封筒に入れて部屋においておく。(「The tip should be left in the hotel room in a marked envelope.」。『枕は不可』ととれない事も無い。)毎晩かまとめてかは明示されていない。 http://www.ehow.com/ehow/ehowDetails.jsp?id=1977 はっきり書いていないが、主に米国の場合と思われる。 上級ホテルは$3/泊、それ以外は$1/泊。部屋の目立つところに置くか、直接渡すか、あるいは封筒に入れてDesk Clerkに渡すかする。 注目は、「Be aware that the same chambermaid may not be cleaning your room every day.」「Leaving the tip daily is a nice gesture.」という記述。つまり、「田中康夫式」よりもむしろ毎日置く事を薦めている。 http://www.tipping.org/tips/TipsPageHotel.html 米国の場合。原則$5/泊。(毎晩かまとめてかは明示されていない。) http://www.visitbritain.com/beforeyougo/byg-4.htm#tip British Tourist Authorityのページ。Hotel Maidへのチップの記述無し。 http://www.londonnet.co.uk/ln/guide/resources/info.html 英国の場合。やはりHotel Maidへのチップの記述無し。 http://www.asahi-net.or.jp/~XX8A-KMI/furiman6.html 日本の個人の方のページ。米国人、英国人等6人に聞いた結果、枕銭は「日本人の奇妙な風習だ」と結論付けている。 英国の場合、枕銭の説明自体が無いので、「そういう習慣が一般的でない」という事は考えられますね。であれば、ひょっとしたら、「特別なサービス」(タオルを持ってきてもらったとか1回ずつの話ではなく、特別に部屋の清掃が丁寧だったとかいった事でしょう)を受けた『限られた』場合にのみ、最後にまとめて払う、というやり方で良いのかも知れません。私自身は、英国滞在中はホテルでは枕銭を置いてましたが、今から思えば、英国に行って私が最初に習った「細かいつり銭をとらない以外は、あくまで相手のサービスを評価した事を伝える為のもの」という原則からちょっとはずれているように思えますね。(部屋の掃除はされていて当たり前ですから) 色々検索して見て感じたのは、同じ国の話なのに、金額の目途は勿論の事、払い方まで諸説あり、「欧米の常識」といえるようなスタンダードってホントにあるんかいなぁー、っていう事です。(既に回答された方のように「枕銭は最後にまとめてあげる人が多い」ぐらいは、「そうなんですか」って素直に聞けますけどね。) 全然回答になっていませんが、面白い話題だったので、延々と書きました。失礼しました。
その他の回答 (2)
- koby
- ベストアンサー率50% (6/12)
“枕銭”の習慣は、日本の旅行会社が付けたものであると聞いています。欧米の方達に言わせると、とても奇妙なもののようです。私は、一泊でも連泊でもチェックアウトする時にベッドの脇のテーブルや部屋の机の上などに置いて出ます。(一泊1ドル程度)部屋に置かれている便箋やあれば封筒に入れて、Thank youと書き添えることも。 くれぐれも1ドル以下の小銭をたくさん置いたりしないように。あくまで感謝の意ですから、自分にとって邪魔だからと25セントや50セントなどの小銭を渡すのは大変失礼です。
お礼
格好良い方法ですよね。 ただ、ベットメーキングの担当者は毎日変るとしたら、最後の日に当った人だけが得するというところが 引っ掛かっているのです。
- HIROHIRO2001
- ベストアンサー率62% (10/16)
多くの日本人の方は毎日1ドルとかいう様に置きますね。ただ、欧米人はまとめて払う事が多いですね。2連泊するんであれば、1泊目の時に2ドル置いてしまうとか。これには別に決まったルールやマナーは無いんですが、始めにこちらから気持ちを見せてあげれば、相手も気持ちいいもんじゃないでしょうか。 ベッドメイキングの担当者は基本的には毎日変わります。が、担当部屋数は振り分けられてあるので、担当する部屋が変わったところで、彼らには特に変わりはないわけです。 特別なサービスの内容がよく分からないんですが、ルーム・サービス等を受けた時はその度払うのがマナーです。 VIPが宿泊するときは、大抵スイートクラスの部屋に泊まりますよね。これは、 もともと担当が分かれている場合が多いですよ。
お礼
HIROHIRO2001さんのご意見では、枕銭は払うべきだということでしょうか? 各部屋の担当者が変ってしまうとしたら、まとめて払う方法では、その日その日で運の良い人と 悪い人が出てしまう訳ですね。まとめ払いにぶつかった人はラッキーということでしょうか。 それから、始めに宜しくと言う意味でたくさん払っても、以降の日で担当が変ってしまうのでは、 サービスを良くして貰おうという我々の目的としては意味が無いことにもなってしまいますね。
お礼
ほんとに、色々調べていただき有難うございました。やはり、決まったルールが有る訳ではないのですね。 ただ、枕銭に関しては、日本人の捻じ曲がった習慣(フォークの背でご飯を食べるような)かとも思っていた のですが、米国ではそれなりの習慣が有るようですね。 ただ、米国でさえ払わない人が多いという事でしょうか。 なお、まとめて渡す方法は、雑誌の中では「田中康夫式」でなくて、犬丸支配人のご意見でしたので、 専門家としての説得力を感じたのです。