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温泉に浸けた訳ではないのに銀が変色
今日になってもまだ体から硫黄の匂いがするほどの硫黄泉に昨日入ってきました。 入る際に銀のアクセサリーははずしておき、温泉から上がった後、完全に体の水分を拭き取った後に付けたはずです。 しかし今日見たら真っ黒になっているので驚きました。 体から硫黄の匂いがする程度でも銀は変色するものでしょうか?
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銀を変色させる原因である硫化水素は,気体の状態で 直接銀に作用します。つまりこの現象はお湯につけな くても起こるのです。水分は無関係です。 においがするだけで,銀を変色させるには十分です。 銀製品は温泉地に持っていくだけでもダメです。
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いくつか補足。 袋に入れての保管ですが,どんな袋でも良いわけでは ありません。たとえばもっともポピュラーなポリエチレン の袋だとガスバリア性がないので効果なしです。 袋に入れておく場合は,一緒に防錆紙を入れておくと効果が高いです。 http://www.jeis-kanoh.co.jp/ezest/products/silsave.html http://www.rakuten.co.jp/n-heart/449783/474450/ ↑この手のものを使うのも手です。 オゾンでは硫化は起こりません。(オゾン=O3) 多分,勘違いですね。 硫化水素の発生原因としては他にゴム製品や卵やたまねぎ などもありえます。保管場所や一緒においておくもの にも気をつけましょう。
お礼
ご丁寧に補足をありがとうございます。 専用の保管袋まであるのですね~。また、たまねぎから 硫化水素が出るんですか!またまた勉強になりました。
一般的には、シルバーポリッシュクロスで磨きます。 液体洗浄クリナーを使用される場合は、いぶし加工(黒く加工した部分)が落ちる可能性が ありますので、注意して下さい。 長期間、使用されない場合は、空気を遮断できるビニール袋などで、銀の硫化をを防ぎ ましょう。 銀は空気中の硫化水素や、水分中のオゾンや二酸化硫黄と反応して、 表面に硫化銀(Ag²S)を作り、表面が黒変したり、光沢を失っていきます。 これを銀の硫化といいます。よく間違われていわれることは「空気中の 酸素と化合して、銀と化合して酸化してしまう」という事ですが、鉄さび等の 酸素いよる酸化ではなく、硫化水素による硫化だということをしっかり認識 したいものです。
お礼
温泉地では硫化で黒ずむとは聞いていましたが、普通の場所では酸化するのだと思っていました。 大変勉強になりました。ありがとうございます。
- aokuma
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温泉のにおいは硫化水素です。 その硫化水素が反応するので、においに反応するのは間違いないです。
お礼
なるほど~。体から硫化水素が立ち上っているわけですね。 ありがとうございました。
当然、脱衣所も、硫黄ガスが漂ってますので、当然そうなりますね。 レモン汁を脱脂綿につけて擦ってみるとか。。。
お礼
硫黄ガスでも黒くなるんですね!初めて知りました。 ありがとうございました。
お礼
ずばり簡潔で的確な回答、ありがとうございます。 気体の状態で作用するとは全く知りませんでした。勉強になりました。