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動物の体温に反応して点灯するランプ
防犯用などで、動物の体温に反応して点灯するランプってありますよね。 ふつう7メートルくらいの位置で点灯していたランプが、最近20メートル離れていても、反応するようになったのですが、理由がお解りになる方はいらっしゃいますか。 考えてみると、反応する日は電磁調理器や電子レンジを使って食事の用意をした日のように思うのですが、関係ありますでしょうか。 体に磁気を多く取り込んだりすると、微妙なところでこういう変化が出るということありますか。 知り合いの代理ですが、教えてください。 天候も少し関係するようだとも言っていました。 よろしくお願いします。
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一度、取り付け角度をチェックされてみるとよいと思います。 これは「焦電センサ」というもので、「温度の変化を電気信号に変える」という原理によります。 温度変化のあるものなら何にでも反応します。 逆に体温を持っているものでも、静止しているものには反応しません。 市販品にはいろいろな角度(検出角度範囲)をもつものがあります。(広角・狭角) 道路の方向が検出範囲に入った場合、自動車排気ガスを検出して、20mくらいは反応します。 http://www.naisweb.com/j/detectj/bltn_jpn/bltn_jpn_mp/idalu5w.html それで通常は、ある程度高い位置から、地面の方向を向けて取り付け余分な範囲を検出しないように取り付けます。 狭角型なら余分な範囲を検出しないですみますが、広角型だと、検出範囲に気配りする必要があります。 家の中にある電磁調理器や電子レンジには反応しませんが、近くに湯沸かし器などがあると、その排ガスによる気流の変化を検知して作動します。 また、犬、猫にも反応します。 天候については、気温の低いときには、体温との差が大きくなるので、感度が上がりますが、逆に夏場など気温の高いときには、人体温度とあまり差がなくなるので、反応が鈍くなります。 思いもかけないところで、デリケートに反応し、誤作動(目的外動作)することがよくあります。 安価ですが上手に使うことが難しいセンサです。
お礼
さっそくわかりやすいご説明と参考URLをありがとうございました。 やはり、今のこの冬の気候が体温との大きな差をつくり、そのために、反応が良くなっているのですね。 電磁調理器や電子レンジを使って食事の用意をした日に家の外に出ると点灯するというのは、思い込みだと思います。 体に磁気を帯びることを、さまざまに心配する風潮があって、このような心配になったようでした。 夏にはきっと何事もないでしょうから、そのように伝えます。 ありがとうございました。