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金利の期間構造について、特徴を教えてください
大学の金融工学(ポートフォリオ論)の授業にて、割引現在価値について教わりました。その時に、金利の期間構造について特徴を述べよ、という問題が出されましたが、期間構造の意味がいまいちピンときません。 運悪くこの部分だけ聞き逃してしまい、授業が終わってしまいました。詳しい方いましたら教えてください。
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銀行の預金金利が、例えば満期が先であるほど高いように、マーケットでも『その期間中資金を投資すればこれだけの金利が与えられますよ』というのが期間毎に大体決まっていて、横軸に満期までの期間、縦軸に金利を取ってこれをプロットすると分布はカーブに近くなる、これを金利の期間構造というわけですが、特徴があるとすれば 1.とはいえ投資先(資金を借りる先)の信用に応じてマーケットで金利の高低差がつきますので、発行体毎に見たときまさに分布が1本のカーブ上に乗る傾向がある。 2.通常右上がりだが高金利時には一時的に右下がりになることがある。 3.時系列的なこのカーブの動きの特徴は、大きい順に、(1)上下シフト(2)傾きの変化(3)カーブの両端だけが中央比上下する動き。 4.カーブを決める要因を説明する理論には(1)期待利子仮説(2)流動性選好仮説 などがある。 こんなでどうでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とてもわかりやすく、これでテストにも臨めそうです。