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ダブルブッキングは詐欺になるか
コンサートなどでは、チケットを買った客が全員来ないことを見越して、座席数以上のチケットを販売することがあるようですが、座席数以上の客がコンサートにやってきた場合詐欺になるんでしょうか。
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詐欺罪は刑法罪ですから、詐欺罪になるかどうかを1次的に決めるのは警察で、2次的に判断するのは検察官で、被害者は決められないのが実情でしょう。大規模に計画的にやっている場合以外は、民事の「相手の故意または過失で損害を受けた」と損害賠償請求事件にしたらどうかと勧められるのがオチと私は予想します。普通のチケット業者であれば、こちらのほうがダブルブッキングの実情に近いとも私は思います。 ダブルブッキングを「詐欺だ!」と警察や検察に納得させるにはよほど確固たる証拠が無い限り無理と思いますし、相手がたとえ有罪で刑務所に入っても、自分の被った損害が賠償されなければ、意味ある手段ではないでしょうね。たとえ詐欺罪が成立しても、民事裁判を起こさなければ、あなたの心のわだかまりや損害は完全には解消されませんよ。刑法罪にはこういう性格もあるのです。
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- utama
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回答No.1
場合によっては入場できないことがあるのが明らかなのに、それを説明せずに販売したとすれば、入場できない危険性を偽って販売したのですから、詐欺になる可能性はあります。 しかしながら、座席数以上の客が来ることはあり得ないと、合理的な予測をし、入場できない危険はないと判断したのであれば、それを説明しなかったとしても、相手を騙したことにはならないので、詐欺にはなりません。 実際に入れない人がでたかどうかという結果は、詐欺の成立とは無関係ではないでしょうか。
質問者
お礼
ありがとうございました。
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