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子供の時に電車で・・・
このジャンルでよかったか?ですが・・ 子供の時にチンチン電車に乗ったら 電車がすれ違うときに運転手か車掌が なんか丸い金属の輪を渡すのをみました。 なん回もみたので覚えています。 あれってなんかおまじないなんでしょうか・・ 渡すのを見るのが楽しかったです。 30年以上昔のはなしですが・・。
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皆さんが回答されておられる通り「タブレット」と呼ばれています。 タブレットの根元(?)の部分(大きな輪の根元の鍵穴の様に見える部分)の穴は実は1種類ではなく、三角、四角、丸と様々な形の穴があいています。路線の閉塞区間(一般にはすれ違える駅と次のすれ違える駅の間)毎にその穴の形状が決められており、どの区間がどの形状なのかは運転席横に運転手が置いて運用する時刻表に閉塞区間と通行票の形状が掲載されております。 運転手はタブレットを受取ると、その穴の形状と時刻表に記載されている形状を指唆確認し、「何々区間形状三角よーし。」とか言っています。 Xと言う列車がA駅で通行票(A-B:例えば丸)を受けとって出発した列車が次の交換駅(B駅)まで進行するとその通行票をB駅に返し、B駅で次の目的駅(C駅)までの通行票(B-C:例えば三角)を受取りC駅に向かいます。 次にYと言う列車がB駅からA駅に向かえばB駅にある通行票(丸)を貰ってA駅に向かう事ができますが、運悪くZと言う列車がY列車の前にA駅からB駅に向かう場合はどの様にして通行票をB駅からA駅に持って来るのでしょうか? 例えば下の例のような場合です。 X列車:A駅(10:00発)→B駅(10:20着):B駅(10:25発)→C駅(10:40着) Z列車:A駅(10:30発)→B駅(10:50着):B駅(10:55発)→C駅(11:10着) Y列車:C駅(10:05発)→B駅(10:20着):B駅(10:54発)→A駅(11:20着) 「タクシーでB駅からA駅に運んで行く」と言った迷回答もありました。 正解は、通行票(例えば丸)は1つだけ存在する訳ではなく幾つも存在します。郵便受け(ポスト)を想像して下さい、A駅とB駅にそれぞれ沢山の丸い通行票がそのポストの中にストックされていると考えて下さい。 A駅、B駅いずれかの駅でその丸い通行票を取り出すと、その通行票がA又はB駅いずれかのポストに戻されるまで次の丸い通行票が取り出せない構造となっています。 X列車がB駅まで進行し、使っていた丸い通行票をB駅でポストに戻すとAB両駅のポストは電気的に結ばれていてB駅に通行票が戻った事をA駅のポストにも知らせます。 その後A駅ではZ列車用の通行票を取り出すことが出来、無事Z列車もB駅まで進むことができます。B駅ではZ列車が使用していた通行票をポストに入れ、その後Y列車用の通行票をB駅で取り出しY列車がA駅に進む訳です。 つまり、「タブレット」の大きな輪は通行票を受取り易くする為の単なる飾りで、実際の通行票は根元の鍵穴の様に見える部分に収められています。 昔、単線区間を走行する急行列車が駅を通りすぎる時(もちろんその駅は停車せず通過する)、プラットホームの侵入側にタブレット受けが設置され、機関助手(勿論今で言うSLです)がタブレットをタブレット受けに引っ掛け、ホームの出口側にある新しいタブレットを自分の腕に引っ掛けて取る姿を見て、「自分も大きくなったらあの様に格好良い機関手になるんだと子供ながらに胸をときめかせたものです。 以上、ちょっとややこしい説明でした。
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- kojo
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高校生の頃、JR八高線をよく利用していて(まだ単線でした)、“タブレット”の授受風景をよく見ました。 私もあれはなんだろう…と思っていたのを覚えていて、今日“タブレット”という物だということを知り、ちょっと懐かしい気持ちになりお邪魔しました。 只見線などでは、今もまだタブレットの交換風景が見れるそうです。
お礼
ありがとうございました。 子供の頃、あの受け渡しのとき なんかドキドキしてみたものです。 まだ現役のシステムなんですね。 そういえば近年も外国のどこかで列車の正面衝突 とかあった気がしますね・・ ハードに頼りすぎたのかなあ・・
- TAKE65
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あまり詳しくないので自信はないのですが、それは「タブレット」と呼ばれる単線部分での通行証みたいなものだと思います。 つまりこのタブレットを持っている電車のみが、単線になっている部分を走行することができるというわけです。 で、単線部分の走行が終わったら次に通る反対側の電車に渡すというわけです。 詳しくは参考URLをご覧下さい。
お礼
ありがとうございました。 HPもみてみました。 原始的ながらも最も安全というところがなかなか。 んー、もう一度こういうシステムを見直してみる 価値はありますね。 ハイテクでも人的ミスは防げませんよね・・
お礼
詳細なご回答ありがとうございました! そうでしたか、丸いただの輪と思っていたんですが 通行票まであったとは・・今日まで知りませんでした。 丸い輪を渡すことのみに意味があるかと思ってました。 私が見たのは市内のチンチン電車でしたが 今思えば確かに単線でした。 渡す時、落としたりしないかはらはらして見ていた ものです。まるでサーカスの曲芸の様に見えました。 確か電車は止まらずにすれ違いながら渡していた 気がするんですが・・ なにせ小学1年生の頃の話なもので。 とても参考になりました。感謝しております。