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貝殻を耳に当てたときの音について
「貝殻を耳に当てたとき聞こえる音は、地球の大気と宇宙空間の摩擦の音だ」と言い張る友人がいるのですが、これってどうなんでしょうか。 地球の大気と宇宙空間の摩擦、って、つまりただの「風」ではないんでしょうか? でも、貝殻を耳に当てた時って、風の音が聞こえるのかな? って頭をひねっています。 「頭がい骨の中を流れる血流の音じゃないの?」と聞きましたら、耳の中に指を突っ込んで聞こえる音はそうだ、との答えです。貝殻を当てたのとどう違うんでしょうか? どなたか、明快に解説して下さい!お願いします!
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こんにちは。 昔から有名な「貝のささやき」と言われる現象ですね。 これは先の方の仰るように、貝の中の空間、耳の穴の中(耳管、外耳道と呼ばれます)と貝の間の空間で、血管の中を流れる血液の摩擦音、拍動音などが共鳴して聞こえる音です。 普通、拍動音は周波数が低すぎてこの狭い空間では共鳴できないのでほとんど音としては感じとれません。 心音図などで言う高周波成分と言われる血管の中の摩擦音が主な成分となり「シャー」という感じで聞こえます。
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- shkwta
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○貝殻の音 周囲の騒音の中から、耳と貝殻とでできる音響系の共振周波数に一致する成分が強められて聞こえるものです。 <実験> (1)コップを耳にあてる。コップに水を入れて耳にあてる。水の量を変えてみる→水が多いほど音の周波数が高くなる。 (2)別の人に、周囲でものを擦るような音を出してもらう。その音が響くのがわかる。 (3)できるだけ静かな、無音に近い場所で貝殻の音を聞く→聞こえない。 ○耳に指を入れたときの音 一定のゴロゴロいう低い音で脈拍によって変化しないものであれば、腕の筋肉が振動している音です。 これは、腕に力をいれると音色が変わります。 また、耳栓をしたときには聞こえませんので、頭蓋骨や耳の中の音ではないことが分かります。
お礼
お答えありがとうございます。 実験、やってみました。貝殻が今手もとにないので、入手した時に(3)もやってみます。(3)が現実だとすると、音源が血流という説は否定されるわけでしょうか? それが、コップと私の頭(いびつ?)に隙間があるからか、うまく音が聞こえないんです~。 耳に指を入れて腕に力を入れる、こっちはちゃんと違いが認識できました。なかなか面白いものですね、、、。
- 134
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宇宙空間…とは、また詩的ですね。 楽器は、ギターのように、ボディーと呼ばれる部分があって、この部分で、ずいぶん音色が変わります。 ボディーの小さいバイオリンは高い音、コントラバスのような大きいものは低い音というように。 貝の場合も同じで、周囲の振動のうち、貝の共鳴しやすい周波数(固有振動数)のものを増幅し、耳に伝えています。 コップを耳に付け、微妙に頭にくっつけたり、話したりを繰り返すと、音の強弱が変わると思います。 体内の音であれば、頭部に密着させたときが最も大きいと思いますが、実際には微妙な距離があるはずです。 音源は、周囲の雑多な音(風の音も含まれる…と思います)で、貝の大きさによりたまたま増幅された音が聞こえる… ということになると思います。
お礼
お答えありがとうございます。 詩的、、、そうですか、そう好意的に取れない私は心が狭い、非詩的な人間かもしれない、、、。(笑) 風の音も含まれる、ということは、友人の説肯定意見ですね! 楽器と考えるとロマンチックですねえ。
- First_Noel
- ベストアンサー率31% (508/1597)
私が昔読んだ本では,共鳴音であるとされていました. 多分音源は血流だと思います. その音が,貝殻と耳との間の距離か,貝殻の大きさによって決まる 共鳴波長が聞こえているのでしょう. >地球の大気と宇宙空間の摩擦の音だ これはあり得ません.
お礼
お答えいただいてありがとうございます。 共鳴ということは、楽器の原理ですね。 >地球の大気と宇宙空間の摩擦の音だ これはあり得ません. そうですか!(笑)ちょっと安心しました~。
- gific
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貝殻のことは良く分からないのですが、(http://www.asahi-net.or.jp/~nr8y-ktu/nature/muon.htm) 耳に指を入れたときの音は指や外耳の血流の音だと思います。
お礼
お答えいただいてありがとうございます。 参考URL、Netscapeだからかどうか、うまく表示されないでいます。あとでIE、またはSafariでも見てみます。 早々とありがとうございました。
補足
IEで無事URL見ることができました。すごくロマンチックなサイトで見とれてしまいました。ありがとうございます。
お礼
お答えいただいてありがとうございます。 毎度お世話になります(笑)。 なんだか医学的(解剖学的??)な説明ですね~。 音源としては「宇宙空間と大気」ではなく「血管の中を流れる血液の」摩擦音、拍動音など。ということですね。 血管の中を流れる血液も、摩擦音を出しているのって、なんだか面白いですね。それを聞ける人間の科学もたいしたものだと思います(余談でした)。