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リモコン光線の赤外線
こどもの自由研究でテレビのリモコンの事を調べることになりました。 リモコンからでる光(電波)が赤外線だということはわかったのですがなんで赤外線が使われているかがわかりません。 ここでオヤジの偉大さをこどもに示したいと思います。 みんな助けて。
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離れたところに情報を送る手段は、 1)電波 2)光 3)音波 が考えられますね。家庭で使うリモコンの場合、 3の音波は、音ですから誤動作の原因になるので使えませんね。 1)と2)が選択肢に残ります。 次はコストの問題として、1よりも2の方が安く作れるし、隣の部屋に同じテレビがあると、混信してしまうこともあるのでよろしくありませんね。 残ったのは2の光です。あとはどの波長を使うかですが、最も安く、通信のために十分な応答速度(点滅させて使いますからね)入手可能な発光素子はLED(発光ダイオード)という素子です。 更に他の光による誤動作を考えると、赤外線か紫外線しかありません。 ところが紫外線のLEDは昔はありませんでした。 (ここ2~3年でようやく登場してきましたが、コストも高く、まだまだ使用するには実用的でありません。) よって消去法で赤外線が使われることとなりました。 テレビに付いている受光素子の方は、フォトダイオードと言いまして、可視光にも反応しますので、全面に可視光を通さなくて、赤外線のみを通るフィルターをおいて誤動作を防いでいます。 では。
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- syou2001
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赤外線の理由については、皆さんが お答えされているので、書きませんが、 お父さんの偉大さを示す材料を書きますね。 子供に、ビデオカメラを覗かせて、 お父さんがその子供に向かって、 関係ないリモコンを、押してみてください。 カメラを覗いている子供には、赤外線が出ているのが確認できると思います。 ビデオカメラのには、画質のため赤外線を カットするフィルターがついてますが、 100%カットするわけではないので、 確認できると思います。 目で見えるようになるだけで、 なんだか、少し理解できたような気になりますからね。 お父さんスゴーイ!! ってなるといいですね。^^
お礼
オヤジの偉大さに的を絞った回答をありがとうございました。 もし良かったら、syou2001さんの”お父さんスゴーイ”談を 聞かせて下さい。
- Pesuko
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あくまでも私の予想です。 1)電波はノイズが乗りやすく家庭用では安定して安い回路が難しかった、電源が単4電池2本程度なので電池寿命の点からも電波では頻繁に電池交換しなくてはならないので難しい(そんな物、家庭用で売り出すとケチョンケチョンにたたかれます)。 また隣の家や隣の部屋と混信する可能性もある。 2)超音波=以前ありましたが誤動作が頻発していました。 私の家にも有りましたが(松下製)、100円玉5枚ほどや、キーホルダーの鍵でジャラジャラ音を出すとチャンネルが回ってしまう。 波長が長いので細かい指令が乗せられない。 当時ON/OFF(ラッチで1指令)・チャンネル回転の2指令のみでした。 3)LED=可視光は論外としても、赤外線LEDが出力が大きいものが作れた。 現在でも高輝度のLEDは赤色ですが、出力の大きな不可視光となると赤外線になってしまうのでは? ブルーLEDがやっと最近出来上がってきたので、開発当時紫外線LEDは実用段階ではなかったと思います。 今でも紫外線は体に悪いですが、それよりも出力が小さいので到達距離が短くなってしいます。 (この前、紫のLEDレーザーが出来たと騒いでいたから、まだ紫外線LEDはまともに出来ていないのではないかな) また赤外線のほうが減衰率が低いと思うし、家庭用で5m前後の到達距離となると今でも赤外線でしょう。 (交通信号の赤色は遠くまで見えるためと言うのも理由のひとつだったと思います、赤色は遠くまで届く=赤外も良く似た物)。
- hero_No1
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作る側から言うと、現在では「他に選択肢が無い」と言っていいほど、安くて性能の良い赤外線発光素子(LED)と、制御用のICが揃っているからと言えます。 昔は超音波式がありましたが、搬送できる情報量に限りがあり、電源のON/OFFとチャンネルのUP/DOWN位しか出来なかったと思います。また、電話のベル(当時のベル 機械式のリンリンタイプ)で誤動作したりしました。 赤外式だと搬送できる情報量も多く、安価に容易に利用できます。また、紫外線だと発光素子が小型・軽量な物が無い?のでは??。また、蛍光灯などから出る紫外線で誤動作の可能性がありそう。情報量の多さに起因しますが、テレビ用、ビデオ用、エアコン用、など等同時に多種の物を使えるという利便性にもつながります。電波などの利用も、現状ではメリットありません。(コスト対効果) 車のキーなどには電波式が使われていますが、屋外での利用なので、太陽光線からの赤外線の干渉や、無指向性の電波の特徴が利用されています。赤外の様に指向性が強いと、車に多くの受光部を付けなければ実用になりませんから。
お礼
物理がからっきし、ダメな僕にはこの回答は感動です。 さすが専門家。ありがとうございました。
- monaka32
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全然自信ないですが、たぶん ・波長の関係だと思いますが、通常の可視光線(電球など)にくらべ 伝送効率がいいのだと思います。 ・送受信の回路が比較的安価で、小型化できる ・光線のON/OFFのパターンで信号を出すために、高速で点滅できる
これはですね。単純なことです。 代行手段がないからです(笑) 現在、物理的に制御可能で、かつ無線通信として利用できる技術としては、電磁波しかありません。将来的にはニュートリノ通信とかできるかもしれませんけどね。 だから電磁波を使うしかないのです。 もっとも、別に音を使ってもいいんですけど、音は周囲の雑音と干渉しやすいですからね。電磁波の場合、「お互いにすれ違っても干渉し合わない」という性質があるため、こういうとき便利なんです。 電磁波は大まかに「紫外線」「可視光線」「赤外線」の3つに分類されますが、このうち可視光線は目に見える光です。こんなものを使うわけにはいきません(笑) 紫外線は、ご存じの通り身体に悪いです(^_^; ですんで、あとは赤外線しか残されていないのです。 そういえば、赤外線は身体にいいって話、ありましたよね。 リモコンの発光部を肩に当てて肩こり治らんもんでしょうかね(^_^; 無理か。出力が小さすぎるし。
- Ni-MH
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この回答にぜんぜん自信がありません。(^^;) 言い切っている部分も間違っているかもしれません。 昔はデータの通信などに、電波や超音波(振動)を 使っていたようです。 しかし問題がありました。エラーが大変多かったらしいです。 今では電波のエラー(電波だけでなく、こうやって使っている インターネット通信もエラーが発生しています)は「エラー訂正」という 技術を使用して解決しているようです。 たぶんリモコンの技術が完全ではなかった時代は、エラー訂正なんて 無かったんでしょう(あったかもしれませんが…)。 だから、より安定した通信が出来る赤外線を使ったと思います。 たぶん赤外線は電磁波の影響を受け無いと思います(厳密にはどうか知りませんが) それと受信、送信が、やりやすいということもあるかもしれません。 付け加えですが、紫外線をなぜ使わなかったのかは、たぶん 「体に悪い」「電気をたくさん使う」とか、そんな理由で採用されなかった と思います?(わからないですが・・・)
お礼
よーくわかりました。ありがとうございます。 百科事典にもそれらしきことが書いてありましたが mickjey2さんの説明は表現がとても分かり易くて 僕にもよく理解できました。 こどもの自由研究のおかげで貴重な知識が身に付きました。