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肝硬変
父が肝硬変で、悪性ポリープも数回でき入退院を繰り返しています。年齢は69歳です。肝硬変になると肝機能改善はできないのでしょうか?特効薬・ワクチン・健康食品等ご存知であれば教えて下さい。また、病院も教えて下さい。実家は四国 徳島県です。診断書等で薬等を出して頂ける病院があれば最適です。
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がんが比較的大きく、数が少ないケースでは、開腹してがんのある部分を切除する手術が行われます。ただし、がんが2~3か所に同時にできている場合は、すべてのがんを切除するのは困難なので、局所療法が行われます。 局所療法には、「エタノール局注療法」「マイクロ波凝固療法」「ラジオ波焼灼療法」の3種類があり、それぞれの長所を考慮しながら使い分けます。いずれも、おなかを切らずに治療できるので、患者さんの体にやさしい治療法といえます。 また、早期がんだけでなく、進行したがんの治療にも適応できるのが、がん細胞に栄養を送っている肝動脈の血液の流れを止めて、がん細胞に栄養が送られないようにする「肝動脈そく栓術」です。これらの治療法のなかから最も適切な方法が選択されます。 なお、最新の治療法は以下の2つです。 ・焼灼療法 「マイクロ波による焼灼療法」は、皮膚の上からがん部へ針を刺し、針の先端からマイクロ波を出して、がんを焼く治療法。直径3cm以下のがんが対象で、健康保険も適用されています。しかし、マイクロ波は非常に高熱になるため、焼灼範囲が広くなり、周囲の正常な組織や血管などを傷つけてしまうこともあります。 一方、直径3~4cmのがんを焼灼できる「ラジオ波による焼灼療法」は、マイクロ波ほど高熱にはならないため、焼灼範囲がコントロールしやすく、マイクロ波のように正常な組織まで焼いてしまうこともほとんどありません。ただ、まだ臨床試験の段階で、健康保険の適用にはなっていません。 ・肝動脈持続的注入療法 がんが肝臓全体に転移して広がった「高度進行がん」に対して、研究、開発されている治療法で、脚の付け根から、肝臓の動脈へカテーテル(細い管)を挿入したままにし、1日に約2時間ずつ、20日間に渡って抗がん剤を注入します。抗がん剤を直接肝臓がんに注入するため、全身の負担が少なく、また、抗がん剤の量も少なくてすむのが特徴です。まだ臨床試験段階ですが、「がんが消滅する、延命の効果がある」など、よい成績を表すデータが多く報告されています。 病院ですが、やはり医者の個人の能力にかかわるところが大きいですよね。それで四国であれば、山口大学医学部附属病院か、大阪大学医学部附属病院がいいでしょう。その専門の先生も併せて紹介しておきます。 山口大学医学部附属病院(第一内科) 沖田 極 教授 大阪大学医学部附属病院 門田 守人
お礼
有難う御座います。大変参考になりました。