石を判別(鑑別)する方法はいくつかあります。
通常複数の方法を組み合わせて鑑別します。
石が一種類の鉱物からできているか、複数の鉱物が集まってできている岩石であるかで、方法が変わってきます。
1) 石の形・色・透明度・構造・含まれる不純物の形や色等で鑑別する。
道具は肉眼とルーペ(10倍)、さらに双眼実体顕微鏡などを使用する。
2) 条痕色(粉末にしたときの色)・硬度・塩酸などの試薬をつけた時の変化・比重・屈折率・磁性等の物理化学的性質を調べる。
道具は条痕板・硬度計・各種試薬・重液(比重計)・屈折率計・ガウス(テスラ)メーターなど。
3) 石を薄くスライスして、スライドグラスに接着し、これを研磨してプレパラートを作成する。これを偏光顕微鏡で観察する。
道具は岩石カッター・研磨用具一式・専用接着剤・偏光顕微鏡・光源など。
4) 機器分析を行う。
道具は蛍光X線分析器、X線マイクロアナライザー、ワイセンベルクカメラとX線源その他。機器は高価で大型なので、個人での購入・管理は困難。
以上のように、石の分析は経験や訓練が必要だったり、道具が高価で大型だったりと、素人の方がなかなか簡単にできるものではありません。
最も簡単なのは、経験者や専門家に依頼することです。
中学や高校の理科ないしは地学教師・地質学を研究している大学・博物館などに相談してみてはいかがでしょうか。
石の鑑定をしてくれる企業もありますが、有料となります。
石の鑑別の経験者なら、肉眼で、あるいはルーペで観察するだけで、ある程度正確な石の種類を教えてくれるはずです。
なお、今の時期に混入する可能性の1つとして、「火山噴出物」があります。
もし関東近県にお住まいでしたら、浅間山の噴出物が、野菜や露天で乾燥させて作られる加工食品(かんぴょうや干物、乾麺など)に付着している可能性があるとおもわれます。
ルーペで観察して多孔質で白っぽいものなら軽石(浮石)、黒ければスコリアなど、火山礫の可能性があります。
また、砂利を含む土壌で作られた根菜類等は小石を含むことがあります。
さらに、貝を使った料理の場合、真珠の可能性があります。貝殻に真珠質を持たないアサリやカキなどの真珠は、真珠特有の光沢を持たない白いカタマリになります。
少しでも参考になれば幸いです。
お礼
大変詳しく専門的なアドバイスありがとうございました。 とても参考になりました。