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肺がん : 胸水について
こんにちは。 (何回も肺がんの父の件で相談させていただいています) 1Wくらい前から、父(肺がん:IIIb、非小細胞癌)が胸の痛み、呼吸混乱などの症状を訴え、病院で調べてもらいました。(調べ方は正面と横から撮るレントゲンだけのものでした。) 結果、胸水の貯留によるものだそうです。 担当医は「まだ排液するほどでもない」と言い、内服薬を渡してくれました。(胸水に効く(痛みを和らげる)薬なんてあるんだと思いました。) ただ、父本人は、胸痛で楽に眠れない(楽な姿勢が取れない)し、息も苦しいので、できたら抜いてもらいたいと言っています。それを言っても、担当医は、同じことを繰り返して言っているだけです。 ぼくの感想では、この医者ってなんだかいいかげんで、ちゃんと向き合ってくれてないなって思いました。 抜いてもしょうがないからそれしか言えないのか、それとも本当にまだ大丈夫だからそう言っているのか、よくわかりません。 その辺を確かめようとしても、黙って相手にしてくれません。 病院を変えようかとも思っています。 ちょっと、今後どのようなアクションを取るべきか、 よくわかりません。 どなたかアドバイスをいただけたら幸いです。 宜しくお願いします。
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大変遅くなって申し訳ありませんでした。 cgi_syohoさんの書き込みに気づくのが遅れてしまいました。 さて、さしあたって何故痛むのか?と言うことについてですが、原因としてはいくつかあるだろうと思います。 その中でも一番やっかいなのは、癌の胸膜・肋骨・脊椎などへの転移でしょう。 大量の胸水が存在することから考えても、その可能性は高いものと思われます(もちろん胸水は他の原因、たとえば低栄養状態や感染などでも出ますが)。 そして、もし癌の転移で胸水がたまっているのであれば、胸水は癌に反応して分泌されているだけですから、水を引いても痛みは決して変わらないはずです。 痛みをコントロールするにはいわゆる普通の鎮痛剤や湿布もある程度は効果があるでしょう。 しかし、麻薬(モルヒネなど)の鎮痛効果には全くかないません。 早めに導入されることをお薦めします。 飲み薬だけでは無く、最近は麻薬の貼り薬も出ています。 どこでも良いので貼っておくと、そこから経皮的に血中へ吸収され、全身を回り鎮痛作用を発揮しますから、食べ物や飲み物が通らないと言った状況下でも使えます。 なお、麻薬を使う際はどういう経路であれ、便秘や呼吸抑制と言った副作用はあります。 また使用し始めてすぐは吐き気など消化器症状が出現し、しばらくは食事が入らないと言うことがあるかも知れません。 しかし、痛みのコントロール、多幸感と言ったメリットを考えると、癌の末期で苦しんでいる方にとっては待つ理由はあまり無いのでは無いかと思います。 始めたあとで、出現した副作用を最小限にするような努力を主治医がすれば良いだけです。 どうぞ遠慮せずに主治医にはどしどし希望を言ってみてください。
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- MMMMMMMM
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医師ですが、私がお父上の立場であれば、少なくとも早急に痛みは取ってもらいたいところです。 私は患者さんにも痛みや痒みと言った我慢しかねる感覚については、その原因がたとえどういう疾患であろうと、できるだけ早急に取り除くよう努力しています。 また、すでに痛みがひどいようですから、早晩麻薬を使用することになると思うのですが、そう言った話はまだ出ていないのでしょうか? ただ、呼吸状態が悪いと、麻薬によりさらに呼吸状態を増悪させる可能性があるので、外来での導入が困難かも知れません。 また、胸水については、呼吸苦を減らす可能性はありますが、胸水をとったら痛みが減るか?と言われると、残念ながらそうでない可能性が高いように思います。 いずれにせよ、私であれば一旦入院→症状緩和を目指したいところです。 それは、今後の作戦を立てるため、また、医療サイドとご家族サイドとの意思疎通をはかるためにも良いのではないでしょうか。 まずは早急に主治医へご家族の方からも少なくとも症状の緩和を行ってもらいたい旨お伝えになっては如何でしょうか? 患者さんが十分意志を伝えられていないだけかも知れません。 痛みなどの症状はご自身しか自覚できないものですから、訴え方がすべてだろうと思います。 とかく癌などの重病をわずらっってしまうと、医者に自分の命を握られていると言った感覚を抱かれて、医者には何も言わなくなってしまう方もいらっしゃいます。 しかし、大病だからこそ遠慮無く症状や今後の希望を遠慮無く伝えて頂きたいと思います。 また、お子様にもお父上に成り代わって是非希望を遠慮無く言って頂きたいと思います。 しかし、それでも何のアクションもしない(できない)医者であればそれ以上関わる必要はないでしょう。 早急に変えるべきだと思います。 以上長々と書きました。 これからがさらに大変になるでしょう。 進行は極めて早いと思われます。 残された時間できるだけ苦痛なく、ご家族や親しいかたと幸せな時間を共有できることをお祈りしています。
お礼
こんにちは。 このたびはどうもありがとうございます。(お礼を言うのが遅くなり、申し訳ありません。) (下のmisachi395さんに書いた内容と重なってしまいますが) 父のほうですが、さらに痛みが増し、ごアドバイス通り、4日前に胸水を抜いてもらいました。抜いた後、ほんの少し呼吸が楽になっただけで「胸痛」だけは相変わらずのようです。痛み方も、肋骨全体が痛むそうです。癌が進行し、肋骨を圧迫しているのでしょうか。 27日に担当医と面会しますが、他の専門家のセカンドオピニオンとして、MMMMMMMMのご意見をもう一度お聞かせいただけたら幸いです。 一番知りたいのは、「なぜ胸が痛むのか」と「今後の処置」ですが、アドバイスはその他のものでもかまいません。 どうぞ宜しくお願いします。
- misachi395
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主治医の方の本心として。 水が溜まっているから抜くという単純なことではないこと。というのも、肺がんが原因であるので、一時しのぎでしかなく(一時的に抜いてもまた溜まる可能性がある。持続的に抜くならば入院が必要であったり、ベッドで寝たきりになる可能性が強い)、排液する際の細菌感染も考慮すべきであること・・・などが考えられます。 御本人には今の苦痛が大きすぎて、何とか楽にしてもらいたいと言う想いがあるでしょう。反面、その胸水を抜くこと(処置)も苦痛となる可能性もあります。 セカンドオピニオンとして、他の病院に行くことも出来ます。医師によって処置に対する考えが違うことがありますので。そこで好印象をもてる医師(人)に出会えたなら、変えてしまうのも一つの方法です。 一番心配なのは、御家族も医師について不信感を持っていらっしゃることです。医師とのコミュニケーションがスムーズでないと、本人だけでなく家族も迷うことになってしまいます。 肺がんはとにかく呼吸が苦しくなるので、これ以上の苦痛はないというくらいです。胸痛もあるなら、なおさらですよね。 今後、医師や病院を変えるほかに、ホスピス病棟、在宅でホスピス的な苦痛除去に重点を置いた訪問診療・看護をうけるとか、方法がいくつかあります。まずは御本人が望む内容の優先順位を明確にして、保健所などで情報を得てみてはいかがでしょうか? ・・・他の質問を見ていないので、重複している内容もあるかもしれませんが・・・。
お礼
こんにちは。 ご意見をお寄せいただき、どうもありがとうございます。(お礼を言うのが遅くなり、申し訳ありません。) さらに痛みが増し、4日前に胸水を抜いてもらいました。抜いた後、ほんの少し呼吸が楽になっているようですが、「胸痛」だけは相変わらずのようです。痛み方も、肋骨全体が痛むそうです。癌が進行し、肋骨を圧迫しているのでしょうか。 担当医はいつもの調子で、また痛み出したら来院してくださいとのことでした。父と一緒にいるから正直(詳細)なことを言ってもらえないかと思い、27日に担当医と僕の2人きりで面会する予定です。 27日に面会しますが、misachi395さんは専門家でいらっしゃいますし、セカンドオピニオンとして再度ご意見いただけたら本当にうれしいです。 どうぞ宜しくお願いします。
お礼
MMMMMMMMさんへ ご丁寧・親切なアドバイスをいただき、 どうもありがとうございます。 27日、担当医と面会するのですが、 頂いたアドバイスは、大変参考になると思います。 モルヒネに、苦痛緩和作用があるとは知りませんでした。ご指摘通り、今の父にとっては「痛みを和らげる」ことが一番のような気がしますね。 前向きに導入を検討させていただきます。 それでは、良いお年をお迎えください。 また何か機会がありましたら、ぜひ教えてください。 宜しくお願いします。