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●世界に通用するジャーナリスト、銀行家、政治家
私の友人の言葉です。 「世界に通用する科学者は、たちどころに数百人が挙げられる。世界に通用する技術者はもっと多い。でも世界に通用する政治家、銀行家、ジャーナリストはいない」 僕はこれに反論できませんでした。 そこで質問です。世界に通用する政治家、銀行家、ジャーナリストを教えてください。 私には存命中の政治家は思いつきません。銀行家では福井日銀総裁ぐらいでしょうか。ジャーナリストに至っては、言葉の問題を差し引いても絶望的です。ほんとにこんなに少ないのでしょうか?何故こんなに少ないのでしょうか?
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政治家や銀行家は「日本の」というだけである程度通用します。日本が超大国ですから、たとえばザンビアの首相よりまだしも小泉のほうが「世界に通用」している。つまりこういう職業は本人の素質以前に、その人が、その国の、そのポストに、いるということが「世界で通用する」という基準になりがちなのです。G8の首脳、特にアメリカのブッシュやイタリアのベルルスコーニが、あれでも「世界に通用」しているのはそのためでしょう。フランスのジスカール・デスタンのように、フランス国内ではぱっとしなかったけれど、EUでは人徳が買われている、という人もいますし。 また「世界に通用」が「世界的に評価」なのか、「それだけの素質がある」なのかによっても違います。後者であれば、日本の政治家もアメリカの政治家も大してかわらないと思うのですが。「世界的に評価」といったところで、評価するほうはどこの国でも「盲千人、目明き千人」というやつで、素質はあるのに日本で評価されていない人が外国で評価されている、というのはかなり例外的な事象でしょう。 政治家としては毀誉褒貶はありますがやはり中曽根と宮沢の二人はあげられるでしょう。実務処理という面では後藤田を入れてもいいかもしれない。また別の意味で、野中のような策士ぶりは、議会戦術と多数派構築のテクニックという意味でどこの国の議会でも通用すると思います。
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ジャーナリストでは、立花隆さんは、当然入ると思います。
お礼
caterinaさん、ありがとうございます。 立花隆さんはすごいと思います。最近はちょっと、、、と思うときもありますが、田中角栄を失脚させたのは、事実上立花さんですし、理科系にも造詣が深いです。 ただ、欧米で評価されているのでしょうか?
お礼
kankasouroさんこんにちは。 >政治家や銀行家は「日本の」というだけである程度通用します。 これこそが問題だと思います。 日本の国際競争力を各分野別に見ると、いつも世界一二に来るのが科学技術などの分野で、政治・経済などはお荷物扱いです(日本がODAを出している国より国際の格付けが低い、なんてのはどういうことなんでしょう)。 製造業が稼いだお金で、銀行家が放漫経営をして、政治家がでかい顔してる、って言うと言いすぎですかね。 >やはり中曽根と宮沢の二人はあげられるでしょう 今から考えると国鉄の民営化ってのは、凄まじいことだったんだなぁ、と思います。 ありがとうございました。