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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:金銀指数の出来高)

金銀指数の出来高が0の日に価格が動く理由とは?

このQ&Aのポイント
  • 金銀指数のデータから、出来高が0の日に価格が動く現象が観測されます。
  • 具体的には、2004年12月3日のデータで出来高が0なのに価格が動いています。
  • 出来高が0の場合、取引が行われていないために価格が動くことは考えにくいですが、なぜこういうことが起きるのでしょうか?

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回答No.2

>すると、他の日の0でないvolumeは何を意味するのでしょうか? 大変失礼しました。 調べてみた結果、金銀指数のオプションがフィラデルフィア取引所に上場されているようです。Volumeは恐らくこれの出来高でしょう。 マイナーな取引所なので私自身、いままで気づいていませんでした。 出来高が0なのに値が動いている理由ですが、それは恐らく設備不足によるものではないかと思います。 完全にコンピューター化されている現物株・債券とは違い、取引所での先物・オプションの売買はまだ手作業で業務を行う部分が多く残っており、この事情は相場先進国アメリカといえども変わりありません。 特に実際の取引執行においては、現物市場では取引所の中央サーバーが自動で処理しているのに対し、(※ただし、アメリカの株式市場ではスペシャリストという人たちがある程度介入してはいます)、先物・オプションではフロアトレーダー(場立ち)が手信号で売買を執行しています。これについては、ニュースでシカゴ商品取引所などの映像を通してご覧になったことがあるかと思います。(ヘッドフォンをつけた男たちが手を上げて怒鳴りあっている、あれです) このような事情のため、取引所での先物・オプション売買の出来高はリアルタイムではなく、その翌日に発表されることになっています。つまり、その日の取引記録を整理するのに1日かかるのです。 こうした古い体制がとられているため、出来高のデータが失われたり不完全なデータが発表されることも十分にあり得ます。恐らくそれによる影響ではないかと思われます。 なお、先物・オプションはもともと商いが薄く、売買は主に市場が開いてから最初の1時間と最後の1時間に集中する傾向があります。(取引量をグラフに描くとU字型になります) なので、1日の売買高が1~2枚ということも珍しくなく、このような薄商いの日の出来高が「あまりに少なすぎる」という理由で無視されることもしばしばあると聞きます。金銀指数のようなマイナーな指数であればなおさらその可能性が高いでしょう。 下のサイトを参考すればS&P 500と比べてみれば、金銀指数の取引が如何に薄いかが実感できると思います。

参考URL:
http://finance.yahoo.com/q?s=^GSPC
noname#108554
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございます。 もう一つ御存じでしたら教えていただきたいのですが、 2003年以降、フィラデルフィア金銀指数のvolumeの 対数変化率のヴォラティリティが急に大きくなっています。 これはなぜでしょうか? 仮説でもいいです。 実は、この質問は、ヴォラティリティが急に大きくなる理由を探っていたら、 なぜvolumeが0なのに価格が動いているんだ? と思ってしたものでした。

その他の回答 (2)

回答No.3

アメリカでは金銀指数だけではなく、指数先物・オプションは80年代から出来高が急激に膨らんでいます。 これは、ポートフォリオ・アシュランス(Portfolio Assurance)とプログラム・トレーディング(Program Trading)によるものです。 これらはいずれも機関投資家が多用している売買手法であり、日本でも特に日経指数を対象に盛んに行われています。 ポートフォリオアシュランスは株に投資しているとき、株式市場が下落すると自動的に指数先物を空売りしていくことで損失を抑える手法です。たとえば、鉱業株を買っているときに鉱業セクター全体が下落したら、金銀指数を空売りするのです。 プログラムトレーディングは実際の株価指数と指数先物の乖離を利用する手法です。 そもそも実際の株価指数はそのときの株価を平均して算出されるものであり、指数先物は指数の値、金利、満期までの期間などによって算出されます。(これを理論価格と呼びます) ところで、株式市場の動きを反映するだけの指数と違い、指数先物はそれ自体がひとつの売買対象(銘柄)であるため、投資家たちの需給によって価格が上下します。このため、指数先物はときに理論価格から大きく離れます。 しかし、いくら需給によって価格が動くといっても、指数先物はあくまで実際の指数をベースにしたものであるため、一時的に乖離が大きくなりすぎることはあっても、長期的には理論価格(指数の近辺)に収束する傾向があります。 プログラムトレーディングはこの傾向を利用するものです。 つまり、先物が指数を大きく上回れば(プレミアムがついた、といいます)、先物を空売りし現物株を買います。逆に先物が指数を大きく下回れば(ディスカウントされた、といいます)、先物を買い株を空売りします。 このように先物と現物株を絡めているため、対象とする指数はできる限り少ない銘柄で構成されていることが望ましいです。つまり、S&P500よりはダウがやりやすいです。30株を売買するほうが500株より簡単ですからね。 フィラデルフィア金銀指数は12銘柄で構成されているので、プログラムトレーディングに適しているということでしょう。 ところで、これらの手法はリスクを抑えながら稼ぎたい投資家にとって大変ありがたい存在ですが、儲けが非常に少ないため、手数料をカバーできる・機械的なシステムを使える立場の大手機関投資家のためのやり方であり、ここが問題になっています。 つまり、巨額の資金がある決められた条件下で一気に動くことになるため、相場が短期的に激しく動くのです。 実際、1987年9月のブラック・マンデーの暴落はプログラムトレーディングが引き起こし、ポートフォリオアシュランスが加速させたものだと言われています。 いずれも個人投資家には無用の長物ですが、これらの手法により日中の相場の動きがどんどん激しくなってきているということは覚えておいて損はないと思います。 ※東証のHPでもプログラムトレーディングの出来高に関しては統計資料が無料でDLできるはずですので、ご興味があれば参考にしてください。

noname#108554
質問者

お礼

よく分かりました。お付き合いいただきありがとうございました。

回答No.1

出来高がないのは「指数」だからです。 ご存知かと思いますが、指数とは一定の基準で計算するものです。この場合はアメリカの鉱業株グループの株価から計算しています。 つまり、Philadelphia Gold & Silver Indexという売買対象(銘柄)が存在するわけではないのです。 一方、Dow、日経などは先物やオプションという銘柄があるので出来高が発表されます。

noname#108554
質問者

お礼

ありがとうございます。 すると、他の日の0でないvolumeは何を意味するのでしょうか?

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