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グリシンを合成したのですが・・・
実験で、グリシンを合成しました。 ニンヒドリン反応なども行い、グリシンということは確認できたのですが、UVの測定器にかけたところ、200nm以上の可視光領域に吸収はほとんど見られませんでした。 これは本当にグリシンなのでしょうか? グリシンだとしたら、何故可視光領域に吸収がないのかを教えていただけると助かります。
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一般に、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、ヒスチジンのような芳香族アミノ酸は紫外領域に吸収をもちます。グリシンが吸収をもたないのは、芳香族性の側鎖をもたないからです。やまとさんの言う通りアミノ酸は構造によりUVに吸収をもつかが決まります。ただ、その吸収の極大や吸光度は各々異なります。余談ですがこれらの芳香族アミノ酸が存在することに起因してタンパク質はUVを吸収します。
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- nitscape
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#1です。 >測定結果があまりにも平坦でピークのない結果になったのでなぜかな・ 一般的にトリプトファンなどと異なり、グリシンにはUV吸収がないと言われることが多いです。そのため平坦になります。 どうでもいいことですが... ニンヒドリンやらUVやらという言葉がありますのでおそらく大学生以上ですよね。実験をするときは無色透明だからUVで...のようにむやみやたらに実験をするのではなく"目的"や"仮説"を事前に考える習慣をつけた方がいいと思います。
お礼
助かりました。ありがとうございます。
補足
失礼かもしれませんが、分からないのでお聞かせください。 >一般的にトリプトファンなどと異なり、グリシンにはUV吸収がないと言われることが多いです。そのため平坦になります。 平坦になる理由は分かりましたが、なぜグリシンにはUV吸収がないのか、トリプトファンにはあるのか、それが理解できません。 構造上の違いなのでしょうか?
- nitscape
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>200nm以上の可視光領域 200nm付近は可視光ではありません。紫外光と呼ばれることが多いと思います。質問文にも測定器はUV(ultra violet=紫外:スペルミスの可能性あり)とありますよね... >グリシンだとしたら、何故可視光領域に吸収がないのかを教えていただけると助かります。 逆に質問しますが、なぜグリシンにUV吸収があると考えたのでしょうか?そしてどのような理由から吸光度の測定実験をしたのでしょうか?
補足
無色透明の物質だったのでUV器にかけてみたのですが、グリシンにUV吸収があると考えたといいますか、測定結果があまりにも平坦でピークのない結果になったのでなぜかな・・・と思ったのです。
お礼
補足までしていただいてありがとうございました。 とても助かりました。