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ラマン散乱の選択則
勉強しようと思っているので 参考書やHP等ご存知の方教えてください
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結晶のラマン分光ですか? それとも分子のラマン分光ですか? (「物理学」で質問しているということは結晶のラマン分光でしょうか...) どちらにしろラマン分光の本と言うよりは、事実上物性物理屋または化学屋向けの群論の教科書になってしまいますが、以下列挙します。 (1)はラマン分光全般の解説の他、結晶のラマン分光に関する記述(光学モードの選択則等)があります。 (2)は空間群について記述の多い群論の教科書。大著です。結晶を扱う物理屋向け? (3)物理屋が書いた(6)(7)(8)レベルの入門書。 (4)名著と言う事になっていますが絶版。図書館にあるなら是非読んでみてください。 (5)物理屋向けの群論の入門書を読むための入門書。独学で群論を学ぶのであれば、他の本をいきなり読んで挫折する前に一度目を通すことをお勧めします。 (6)(7)(8)化学屋向けの群論入門書。分子のラマンであればこちらをお勧め。 分子軌道について多くのページが割かれていて、物理屋が書いた本とは趣が異なりますが、読みやすいです。 (1) 日本分光学会 測定法シリーズ 「ラマン分光法」 濱口 宏夫 、平川 暁子 編 学会出版センター http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4762215686 (2) 「応用群論 増補版」 犬井 鉄郎 著 裳華房 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4785328010 (3) 「物性物理 物性化学のための群論入門」 小野寺 嘉孝 著 裳華房 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4785328061 (4) 「物性物理学のための 群論入門」 G.バーンズ 著 培風館 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4563021539 (5) 物理数学One Point 「物理で「群」とはこんなもの」 小野 嘉之 著 共立出版 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320033132 (6) 「分子の対称と群論」 中崎 昌雄 著 東京化学同人 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4807900862 (7) 「コットン群論の化学への応用」 F.Albert Cotton 著 丸善 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621037463 (8) 「群論と分子」 大岩正芳 著 化学同人 http://www.kagakudojin.co.jp/library/ISBN4-7598-0151-0.htm
お礼
ありがとうございました。 頑張って勉強したいと思います。