おはようございます。
シーア派かスンニ派かというご質問ですが、まずそういった枠組みを超えたところにイスラム原理主義という思想がありまして、その中でも特に過激な連中が烏合衆参して出来た組織があります。アフガニスタンの「タリバン」・レバノンの「ヒスボラ」・パレスティナの「ハマス」など色々いますが、今イラクに入り込んでいる組織は「アルカイダ」と呼ばれている連中です。
で、元々彼らとは何の接点もなかったにもかかわらずアメリカがイラクを侵略した途端にアルカイダ系の外国人テロリストが続々とイラク入りしたのは本当です。
最近、アメリカが取り逃がしたザルカウィという野蛮人もアルカイダ系のテロリストですがヨルダンの人です。幸田さんをはじめとする多くの外国人を無残に殺害した連中も彼の仲間らしいのですが、なにしろ組織自体が反米テロの互助会みたいなものですから、実際に彼が拉致や殺害を指示したかどうかは不明です。
そもそもアルカイダは9.11を起こしたウサマ・ビンラディンと言うサウジアラビアの人がアフガニスタンからソ連を追い出すためににCIAにそそのかされて組織したものなんです。ところがソビエトがアフガニスタンから撤退し両者の関係が最悪になったあたりから組織自体も世界中に散らばりその豊富な資金力を背景に各国のテロ組織と手を組んで過激な武力闘争を展開するにいたるわけです。オセチアの小学校を占拠したりスペインの列車をふっとばしたり、チェチェンの独立運動に加担したりと。
またこのように世界中のテロリスト同士がネットワーク化した事がブッシュ大統領や小泉首相のいう「テロとの戦争」をより困難なものにしているといえるでしょう。
ただウサマ・ビンラディンは今も昔もイラクではなくアフガニスタンにいるんです。なぜかブッシュ大統領はその事を忘れちゃってるみたいなのでだれか教えてあげればいいのにとおもうのですが、、、。
反論は必至でしょうが私的にイラクで悪さしている外国人の筆頭はアメリカだと思っていますので日本人がその一味だと思われることには忸怩たる思いがあります。
長々失礼しました。
お礼
回答ありがとうございます。 武装勢力=アルカイダでいいのでしょうか?じゃあ、ニュースとかで「アメリカとアルカイダとの間で戦闘が行われました」って言えばいいのに武装勢力って表現するから分からなくなるんですよ。 私は始めイラクの民兵と戦ってると思ってました。