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組換え価の考え方
連鎖している2遺伝子間の組換え価x%は、理論的に0≦x<50となり、 また、その値(x)が50%であれば連鎖していないことになる。 ということが理解できません。 ・連鎖しているが組換えが起こった場合、組換え価は0<50(%) ・独立の場合、組換え価は50% ・完全連鎖の場合、組換え価は0%(←独立してるのに組換え価??) これらの比率はどのように考え、求めればよいのでしょうか。 よろしくお願いします。
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2遺伝子雑種のF1に検定交雑をした結果を公式に入れるとある答えが出てきます。それを組換え価と呼ぶわけです。 組換え価が50%であれば,どの生殖細胞も同じように形成される→独立している と考えればいいのでは? 0≦組換え価<50 と 0<組換え価<50 左は完全連鎖を含みますが,右は完全連鎖を含みません。ですから連鎖の場合の組換え価は0≦組換え価<50が正しいでしょう。 当然 組換え価=50 は独立しているので連鎖ではありません。
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- TTOS
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AaBbという個体に対して検定交雑を試みます。[ ]は表現形を示すと理解してください。 結果・・・[AB]:[aB]:[aB]:[ab]=m:n:n:m 組換え価(%)=(n+n)/(m+n+n+m)*100 以下,mやnに適当な正の数を入れて確かめてください。 (検定交雑の実験結果にマイナスの数は出ません) もし独立しているならばm=nで,組換え価=50 もしAB,abが連鎖しaB,Abが組換えで生じるならばm>nで,0<組換え価<50 もしaB,Abが連鎖しAB,abが組換えで生じるならばm<nで,50<組換え価。 公式の分子には組換えで生じた数を入れなければならないので,この場合は 組換え価(%)=(m+m)/(m+n+n+m)*100で,0<組換え価<50 もしAB,abが完全連鎖なら,n=0で,組換え価=0
補足
ありがとうございます。 質問文ですが、少し訂正が入ります。 ・連鎖しているが組換えが起こった場合、組換え価は0<50(%) ・独立の場合、組換え価は50% (←独立してるのに組換え価??) ・完全連鎖の場合、組換え価は0% 完全連鎖してるのに個々に遺伝子が独立するわけありませんよね。すみません。 完全連鎖は組換えが起こらないということだから当然、組換え価は0%になると いうことですよね。 そして、独立してる場合は、配偶子比が[AB]:[aB]:[aB]:[ab]=1:1:1:1より 1+1/1+1+1+1×100=50% となるということですよね。 しかし、 独立してるのに組換え価が出る という部分がまだ疑問が残ってます。 組換えが生じるということは、連鎖しているからこそ組換えが生じると考えてまして・・・ >AB,abが連鎖しaB,Abが組換えで生じるならばm>nで,0<組換え価<50 計算してみたのですが、どれも50以下の組換え価になりますね。 ということは、組換えが生じる場合は必ず50以下になると結論付けてもOKという ことなんですね? ちょっと細かい話になりますが、本の説明文には0≦組換え価<50とあったんです。 なぜ、<ではなく、≦なのでしょうか。 よろしくお願いします。
お礼
なるほどです。組換え価の意味が理解できるように なりました。 こちらでもお世話になりまして、ありがとうございました。