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光化学スモッグの社会的背景とは???
光化学スモッグについて調べているのですが、いまいちわかりません。 1、光化学スモッグが公害となった社会的背景とは? 2、光化学スモッグ問題の裁判等、実際の事例ってありますか? 原因物質については調べてわかったのですが、上記の点についてよくわかりません。 ご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
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私もわからなかったので、ちょっと調べてみました。 1956年から1970年にかけて水俣病からイタイイタイ病、四日市ぜんそく、新潟水俣病といわゆる四大公害があいついで発生しました。しかしこの公害は一部地域の人間や有識者が危機感を募らせていたのにとどまり、一般の人間に広く危機感が行き渡っていたとはいえませんでした。 ところが1970年には東京都新宿区での住民の排ガスによる鉛の蓄積が問題になり、つづけて7月東京都の南部に光化学スモッグが発生し、夏の日中屋外にいた生徒たちに、 目や喉の痛み、呼吸困難、めまい、けいれん等の症状が多発し、これをきっかけに公害が一般の問題として認識されるに至りました。 光化学スモッグは、高度成長の影として公害の典型的なものだったのでしょうね。 ところで、発生元団体に対する裁判の事例もあるようですが、具体的には見つけられませんでした。
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- nobugs
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1、大気汚染の歴史経過は、下記URLに比較的詳しく書かれています。 2、については、四日市の公害裁判で大気汚染による被害の民事賠償が認められた後、1973年に「公害健康被害補償法」が制定されたため、個別での判例は無くなっています。
お礼
ありがとうございます。なるほど、それでなかなか事例が見つからなかったのですね。
- metalic
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社会的背景とは、どういうことをお考えなのかよくわからないのですが、経済成長に伴い、原因物質の排出が増えたことが、第一の社会的背景です。 公害のタイプとしては、4大公害は、いずれも原因者がはっきりし、住民に被害を与えたという、いわば旧タイプの公害ですが、光化学スモッグは原因者が特定しにくい、新たな都市型の公害の出現のひとつと言えるでしょう。 従って被害者が特定の加害者を訴えるという形の訴訟はなかったような気がします。 (何かの公害関係裁判の中で、光化学スモッグの害も主張したというのは、あるかもしれませんが)
お礼
新たな都市型の公害ですか。なるほどです。ありがとうございました
お礼
やはり具体的な事例というのは見つかりませんでしたか・・・私も探してはみたのですが見つからなかったのです。 わざわざ調べていただいてどうもありがとうございました。