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インターネットで自分の情報が流れている
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa0305.html ↑によると、インターネットで自分の情報が流れている、と考えることは、精神分裂病(統合失調症)の症状、と説明していますが、なぜそういえるのですか? 私も、そういう風に思うことがあります。実際、いろんな人がインターネットに書き込みをしていて、プライバシーの侵害が頻繁に行われている中で、そういうことがあっても、不自然ではないと思います。
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こんにちは、統合失調症の家族を持つ者です。 そのような妄想を「個人情報漏洩体験」と呼びます。この妄想の前段階として幻聴があります。 幻聴では自分自身しか知らないはずのことが、あちらこちらから聞こえてくる、ということがあります。「今日おまえは○○しただろう」などです。 本人にとってはそれは幻聴だということはわかりません。「聞こえるような気がする」ではなく「はっきりと耳に聞こえる」そうです。それは誰もいないのに聞こえたり、そばにいる誰かが言っているようにも感じたり、テレビやラジオで放送されていると感じることもあるそうです。 それで、「誰かが自分の秘密を探っている」「盗聴器がしかけられている」「テレビで自分のことを放送している」というような妄想に発展するようです。最近ではインターネットで自分の情報が流れている、というパターンもあるのでしょう。 ただ、「ネットで自分の情報が流れている」ような気がする、というだけで統合失調症と断定するのは危険だと思います。単なる気のせいかもしれないし、実際に個人情報が漏れて新聞に載ったりしている時代ですから、そういう心配をする人がいてもおかしくありません。統合失調症かどうかは、専門医が実際に本人や家族と話したりして、総合的に判断する必要があるでしょう。
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- Syo-ya
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ちょっと気が利く人ならば、誰でも考えることだと思いますよ。 私もネット上で発言していることを普段の生活で発言してしまって、そこからプライバシーの開示に繋がったりやしないか?とか思うことはよくありますし、そのせいで言葉を選ぶこともあります。 またはパソコンの中から、個人情報が流出してやいないか?と考えたこともあります。だからこそセキュリティーの勉強もしたし、対策もしました。 と、いうのも、ネットは怖いという情報がありますし、実際に顧客情報の漏洩事件もたくさんありますし、ネットに潜む恐怖を煽って、セキュリティー商品を買わせようとする人達もいるんですから、これは利用者として不安にならないほうがどうかしていると思います。 ネットを利用したことも、パソコンを見たことも、使ったことも、触ったことも無い人が、「インターネットで自分のことを言われている気がする・・」というのならば、精神科に行ったほうが良いと思いますが、それと、これとは、話が別でしょう。
提示いただいたページのQ&Aは、例としては今ひとつですね。なぜなら、いまどき、実際に「誰かの悪意によって」または「本人の過失によって」個人の情報が流出して出回り、悪意を持って転用されることは「十分ありえること」であり、あまり「ありえない妄想」ではありえません(判りにくくてごめんなさい)。 たとえば、個人情報の流出とか、信じられないね、とか言っている人が、自分のWebページに自分や友人の名前、顔写真入りで日記を書いていたり、なんてことは最近よくあります(私も、勝手にそこに掲載されて「やめてくれ!」と怒っている一人なんですが ^^;)。 そういう状況で、誰がどのように情報を流してしまうかはまったく把握できません。むしろ、「流れても問題が無いようにしておく」くらいの心積もりで居るほうが安心かもしれません。 ということから、私も、puddinさんのご意見に賛成です。本当に「妄想、思い込み」としてそう考えている場合は仕方ありませんが、一般的な例としては、あまり良い例ではないと思います。 提示いただいたページ製作者が言わんとしたことは、おそらく 「流出されていないにもかかわらず、流出した、と自分で勝手に思い込むような場合...」 なんですけど、あの文面では「ネットにデータ流出を懸念する」=「分裂症の初期症状」、と誤読されても仕方無いと思います。
- nobuchi
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リンク先を拝見しましたが、これらは「ありえない事を想像して」という前提があるから問題なのだと思われます。 「プライバシーの侵害」という事は、そういう事実があるのですよね? 掲示板の文章や、自分のプライベートが公開されたという物的証拠が存在して、第三者にも確証を持って説明できる状況であるはずです。 しかし、「根拠の無い不安」であると・・。 リンク先の例だと「周りの人の視線がすごく気になります」「みんなが私のことを見て笑っている気がするのです」「私が考えていることがわかるのでは?」 これらは、自身でも説明できない、物的証拠も無い「思い込み」のレベルですから、ネット上の「侵害」とは別レベルの問題だと診断されて当たり前だと思うところです。 しかして逆に言えば、「心の持ちよう」で、 人の書き込みを「私の事を書いている」だの、アクセス解析を見て「私の情報が盗まれてる」なんて思い込むパターンもあります。 でも、それらも第三者には証明できない「思い込み」のレベルだと、これは「心の問題」となって然るべきです。 普通の人の多くは、それらの書き込みの「誤解」を解いたり、アクセス解析に対して仕組みを「理解」する事で、自らの「不安」を解決できますが、それでもなお論理的ではない「思い込み」が解けないと、これは「心の病」だと言えるのです。
お礼
ご家族のお話に基づいた説明は参考になりました。ありがとうございます。