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突っ込み
いつもお世話になっております。「突っ込みを入れる」というのはどういう意味なんでしょうか。笑いを取る指摘なんでしょうか。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1076062 上記のページの文章の中で二箇所「突っ込み」に関する言葉があります。 1.わたしは「そんなくっついたり離れたりくっついたり離れたりして飽きないか!?」とツッコミを入れたくなりました(^_^;)。 2.DVDが出たので、欲しいと思っているのですが値段が高いの……(T_T)。いつか(っていつだ?……←これもツッコミ。自分で自分に突っ込んでいるんですね)お金持ちになったら買おうと思います。 それぞれの「突っ込み」はどんな役割を果しているのでしょうか。日本語の奥の面白さがまだ悟ることができないので、どこが面白いかあまり理解できません。ご存知の方、説明していただけないでしょうか。 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。
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「突っ込み」は、漫才(特に大阪漫才)の「ボケとツッコミ」が言葉の元で、 ここ10~15年くらいで急速に一般的になってきたように思います。 漫才はご覧になったことがあるかと思いますが、 二人の人間が、言葉のやりとりで観客を笑わせる芸です。 二人には役割があって、一人はボケッとした人間を演じ、まぬけなことを言ったり、 普通は疑問に思わないようなことを疑問に思ったり、普通はありえないような作り話をしたりして、 観客を笑わせます。(ボケの役割) もう一人は、反対に、過激だったり、いかにも常識的な人間を演じたりして、 ボケにすばやく反応し、ボケが言い終わる間もなく、「そんなわけないだろっ!」のような言葉を やりとりの中に「突っ込んで」笑わせます。(ツッコミの役割) そこから転じて、相手の話の変な部分や、信じられない部分、つじつまの合わない部分を指摘することを 「突っ込む」「突っ込み」と言うようになったと理解しています。 ツッコミには常に「からかい」の感情が含まれているので、面白いのだと思います。 例に出された 1.は、くっついたり離れたりをひんぱんにくり返している男女をからかっている 2.は、自分の発言なのに、直後に自分でからかっている から、面白いと思えるのでしょう。(面白いと思えない人も当然いると思いますが) これでお解りになりますでしょうか…?
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- goose_post
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カタカナで書かれた単語は、業界用語や隠語の場合があります。 ・刑事「ホシを逃がした」 (ホシ=犯人) ・料理人「シャリもってこい」 (シャリ=白米) 業界用語は、その業界の人だけが使う特殊な言葉使いですから、本来は一般の人が知らなくて当然なのですが、誰もが知っているだろう見なされている業界用語がいくつかあります。上にあげたカタカナがその例です。ドラマを制作する側は、リアリティを出すために、すでに知られている業界用語をよく使います。 ・この報告書は突っ込みが足りない とあれば、ここでの突っ込みは、一般的用法通り「深く立ち入って探りを求めること」を指します。 ・ツッコミを入れたくなりました とカタカナで書かれていれば業界用語になり、その意味するところは、日本のお笑い芸能である掛け合い漫才の役柄の「ボケ・ツッコミ」です。舞台芸術である能楽にも「シテ・ワキ」などカタカナで書かれる役柄の言葉がありますが、これに似た使い方なのでしょう。ホシが犯人というのは、職業上の必要性から完全な隠語となっていますが、ボケ・ツッコミは対応する、そして意味のそう違わない言葉が存在しますから、それが返ってややこしかったかも知れませんね。 (全ての業界用語や隠語がカタカナで書かれているとは限りません) ボケ・ツッコミという言葉は役柄の意味だけに留まらずに、役がこなす動作までも意味するようになりました。「ボケをかます ⇔ ツッコミを入れる」で、対になります。笑ってもらえると「ウケた」ことになります。他によく使われるこの手の言葉に(俗語ですが)「天然ボケ」があります。「ボケ」は意図的に馬鹿なことを言うのですが、意図せずして馬鹿なことを言うと「天然ボケ」になります。(つまり、馬鹿と言っているのと同じ) ボケ・ツッコミの内容と[1][2]の解釈については、他の方が説明されているので省きますが、ツッコミの面白さは、決して日本独自のものではないと思いますよ。ジャッキーチェンの映画にボケ・ツッコミのトークで笑いを取るシーンなど多くあったように思います。 --- > 質問文の中で不自然な表現がありましたら ・日本語の奥の面白さがまだ悟ることができないので、 「奥の」は大抵は物理的な位置関係に用います。抽象的な意味ですから「奥深い」などがより適切でしょう。「が」と「悟る」も直して、「日本語の奥深い面白さをまだ理解できていないので、」だと自然です。
お礼
いつもお世話になっております。 早速のご返事とご添削ありがとうございました。大変いい勉強になりました。ホシとシャリのことまでもご親切に教えていただき本当にありがとうございました。
A「明日デートなんだ」 B「へー!やったなぁ、よかったじゃないかぁ!」 A「ディズニーランドに行くんだけど、どう行くかな。 首都高ってわかりにくいっていうけど、どっから乗ったらいいの?」 B「それはだなぁ、こうこうこうでここから乗って…」 A「ふんふん。なるほど。」 B「それから、ここから○号線に入ってだなぁ」 A「ふんふんふん」 B「それから」 A「ふんふんふんふん」 B「してもって」 A「ふんふんふんふんふんふんふんふん…」 B「最後に…って、お前車持ってねーだろ!!」 A「ふん?」 B「免許もねーだろ!」 A「ふんふん?」 B「ア、頭いて…」 「車持ってねーだろ!!」とか「免許もねーだろ!」とかいうのが一応突っ込みのつもり(一部言葉が汚くてゴメンナサイ)。 要するに現実に目覚めさせるせりふなんですけど、相手はボケ役ですから、あまり応えていないわけでまた次々とボケを連発するわけですよ。夢のようなことをさんざん調子に乗って語った後で、目覚めさせられるのでそのギャップというか落差に笑わされちゃうわけなんです(もちろん全然面白くない時もありますから、笑わなきゃいけない理由なんて全くアリマセン)。ボケ有っての突っ込み、突っ込み有ってのボケです。 外国のコメディなどでも、唐突に "What on the earth …?"とか"Who in this world does …?"などと醒めた問いを発して笑いを取るところがあると思うんですけど、あれと同じ感覚だと思いますよ!
お礼
早速のお返事ありがとうございました。 理解しやすい会話で説明していただき大変いい勉強になりました。よく理解できました。本当にありがとうございました。
- company939
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不自然な表現ではありませんが・・・ このような場での表記のしかたをもう少し工夫すると、回答しようとしている方々へ親切かもしれませんよ。 というのは何かと言うと・・・ 改行を意図的に使ったり、1行おいたりしてまとまりのある文体を使うととても見やすくなりますよ。 文法の本来の法則からは間違った使い方だとは思います。 質問文を見る限り、質問者さんの表記は文法上では全く問題ありませんが、ハッキリ言って雑然としてよみづらいです。 ご一考ください。m(_"_)m もひとつ気になったこと!。 >>日本語の奥の面白さがまだ悟ることができないので ↑「悟る」とありましたが、意味は決して間違いだとは思いませんが、「さとる」ってあまり会話文では使いませんよね。 「悟る」は古語や死語でもありませんが、これを使うことで文面が堅くなってしまいますよ。 「理解できていない」とか「身に染み付いていない」とかのほうが一般的かも でも文章全体はとてもキレイな日本語ですよ。 余計なお世話でした。m(_"_)m
お礼
早速のお返事ありがとうございました。 以前は掲示板で改行して書いたんですが、文頭に一文字空けて、まともな日本語の書き方になるので、このような書き方によりよく慣れて身に付けたくて、今のような書き方に変えてしまいました。ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。 「身に染み付いていない」は以前知らない表現です。大変いい勉強になりました。覚えておきます。 >余計なお世話でした。m(_"_)m いいえ、とんでもないことです。これからもぜひ私の間違いをご指摘ください。本当にありがとうございました。
- RickRin
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No.2補足です。 「突っ込み」を「入れる」という言い方は、 おそらく元々は漫才の芸人さんたち独特の、業界用語のようなものだったと思います。 それが、一気に広く知られるようになった時、 「業界用語を一般の人々が使う」ということも、面白く思える原因の一つなのではないかと思います。
お礼
再びありがとうございまいした。 まるで漫才の中で、突っ込みの役割が果たしている突込みを入れるということのようですね。
- shangyan
- ベストアンサー率41% (117/284)
相手が話をしている途中で、その話や行動に整合性がないことや疑問があることを指摘することです。 漫才をご存知でしょうか?二人の人が話をしながら客を笑わせる芸です。一人が「ぼけ」、ひとりが「つっこみ」です。「ぼけ」が、とぼけた変な話をした時、「つっこみ」がすかさずそれをつっこんで客の笑いを誘うという話芸です。 日常会話のなかでもつっこみをいれることがありますが、 その結果、笑いをとることもありますが、相手を傷つけたり、辱めることもあります。 心の中で、つっこみを入れることもあります。 日本人はよくドラマを見ながらつっこみを入れます。登場人物の行動や話を変だと思ったとき、物語の構成が変だと思ったときなどにつっこみを入れます。 例文1がその例ですね。ドラマを見ながら、その内容の変だと思う部分につっこみを入れています。 例文2は自分で自分の話につっこみを入れています。「いつかお金持ちになったら買おうと思います。」という自分の考えの「いつか」に対して疑問を呈しています。 1も2も笑いを誘おうとして書いているわけではなく、ただ自分の意見を述べているだけです。
お礼
いつもお世話になっております。 早速のお返事ありがとうございました。大変いい勉強になりました。「突っ込み」は掲示板でもよく見受けます。確かに鋭く指摘する様子がおもしろく感じる以外、相手を傷つけたり、辱める例文も読んだことがあります。
- harusora
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そうやって質問されると、確かに奥が深いですね、日本語って……どう説明すればわかりやすいかなあといろいろ考えてしまいました。 「つっこみ」というのは、元は漫才の用語ですね。 (「漫才」はご存知でしょうか?) わざと馬鹿なことをしたり、言ったりした人に対して、「おいおい、そうじゃないだろう」ということを鋭く指摘する様子が、おもしろく感じられるわけです。 それが転じて、日常でも「指摘する」ときに使われるようになったのだと思います。 上記の二点の「ツッコミ」ですが……。 1の場合は、「言ってやりたくなった」というのと同義だと思います。 「指摘する」という意味ですが、「指摘したくなりました」では文章が硬いので、日常的に使う「ツッコミを入れたくなりました」という言葉になったのだと思います。 2の場合は、「いつかお金持ちになったら」ということですので、ご本人が、「お金持ちになんていつになったらなれることやら」という冗談混じりで「それはいつ?」と自分で指摘しているわけです。こちらは笑いを取る、という意味になると思います。 質問中の文章ですが、 「日本語の奥の面白さがまだ悟ることができないので、どこが面白いかあまり理解できません。」 というところの前半は、 「日本語の奥の面白さをまだ悟ることができないので……」 と、「が」を「を」にした方がいいと思います。 「が」を使う場合は、 「日本語の奥の面白さがまだわからないので……」 になると思います。 こちらの文章の方が自然だと思います。 こうして書いていて、「この表現はわかっていただけるかな?」とか、「こんな言い方じゃ伝わらないかも……」とか、いろいろ考えました。 書く方も勉強になりますね(^-^) もしわかりづらいところがあったらごめんなさい。 改めてお答えしますのでまた質問してください。
お礼
早速のお返事ありがとうございました。 よく理解できました。大変いい勉強になりました。 「が」のご指摘にも心より感謝致します。これから気をつけます。
お礼
早速のお返事ありがとうございました。 よく理解できました。ボケの役割とツッコミの役割のご説明がとても理解しやすいと思います。大変いい勉強になりました。