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伯備線経由の寝台特急出雲。その2

台風23号の災害により現在寝台特急「出雲」は山陰本線を通行できず伯備線経由で運行されています。 この下り出雲は米子以東の鳥取、豊岡などへ旅行する乗車客を救済する目的で運行されているのかと思いましたがそうではないようです。 米子以西に行くのなら「サンライズ出雲」の方が便利で快適でしょうから「出雲」にわざわざ乗車する客はほとんどいないと思うのですが。いったい何のために運転されているのでしょう。何か理由があるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • aobajyo
  • ベストアンサー率68% (26/38)
回答No.6

 こんばんわ。山陰線利用者です。  理由についてはこれまで回答がいろいろありますのでおまけだと思ってください。   山陰本線最大の難所(鉄道マニアにとっては撮影名所)「餘部鉄橋」はご存知のことと思います。昭和61年12月28日にお座敷列車「みやび」が転落事故を起こしました。この事故以来、風速20M以上の風が吹くと、列車は規制され、通過することができなくなりました。この、風による運休が年間100本以上あります。  このために、「出雲」には、あらかじめ餘部鉄橋通過不能時の迂回ダイヤが設定されています。(先日の改正で廃止になった「だいせん」にもありました)。一般には公表されていませんが、それが今回使われていると思われる、山陽、伯備線経由のダイヤです。  No2のspica777さんが回答されているように、伯備線内では他の列車の間合いに走らせているのですが、定期列車より1時間しか遅れないのは、山陽本線の威力もありますが、良くできたダイヤだと思います。  あらかじめ迂回ダイヤがあるので、運休させず、お客さまが少なくても運転するのは仕方のないことでしょう。米子以西のお客さまからみれは、餘部鉄橋が通れなくても迂回運転するのに、豊岡付近(和田山⇔福知山間は30日開通予定)が通れないと運休、というのは納得できないでしょうし。    こんなことも理由ではないでしょうか。  余談ながら「餘部鉄橋」は架け替えを計画中です。早ければ2010年にもコンクリート橋になってしまうかもしれません。

hasuikeya
質問者

お礼

ありがとうございます。 そんな事情があったのですか。とてもわかりやすい説明をしていただきました。

その他の回答 (7)

  • ussa777
  • ベストアンサー率38% (20/52)
回答No.8

No.7okuyukiusu様へ >西日本の運転規制情報が東京近郊で一切知らされておらず、連携のマズさ。 下記にもありますがJR西日本の内部ですら迂回運転の情報は徹底されていません。ましてJR東日本では会社も違うし・・・。 事情はいろいろあるのでしょうが、サービス業としては疑問を感じます。ちなみに運転士は各鉄道会社の職員ですが、車掌は全区間西日本の職員ですので、乗務前に情報が入るのでしょうが。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1059186
hasuikeya
質問者

お礼

ありがとうございます。 大きな駅にはJR各社のホームページを自由に閲覧できる情報端末を設置してもらいたいものです。

回答No.7

蛇足の回答になりますが、数年前、東京から出雲に乗って鳥取に行く際に、餘部鉄橋が強風で迂回になった事があります。 鳥取からレンタカーを利用して津山方面を回る予定でしたが、 岡山から津山線・因美線など使うと鳥取着が10時を回る(定時より3時間くらい遅れる)為、岡山にて下車して、そこでレンタカーを改めて借りなおす事にしました。。 精算窓口にて (1)目的地到着が2時間以上遅れるので、特急券払い戻し。 (2)寝台は6時以降まで利用したので、払い戻しなし。 (3)東京⇔鳥取の「レール&レンタカー」については レンタカーは不使用証明をもらい、岡山にて別途借り直し。 (4)乗車券は正規の東京⇔岡山と、割引の東京⇔鳥取の差額を精算。 となった記憶があります。 岡山の駅員さんも想定外の事だったようで、 規則と多少異なった対応かもしれません。 私が不満だったのは、西日本の運転規制情報が東京近郊で一切知らされておらず、 実際に東京駅で乗り込んでみて初めて、迂回運転である事を知った、という連携のマズさ。 福知山へ行くお客さんが、深夜の京都で降りて、普通列車2時間待ち、という事態に立腹されてました。 私の場合も、姫路下車⇒播但線始発なら、そこそこの時間には鳥取に入れたのですが、 姫路下車はどうしても出来ない、と断られました。 東京から山陰地区に行く場合、列車前提だと新幹線利用でもそれなりの時間と乗り換えの手間がかかり、 直通需要はそれなりにあります。 サンライズも乗った事はありますが、効率的な設計である反面、かなり窮屈な印象があり、 特に大きな荷物持ちだと、荷物の置き場に困ってしまいます(私も経験あり)。 時間を急ぐ方はそもそも出雲(含むサンライズ)には乗りませんから、 ゆとりを持って移動したい方の為に存在していると言ってよく、 そのような需要が山陰にはある。 その為ではないでしょうか。 未だに類似区間で複数の夜行列車が設定されているケースは数少なくなりました。 それだけの需要があるというのは、嬉しい事です。

hasuikeya
質問者

お礼

ありがとうございます。 列車に乗り込んでから目的地に行きませんといわれても困りますよね。出発時間の遅い夜行列車なので替わりの交通手段もありませんし。 ところで今日、30日夜東京発の「出雲」に乗らず「サンライズ」に姫路まで乗り播但線の普通列車に乗り継ぎ豊岡に到着しました。「サンライズ」の乗り心地は良好でしたが、朝5時30分姫路駅乗換えのためほとんど睡眠できませんでした。

  • denca
  • ベストアンサー率32% (17/52)
回答No.5

列車というものは本来、時刻表に載せた限りは運行させるために最大限努力されるものでした。国鉄時代にはそれだけの使命感やそれを成し遂げた誇りがありました。飛行機も高速道路も不便であった時代には需要も今とは比較にならないくらい高かったと思います。 民営化されてからも「出雲」が雪害で20時間遅れ(自信なし)て終点に着いたことがありましたので、今がだめということではありませんが、最近は台風が接近しただけで早々に運休が決まってしまうことが少なくありません。 これは、代替輸送機関がある程度確保できるようになったので、大幅な遅れを出して乗客に迷惑をかけてまで走らせる必要が薄れたとの判断があるのではないかと思います。 今回の迂回は長期運休を避けることや、2番の方の意見のようにサンライズ出雲だけではまかないきれない需要(個室主体なので定員が少ない)に応じることが目的であろうと思われます。 昔のように使命が重い時代であったら大阪または姫路から「出雲リレー号」のような臨時列車が走ったかも知れませんね。

hasuikeya
質問者

お礼

ありがとうございます。 そういえば題名は忘れましたが、30~40年前?の映画で山陽本線を嵐の中ブルートレイン(さくら?)を必死で運行する内容のものがありましたね。

  • ussa777
  • ベストアンサー率38% (20/52)
回答No.4

「出雲」を運転休止に出来ない最大の理由は、毎日定時に輸送する荷物輸送にあると思います。出雲市よりに荷物車が連結されていますが、これに積み込む荷物は相当な量があると考えます。 3ヶ月前に大阪駅で見た「あさかぜ」の場合は関西の新聞社の日刊紙と、スポーツ紙それぞれ200部位を東京までと、書類袋数点でしたので、1号車の業務用スペースに搭載していました。 東京から関西以西のブルートレインには、荷物車が連結されています。 ブルートレインは東京の官庁・企業と地方のパイプラインになっていると思います。

hasuikeya
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、そういう理由があるのですね。

  • spica777
  • ベストアンサー率33% (20/60)
回答No.3

No2で回答しものです。記入漏れありましたので一言。 岡山で「やくも」に乗り換えるときは「出雲」の車掌に手持ちの特急寝台券(到着駅が米子以西の)を示し指示を仰ぐ。 すなわち 1 車掌の指定する「やくも」の自由席に乗車すること。 2 この場合「やくも」の特急券は必要としない代わりに、「出雲」の払い戻しもしない。 という条件があります。これと同じような振り替え乗車は過去に「サンライズ出雲」で、東京到着直前に経験したことがあります。

hasuikeya
質問者

お礼

ありがとうございます。私にしてみれば、ゆっくり寝ていきたいので、せっかく寝台券があるのに乗り換えるのはもったいないような気もします。

  • spica777
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回答No.2

おはようございます。 「出雲」は岡山発車後、ほとんど回送列車と同じ状態で運転され、米子・出雲市方面の客は、岡山で「やくも」に乗り換えているようです。 つまり特急サービスを代行できる「やくも」に接続させる目的のために岡山まで運転されていて、車両基地に入れるために、岡山以西は特急とは思えない所要時間(単線区間を定期列車の合い間に運転のため)で運転されています。 「出雲」を運転休止にし「サンライズ出雲」のみとしたとき需要をまかないきれないようです。 出雲市到着は定期列車に比べ約1時間遅れの状態です。 姫路駅に停車しないのは播但線を代行列車が特急並みのサービスを提供できないためと思います。

hasuikeya
質問者

お礼

ありがとうございます。 10月30日東京駅発の「出雲」と「サンライズ出雲」を観察しましたが、「出雲」の乗客は20人もいないぐらい、「サンライズ」の乗客は多くはありませんが数えられないくらいでした。

  • tokyomt
  • ベストアンサー率30% (204/669)
回答No.1

運転するかしないかは、最終的には寝台券の発売状況を考慮して決定するでしょう。もし本当にそういう性質の列車であれば、わざわざ運転せずに運休するはずですよね。でも、そうせずに迂回してでも運転するということは、米子以西にもそれなりの需要があるのでは?

hasuikeya
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。10月30日東京発の「出雲」から通常通りの運転が再開されたようです。

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