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憮然という言葉
以前の質問で「憮然」の誤用についてのものがありましたが、その後気になって小説を読むたびにチェックしているのですが、一流作家の作品、直木賞受賞作も全て「憮然」を“ムッとして黙る”の意味で使っています。 例の新聞記事が出た後、作家さんたちは憮然の使い方を変えるのでしょうか? また既に出版された作品とかは再版の時に訂正するのでしょうか? いかが思いますか?
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辞書で調べるとわかりますが、その作家の使い方であっています。 例の新聞記事を検索して読んでみましたが、設問が不適切であると思います。 憮然は失望してがっかりしている様子を表す言葉としても使えます。 また、思ったようにいかず不満な様子を表す言葉としても使えます。 不満に思うことと腹を立てることは違うと言えば違うのですが、紛らわしい選択肢です。 以前は正しかった言葉が、間違った言葉に取って代わられることはよくあります。 たとえば洗うことを「洗滌」といいますが、正しくは「せんでき」と読みます。しかし、「せんじょう」という間違った読み方が一般化し、さらに「洗浄」という文字に取って代わられてしまいました。なお、洗滌のさらに元をたどると仏教用語のようです。 本来間違っているから「洗浄」という言葉を使うな、ということにはならないでしょう。 憮然の語源を遡るとどのような意味になるのか詳しくは知りませんが、現在では「不満足な様子」を表すことが普通です。
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- kanpyou
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受賞される作家さんは、「その時代を代表するものだ!」といわれています。 誤用なのか、それとも意図的なものか?、はたまた時代の流れなのか?...
お礼
回答ありがとうございます。 誤用ではないみたいですね。 全然関係ないのですが、なぜ私のPCのIME(MS)は“誤用”が変換候補に出てこないのかなあ (ーー;) すいません、失礼しました。
アマチュア作家です。 作家の中には、「分かりやすい」という理由でわざと間違った使い方をしている人がいます。 というより、ほとんどの作家が1語くらいはそういう言葉を持っているじゃないでしょうか。 たとえば俺も「確信犯」という言葉を正しい意味で使うことはほとんどありません。 もちろん知っててやってるんです(^_^; たまに言葉に詳しいという設定の人物がいたりすると、そのセリフの中で「故意犯」という言葉に置き換えていたりするくらいです。
お礼
回答ありがとうございます。 作家さんからのお答え感謝します。 >ほとんどの作家が1語くらいはそういう言葉を持っているじゃないでしょうか。 なるほどそういうものなのですね。 でも、やっぱり知ってて使っているのがミソなのでしょうね。 知らずに使っているのは恥かなあ… ありがとうございました。
- hijyousyudan
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言葉は生き物ですから・・・ 物書きは、読んだ人が分かる言葉で書いてナンボ。 辞書と違っても、読者が分かれば問題なしです。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、そうですね。
お礼
回答ありがとうございます。 読ませて頂きまして、私もあの新聞記事が不適切だと改めて感じました。 記事を読んで慌てて自分の文章の“憮然”を探して、“憤然”等に書き換えてしまいました。 責任とって欲しいなあ(笑)。