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TVニュース等でなぜ野球以外のスポーツは扱いが小さい?
サッカー日本×オマーン戦の試合終了が平日深夜1時台にもかかわらず、平均視聴率20%というかなり高い数字を出しました。 しかし、その当日は多少取り上げられたもののやはり野球のゴジラ松井メイン。 小中学校と男女合わせたら意外に一番人気がある思われるバスケも田臥勇太選手が、日本人初NBA選手になった時ですら取り上げるか取り上げないかくらい。 (スラムダンクという漫画でバスケを広めた作者井上さんも最終巻のあとがきでマスコミの扱いが相変わらず小さいと嘆いていらっしゃいました) 今野球はスポーツ界の中でダントツ人気と言うわけでもないのになぜここまで特別扱い、逆に言えばなぜ野球以外のスポーツの扱いがこんなに悪いんでしょうか? 上記に挙げた日本代表は少なくとも視聴率という結果を挙げているのだからもっとイチローの時みたいに特集を組んだりしてもいいと思うし、「バスケを報道しないのは人気が無いからでは?」と思う方もおられるかと思いますが、人気が無いのはマスコミが取り上げないせいも大きいかと思います。
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ズバリ、 スポンサーとメディア側の発想が古いからだと思います。 20年ほど現状認識がずれているでしょう。 その業界の人間ではありませんが、どの番組でも制作責任者、或いは番組編成の責任者の年齢は40歳台以上ではないかな、と思います。 この年代の人間は基本的に相撲と野球しか知りません。 それも野球では圧倒的に巨人です。 彼らにとっては、サッカーのW杯予選より、パリーグのプレーオフや日本シリーズの方がはるかに興味あるはずです。 あとはゴルフくらいかな ・・・ 彼らは自分でもやりますからね。 一方、バスケやサッカーの方が注目されるのは30歳前後までの世代ではないでしょうか。 ところで、メディア側の現状認識が20年ほどずれているというのは、スポーツ関連だけではなく、政治面でも同じですよ。 自民党の政策は何をしても全て 「悪」、 野党はどれだけ選挙にボロ負けし、国民にソッポを向かれても 「善」 という扱いが多いと思います。 これは55年体制からの古い発想からメディア自身が未だに脱却していない証拠でしょうね。 もうひとつ。 平成13年に小泉政権が誕生し、新内閣の閣僚人事を決定するときのメディアの取材方法ですが、各派閥の領袖の動きだけを注視するという古来からの方法を踏襲し、その結果、取材現場が大混乱した事がありました。 小泉首相はそれを聞いて、 「構造改革しなければいけないのは、まずマスコミだな」 と呟いたとか ・・・ あと、スポンサーやメディアの担当者とすれば、野球を中心に番組編成をしていれば、役員など年寄り連中には印象がいいでしょうし、仮に低視聴率など問題が発生しても他に責任転嫁しやすいのではないかな、と感じています。 野球関連番組は歴史が長いですからね。 これを、思い切って若い世代に人気の高いバスケやサッカーを中心にして、もし失敗でもすれば、もろに責任がかかってくる制度になってはいないでしょうか。 そうだとすれば、担当者の本心は別でも、野球さえやっていれば、とりあえず安心という事になるんでしょうね。
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- xxkissxx
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一般的なTVのニュース(スポーツニュースのコーナー)では伝えられる時間は短いかもしれませんが、 「すぽると!」等のスポーツニュースのみの番組ではサッカーは長く時間を割いて放送されていますよ。 それにオマーン戦の翌日の朝のワイドショーでもたっぷり前日の試合について放送されました。 特にフジの「とくダネ!」はダイエーの再生機構に支援を要請したニュースを差し置いて、トップ項目として扱われていました。 でも全体的に見ると確かに野球に比べて扱いが小さいですよね。 何となく野球とTV局の繋がりが強いのかなぁと思います。 確か各局それぞれプロ野球チームのスポンサーだったかになっていますよね? その関係もあってプロ野球のニュースにも力を入れているのかなぁと思っています。 メジャーはTV中継で見られない分、多く放送しているのではないでしょうか? 私はそれよりゴルフの扱いの方が気になります。 確かにゴルフをやる人は多いのかもしれませんが、少なくとも他のスポーツと比べてもそんなに生中継をする必要がないと思います。 よく看板番組を潰してまで放送していますが、そんな必要があるのか疑問に感じてなりません。 土曜や日曜なんてどのチャンネルを見てもゴルフ中継か競馬しかやってないってことも多々ありますし。 プロ野球は見たりもしますがゴルフは見る気も起こりません。 それを考えても結局はTV局の都合や番組を作る側の好みや趣味?なのかなぁと思います。
- hakufu
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日本代表1次予選突破と松井選手との報道の差についてですが、 サッカー好きの私としても所詮突破して当たり前(もし負ければ地獄!のところまで追い詰められたけど、結果だけ見れば残り1試合残しての全勝突破だし)の1次予選突破に過ぎず(突破して当たり前、この当たり前の事を当たり前の様に実行した選手達は本当に凄いと思います)まあ、地区優勝を賭けた戦い、相手はNYの宿敵レッドソックス、そしてその試合で5打点の活躍!なら報道の差はこんなもんだと思います。 日本がW杯出場決定なら、きっとNYがワールドチャンピオンになってもメディアはサッカー一色になると思います(ならなかったらキレますね)。 所詮日本のメディアなんて、何が凄いか!よりも大衆が何が好きか?の方に向いてしまいます(野村選手が金を獲っても田村まさかの銀の方が新聞の1面だし、野村前人未到の3連覇よりも谷2連覇の方が1面だし)。 ホントに日本人がNBAプレーヤーになった事はプロ野球選手がMLBに行く事よりも遥に凄いと思いますが、それでもメディアは知名度も低く、馴染みの無いバスケ選手より知名度があり馴染みのある野球選手の方が大衆ウケすると考え、また大衆もその方が喜ぶので報道に差があるのです。 日本のメディア、大衆は本物よりも人気が上!なのです。
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大衆が何が好きか? だったら数字が優先されるべきだと思うんですけどね。 例えばフジテレビがバスケを日テレの野球みたいに集中してまあ1年くらい放送したら桁外れに人気が出ると思います。 何がいいたいかというと、 マスコミはブームを作り上げてるんじゃないかなあと。 ありがとうございました
- ADEMU
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やはりスターがいないからではないでしょうか? 卓球では福原愛、女子ゴルフでは宮里藍とかスポンサーが喜ぶような選手が出てこないと盛り上がらないのではないでしょうか。また、競技人口やファンの数にも影響してくると思います。 テレビも番組を作る上で小さいときから追っかけていたり、生い立ちがドラマチックだったりと制作上万人受けするものだったり、感動ものだったりすると(あとで使いまわしもできるものもある)視聴率も稼げるし、コーナーの目玉にもできます。 確かにバスケットボールも田臥がアメリカへ行ったときにはある程度の番組では取り上げましたが、追随する人が少ない(野球やゴルフなどはあとから追随している)とどうしても本当の夢物語になって、いまいち現実味に欠けるのであまり盛り上がらないのではないでしょうか。 もっと競技人口も増えてスポンサーも金をだせばもりあがりそうな競技はいくらでもありそうですが、いかんせん不景気ですからスポンサーが減ってきてますよね。
お礼
スター選手ですか。 もしNBA入りするのがスターの証だとしたら、スター選手になるのは、他の球技、競技より相当難しいですよ。 野球の場合日本では70年という歴史があるし、あまり体格が関係ないですからイチローのような小柄な選手でも活躍出来ますし、サッカーでもフィジカルが強いに越したことは無いですが日本人の体つきでもプレーできますが、バスケは、他と比べて本当に体格の重要性はおおきいですよ。 180で小さいと呼ばれ、2M級がごろごろいる世界ですから。 田臥も小柄ですが、それをカバーするセンスは本当にハンパじゃないと思いますよ。 でも不景気でみんな腰引けているのはあるでしょうね。 あ、あとサッカー日本代表はどうだと思いますか? 今日も相変わらずTOPニュースはゴジラでした。 私はあまり見たこと無いんですが松井選手が所属するチームの試合ってそんなに視聴率取れているんですか?
- SPLINTER
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野球やサッカーは今更説明しなくても多くの人がある程度判るのでマスコミ側も楽ですが、マイナースポーツは試合のルールから起源、業界の現状やどの選手が人気あるか、その選手の生い立ち等まで説明しなければなりません。 限られた紙面、放送時間内でまとめるのは至難の技です。そこが記者や編集者の腕の見せ所なんですけどね。悲しいですが世間のニーズに合わせなければやっていけないでしょう。 私も世間ではマイナーな格闘技を経験して格闘技に対して偏見や勘違いしている人がけっこう居る事に気付きました。マスコミは利用次第でプラスにもマイナスにも成り得る恐いものだと思いますよ。
お礼
野球の視聴率が低下してファンの方には申し訳ないですが、マイナーなスポーツが表に出るいいチャンスだと思うんですよね。 なにせ今まで独占してきたぶん新鮮さとかインパクトでは負けないと思うんですよ。 それにマスコミ側だってもし成功すれば、新しい市場が出来ていいチャンスだと思うんですが、そんな面倒臭いことをするより、目先の視聴率のほうが大事なんですね。 でもそうすると日本代表の試合は視聴率も相当稼げるのに扱いが小さいんですよね。 う~ん。 >マスコミは利用次第でプラスにもマイナスにも成り得る恐いものだと思いますよ。 確かにそうですね。マイナーなものは、仰るとおり放送時間、紙面が限られているからインパクトがある一面しか取り上げられないんですよね。 それが誤解を招くことも充分ありますね。 そういえば格闘技って最近凄い人気じゃないですか? もしかしたらこれがマイナースポーツが表に出たいい例なのかも。そしたら期待できますね ありがとうございました。
お礼
>どの番組でも制作責任者、或いは番組編成の責任者の年齢は40歳台以上ではないかな、と思います。 この年代の人間は基本的に相撲と野球しか知りません。 それも野球では圧倒的に巨人です。 彼らにとっては、サッカーのW杯予選より、パリーグのプレーオフや日本シリーズの方がはるかに興味あるはずです。 実は私も報道する責任者がそういう年代だから野球に偏っているのでは?ということが多少あるんじゃないかなと思っていたんです。 しかしこれではあまりに幼稚だし、マイナーでもプロを目指している子供達などかわいそうじゃないですか。 なのでありえないと思ってこの質問には書かなかったのですが・・。 もし本当であれば(というか事実出なければ説明できない)、実に保守的というか閉鎖的というか。 前からマスコミの空回りは思っていたんですが、本当に時代のニーズに合わせてというより強引にニーズを作り上げているような感じですね。 本当に参考になりましたありがとうございます。