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アマチュア無線について。
アマチュア無線というジャンルの趣味がありますが、それについていろいろ知りたいんです。 そもそもアマチュア無線って何なんですか?。 いろんな周波数を使うという事は盗聴や、通信の傍受などが出来てしまうんでは?。 何が面白いの?。 醍醐味は?。 などなどいろんな疑問があります。
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そうですねえ、携帯とか一般的になった現在では「何が楽しいの?」は正直な感想だと思いますよ。 少々堅い話になりますが・・。 本来、電波ってのは限られた資源です。 かつて無線が珍しい時代、「アマチュア研究家」によって、新しい周波数帯の実験や有効利用が検証されて、現代のテクノロジーにつながってきました。 この気概は現在も健在です。 「アマチュア無線」の楽しみは、自らが行うと言う積極的な姿勢にあります。 楽しみ方は大きく分けて、 『自ら送受信のセッティングを工夫する技術派。』 『不特定多数との出会いを楽しむ交流派。』 に分けることができます。 技術派の方は、無線機やアンテナの自作、電波の特性を利用した実験など。 また、かなり前からPCと組み合わせ無線を使った「パソコン通信」などといった新しい分野の開拓に楽しみを見出しています。 交流派の方は、現在のネットを想像してもらえばいいですね。不特定多数と交流する事、それ自体が楽しいのです。 例えば車で交通情報を交換したり、山に登っていつもと違うロケーションを楽しんだり。 自分の無線電波がどこまで達しているか確認する作業も楽しいものです。 それから、アマ無線では「QSLカード」という名刺のようなハガキを交換する慣習もあり、遠くの地方や珍しい無線局、個性的なカードの収集など楽しんでいます。 他にも、地域の「アマチュア無線クラブ」のような団体では通信数を競う「コンテスト」や、電波をつかった「かくれんぼ」、「鬼ごっこ」、隠された発信機を探す「FOXハンティング(狐狩り)」、また それの国際基準ルールのARDF、など様々なレクリエーションが存在します。 現在、ご質問にあるように「盗聴」「傍受」と言うイメージが先行してしまってますが、それはマスコミの与える悪い部分が誇張されたものと思ってください。 なぜなら、現在の電波法では実質 ほぼ誰でも無線機が買えますから「受信」「傍受」も免許が無くても出来る事なのです。 しかし、決められた以上の出力の電波に関しては「送信」「発射」は免許がないとできません。「アマチュア無線免許」と「アマチュア無線局免許状」を国から許可されるという厳格な決まりに基づいた行為です。 そして、ちゃんと法律に基づいた行為でもあります。 もちろん・・、違反者はいますけどね。 以上、駆け足できましたが。 目に見えないモノを使って、何十キロも離れた人と交信できる、それは子供の頃に縁日で買ったトランシーバーに初めて触れた時の衝撃に似ています。今の子供は「携帯」が当たり前になってますが、離れた場所で交信するというのはもっと驚いていい事なのですよ。 アマチュア無線4級を学べば、いかに無線が素晴らしいものであるか知る事ができるでしょう。 中学程度の理科知識で十分に合格できます。 携帯なんかでは味わえない感動が君を待っていますよ。 がんばって。 全国で養成講習会を開いてますから 詳しくは、お住まいの地域の「アマチュア無線振興協会」に問い合わせて資料をもらってみてください。 「日本アマチュア無線連盟(JARL)」 http://www.jarl.or.jp/ 「アマチュア無線振興協会」 ←講習会はここで http://www.jard.or.jp/
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- mokonoko
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>いろんな周波数を使うという事は盗聴や、通信の傍受などが出来てしまうんでは? アマチュア無線も規定の周波数の範囲で運用します。 そういう範囲が色々な周波数帯で利用可能になっています。 また「聞くだけ」ならアマチュア無線という範囲でなくても誰でも可能です。 モールス信号(と、それなりの設備)を使えば外国の人とコミュニケーションをとることも可能ですね。 コミュニケーションをとるのも面白いですが、同じ趣味の人に出会える喜びというのもあると思います。 登山中に遭難した時の緊急連絡等にも使われたりします。 通話料は一切掛かりません。
- NANDACORYA
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業務用に対してアマチュアという言い方をします。 それぞれ別に免許があります。 傍受されますが,内容の漏洩は電波法により規制されています。 携帯電話が普及する以前は移動中の通信手段として最適でした。電話代がかからないので…小型機(トランシーバ)でもレピータ(電波の自動中継局)を使用することで遠く離れた無線局同士の交信が楽しめます。 世界中の人と交信できます。 災害時など電話が使えないときでも使えます。 詳しくは下記URLを参照ください。
- 参考URL:
- http://www.jard.or.jp/